突然100個の星が消えた理由!エイリアンの仕業か時空の新発見?




100個の星が突然消えた状況

100個の星が突然消えた!ということですが一体どういうことか。

「100個の星が突然消えた」ことが判明、地球外生命体の証拠となる可能性もの記事によれば、100個の星が突然消えたのは、20世紀の古い天体観測データと21世紀の新しい観測データを比較して分かったもの。

天体物理学者のBeatriz Villarroelとスペインの研究チームがVASCO(Vanishing & Appearing Sources during a Century of Observations)というプロジェクトを進めており、これは天体観測した20世紀の古いデータと21世紀の新しいデータを比較して、地球の近くで消失した星、または出現した星を探すというもの。

この研究チームは2017年に始まったようですが、その報告としては、

  • 観測データに記録された6億個ものオブジェクトがあり、
  • 単純に比較すると、約15万ものオブジェクトが消えていた

ここでいうオブジェクトとは、星、と考えればよいと思いますが、古いデータは、昔の撮影機材により撮影されたということから、消えた約15万のオブジェクト(星)のほとんどがレンズの汚れや視覚的錯誤(つまり元々オブジェクトではなかった)によるものと判明したのだとか。

消えた100個は非常に赤い

ここまでは良いのですが、それでもそのうち約100個のオブジェクト(星)が、なぜ消えたのかがどうにも説明が難しい、というもの。

説明ができないから地球外生命体がやったのだ!というのは早計ですが(そうなると研究者にあるまじきもので(笑)なんでもありの世界に突入しますが)、この消えた約100個のオブジェクトの特徴としては、

  • 色が非常に赤い傾向にある
  • 観測される典型的な天体よりも大きく横切って移動する

「非常に赤い傾向」では、その100個の星は赤色に発色しているとわかりますが、「大きく横切って移動する」では、その100個の星は他の星に比べて段々と横に移動している、ということになるでしょうか。

研究チームでは、これらの特徴から、消えた100個の星は、小惑星とか高速で移動する星などの可能性はないとのこと。

そうなると、20世紀から21世紀にかけての過去から現在の観測データは非常にたくさんあり、ある時までは複数のデータに(大きく移動しながら)表れていた赤く発色する星が、ある時を境に突然消えた、ということになるでしょう。

ここでのポイントは「非常に赤い傾向にある」というところでしょうが、光を発する星は、最後には燃え尽き白色矮星(そして黒色矮星)となるか、超新星爆発を起こすかで消滅するか。

でも今回の約100個については、こうした白色矮星になった形跡や爆発を起こした形跡が見当たらない、つまり、何らかの理由により、突然、というか、忽然と姿を消した、ということになるでしょう。

ブラックホールの可能性は低い

突然姿を消す、となると、可能性としてはブラックホールに飲み込まれた、ということもありそうですが、VASCOの調査中に「ブラックホールに吸い込まれる星に遭遇する確率は無視できるほどに低い」というお話し。

もしかしたらこの消えた100個の星のいくつかは可能性が低いながらブラックホールに飲み込まれた、ということもあるかもしれないが、100個すべてがそうだとは全然言えない、つまり、消えた理由が分からない、というところです。

そうなると自然現象で消滅したわけではなく、自然現象以外、つまり、地球外知的生命体が登場!となるわけですが、実際このチームの報告にもそうした可能性を指摘するものもあるようですね。

これら消えた100個は「色が非常に赤い傾向にある」ということから考えられる2つの可能性。

  • 星間通信に使用される強力なレーザー光
  • あるいは恒星からエネルギーを取り出す「ダイソン球」の熱廃棄物

として考えられる、という見方。

星間通信ともなれば、非常に遠くにはなれば場所通しの通信、ということで、そこに強力なレーザーが使用され、それが赤く光って見えたのでは、という内容。

もう1つは、ダイソン球(恒星を卵の殻のように囲ってしまい全てのエネルギーを利用する人口構造物)の熱廃棄物が赤く光って見えたのでは、という内容。

ただ、こうした未知に属する話や可能性を持ってくると「何でもあり」になるため(宇宙戦艦大和の波動砲で一瞬にして星が消し飛んだ、とか(笑))、当然それらの話に対しては控えるべきだ(本質が見えなくなる、研究の邪魔)との指摘はあるようですね。

新たな時空についての発見か?

100個もの星が一度に消える、といっても、現実的には20世紀と21世紀のデータを比べていることから、そこには最大100年ぐらいの隔たりがあり、その期間内に消滅した、ということで、あるものは1つ1つ、あるものはまとめて10個単位などで、観測データを順に並べて調べて行くと順々に短い期間の中で消滅した、ということかもしれません。

現在分かっている自然現象で考えられないとすると、まだ知られていない未知の自然現象があるのか、その自然現象は何が考えられるのかが今後の研究テーマにもなると思いますが、もしかしたら今回の調査を元にブラックホール以外の時空に関する新たな発見につながるかも知れませんね。(こうなるとワクワクしますが)

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