100日後に死ぬワニの名前や彼女の先輩ワニとの馴れ初め




きくちゆうき氏による4コマ漫画作品「100日後に死ぬワニ」。文字通り100日後に死ぬ運命にあるワニの日常を描いた作品。

その前日となる99日目は、TVで桜開花のニュースや天気予報を見て笑っているワニが描かれ、本当に次の日の100日目に死ぬことになるのか?と何の予兆もない、何気ない日常が描かれてますね。(そうしたところが何か物凄く怖い感じもしますが)

ここではこの主人公のワニの名前や性格、マンガに出て来る彼女の先輩ワニとの馴れ初めや、関係がどうなるかなどを見てみましょう。

主人公ワニのプロフィール

4コマ漫画の主人公は、緑色したワニ君。

何気ない日常が描かれてますが、1話目から見ると、このワニ君は以下のような人物(というのも変な感じですが)になるでしょうか。

固有の名前は特になく、作品中唯一呼ばれるのが「みどり」(95日目)。

  • 名前:不明(ただその色から「みどり」と犬(モグラ?)から呼ばれてる(95日目))
  • 出身:不明(ただ親里離れて暮らしている様子)
  • 家族:母親あり
    • 年末には帰ってくるの?と母親らしき人からの電話がある(9日目)
  • 好きな食べ物:
    • ラーメン(好物)、肉、(みかんやカップ麺も食べる)
  • 好きなこと:
    • 映画を見る事:「ドクターアニマル」という映画が大好きで「ドクターアニマル2」の公開を楽しみにしている
    • TVを見る事
    • バスケ
  • その他好きなもの
    • 子供
    • 雲布団(通販で注文するが、92日目に犬(モグラ)からもらう)
  • 仕事:
    • CAFE・CAFEという名のカフェでアルバイト(時給1000円。40日目には辞めた)
    • リサイクルショップのバイト(50日目から:時給1000円)
    • プロゲーマーを目指そうと思った(71日目)
    • ゲームの大会に出るが中1に負けてしまう(87日目)
  • 友達/仲間:
    • ねずみ:ゲームとか一緒に遊ぶ仲。バイク乗り
    • ひよこ(鶏):横断歩道で助けた。小屋を作ってあげた。成長したら鶏だった(71日目)
    • 犬(モグラ?):リサイクルショップのバイト(50日目)
  • 特徴的な動作:
    • 子供をあやしたりするときは、ベロをぺろぺろ出す(36日目)
    • この仕草を見た先輩ワニはワニ君にときめいてしまう

主人公のワニ君は、親里離れて暮らし、時給1000円のバイトをしながら生活しているようです。気になる先輩ワニは、そのバイト先で知り合うことになるんですね。

どんな性格?

1日目から順にみて行くと、何気ないワニ君の日常風景が描かれているのが分かります。

そうした中でこのワニ君、あまり何も考えず、好きなことをして過ごす、というタイプに見えます。

恥ずかしがり屋な面があり、たとえば、電車でおじいさんに席をゆずるにも一大決心がいるみたい(よく分かる!(笑))(33日目)。

温和なワニ君だなー、と思っていると、マナーのなってない人には怒る面もあったりします(39日目)。

道路にゴミ(空き缶)があると拾ってゴミ箱にすてる、といったマメな性格でもあり(41日目)まだはけるズボンは捨てない(48日目)といった倹約家でもあるみたいですね。

性格で言えば、ごく普通に性格の良いワニ、明るくシャイな面を持つワニ、という感じです。

切なくなる話

いつ死ぬか、なんて知らなければ、単なるワニの日常風景が描かれた面白い4コマ漫画、となりますが、このワニが100日後に死ぬ、ということが分かっている上で読むと、切ない話も沢山出て来ます。

たとえば、出だし早々の二日目の話しには、ワニくんがあこがれる「雲ぶとん」なるものがTVショッピングで紹介され、これが欲しいと電話で注文するわけですが、なんと1年待ち。でも買っちゃう。100日後に死ぬと分かってないワニが1年待ちで購入を決意。

人生ってそういうものなんだろうな、みたいな、なんとも言えない切なさがありますね。

他にもたとえば24日目。友達のネズミくんから「したいことない?」と聞かれても「うーん」と考えつつ「ない」と答えるワニくん。思わず、なにかあるだろう、今やっておかないでどうするんだよ、言えよ、みたいな感覚を受けそうです。

88日目には、ゲームをもらい、「死んだらこれあげる」と(100日後には死ぬことになる)ワニ君が友達のネズミくんに言うわけですが、「冗談でもそれは言うな」と怒られます(88日目)。

何か背筋が寒くなるような感覚を受けますが、何気ない日常風景、友達との関係の中に、考えさせられることや切なさが沢山出て来ますね。

ワニくんの彼女とはどうなる?

この話の中に、ワニ君の好きな人も登場します。

元々ワニ君はアルバイトとして「CAFE・CAFE」というカフェで働いてましたが、そこで一緒に働いていた先輩ワニ(女の子)に密かに恋心を抱いてる。

  • 友達のネズミくんから、はよ告れ、とせっつかれる
  • 36日目には、子供をあやすワニくんを見た先輩がキュンとなり、38日目には仕事中ワニくんを意識している様子が描かれている
  • さらに仲間に「告れ」と応援される
  • その後連絡を取り合う仲になったけど、なかなか自分から連絡を入れられない
  • 見かねた仲間の犬(モグラ)の彼女がワニ君に変わって無理やり連絡入れてしまう
  • そしてついに最初のデート!(83日目)(水族館にいったけど、あいにく休館日で、映画に変更)

と言った感じで、奥手男子みたいな感じのワニ君。

このままいけば、先輩ワニの彼女とハッピーな未来が待っていそう、という感じですが、でも100日目には死んでしまう運命に。

結局恋は実らずに、ある日突然終わってしまう、ということになるでしょうか。

100日目が気になる

作者のきくちゆうき氏は、100日目発表前のインタビューで、すでに100日目は決まっている、とお話になっているようですね。

毎日更新を楽しみにしている人にとっては、ワニに最期が来ないことを願っているかもしれません。ズバリ、きくちさんの中でラストシーンは決まっているのでしょうか?

【きくちゆうき】決まっています。

引用元:ORICON NEWS 2020/01/16

ただ一言「決まっています」だけですが、そこに向けてすべてのストーリーにメッセージを込めて描いてきた、ということになるのでしょう。

なぜこの話を描こうとしたか、について作者は以下のようにお話ししているようです。

「いつか死ぬ」生きているということはいつか死ぬということ。自分の「終わり」や周りの人の「終わり」それを意識すると、行動や生き方がより良い方向にいくのではないか。ワニを通してそれらを考えるきっかけにでもなればいいなと思っています。

引用元:ORICON NEWS 2020/01/16

いつか死ぬ、というところを前提に、そうした中でワニの生きる姿を通して、いろいろ考えるきっかけになれば良い、ということですが、こうなると、100日後がどうなる、というのは、もしかしたら作者にとってはあまり重要ではないかも知れません。

というか、もちろん100日目は重要だとは思いますが、作品の趣旨からしたら100日目が重要、というより、そこにいたるところ1つ1つが重要、ということになるのでしょう。

100日後に死ぬことが分かっているワニの日常。読者から見ても同じような日常に出会うことも多く、それに触れてそこから何かの気づきを得る事、そうしたものを読者が感じてくれたら、ということになるのでしょう。

あと何日しか生きられない、としたら、普段の日常は、実は気が付いてないだけで掛け替えのないもので満ちている、といった感じになるでしょうか。

でも実は、この4コマ漫画にはワニは二人登場します。

勿論主人公のワニ君と、ワニ君の彼女の先輩ワニ。100日目に死ぬワニ、というのは、さて、どちらになるでしょうか。

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