


記録より記憶に残る選手、と評される新庄剛志さん。ここにきて現役プロ復帰を宣言して活動してますね!2006年34歳でプロを去り、その13年後の2019年にプロ復帰宣です。
プロ復帰といっても目指すは独立リーグとかではなく、プロ野球12球団での復帰。3か月で体を作り、2020年のトライアウトに挑む、と言われてますが、12球団での復帰を目指すのであれば、トライアウトも「プロ12球団合同トライアウト」になるでしょう。
ではその12球団トライアウト、新庄剛志さんが参加するのはどの球場で日時はどうなるか!?合格率含めて見て行きましょう!
トライアウトの球場はここ!
2020年の12球団合同トライアウト開催の発表はまだまだ先になりますが、このトライアウト、毎年12球団が持ち回りで行ってます。
2001年から日本野球機構に属するプロ野球球団全12球団が合同で行うトライアウトですが、過去12年のプロ12球団合同トライアウトが行われた球場と、その球場から見るトライアルの担当球団(想定)を見て見ると、以下の通り。(新しい順)
年 | 日にち | 球場 | 担当球団(想定) |
2019年 | 11月12日 | 舞洲ベースボールスタジアム | オリックス |
2018年 | 11月13日 | HAWKSベースボールパーク筑後 | ソフトバンク |
2017年 | 11月15日 | 広島市民球場 | 広島カープ |
2016年 | 11月12日 | 阪神甲子園球場 | 阪神タイガース |
2015年 | 11月10日 | 静岡県草薙総合運動場硬式野球場 | - |
2014年 | 11月20日 | 読売ジャイアンツ球場 | 巨人 |
11月9日 | 静岡県草薙総合運動場硬式野球場 | - | |
2013年 | 11月22日 | ナゴヤ球場 | 中日ドラゴンズ |
11月10日 | 静岡県草薙総合運動場硬式野球場 | - | |
2012年 | 11月21日 | ファイターズスタジアム | 日本ハム |
11月9日 | 宮城球場 | 楽天イーグルス | |
2011年 | 12月5日 | 千葉マリンスタジアム | 千葉ロッテ |
11月24日 | 神戸総合運動公園野球場 | オリックス | |
2010年 | 11月24日 | 福岡ドーム | ソフトバンク |
11月10日 | 西武ドーム | 西武ライオンズ | |
2009年 | 11月25日 | 明治神宮野球場 | ヤクルト |
11月11日 | 阪神甲子園球場[注 6] | 阪神タイガース | |
2008年 | 11月26日 | 広島市民球場 | 広島カープ |
11月11日 | 横浜ベイスターズ総合練習場 | DeNA | |
2007年 | 11月27日 | ナゴヤ球場 | 中日ドラゴンズ |
12球団合同トライアウトは、2014年まで年2回(東西1箇所ずつで計2回)、2015年以降は年1回になってますが、この表から見ると、過去12年でトライアウトを2回担当してない球団(1度だけ担当している球団)は以下の通り。
- 2012年の日本ハム
- 2012年の楽天イーグルス
- 2011年の千葉ロッテ
- 2010年の西武ライオンズ
- 2009年のヤクルト
- 2008年のDeNA
正確ではないにしても大体12回おきぐらいにトライアウトの担当が回ってくるように見えるので、新庄剛志さんがチャレンジする「2020年の担当球団として可能性が一番高い球団」が、12年間で1度だけ担当しており、且つ、担当した年が一番古い「DeNA」。
その次に同様の考え方で「ヤクルト」、または「西部ライオンズ」、となるでしょうか。
そうなると球場は以下のように考えられそうです。
1)DeNAの場合
2008年にトライアウトで使用された「横浜DeNAベイスターズ総合練習場」は2019年で閉鎖されるので、
- 本拠地の横浜スタジアム(神奈川県横浜市)
- または、2軍の本拠地、横須賀スタジアム(神奈川県横須賀市)
になりそうですが、新庄さんが参加するとなると、例年以上に話題が盛り上がる、ということで、ここは本拠地の横浜スタジアム!、というのがいいですね。
2)ヤクルトスワローズの場合
ヤクルトの場合、2009年では本拠地の明治神宮野球場(東京都新宿区の明治神宮外苑)だったので、次回担当になるにしても
- 同じく本拠地の明治神宮野球場、
- または、二軍の本拠地、ヤクルト戸田球場(埼玉県戸田市)
になるでしょうか。やっぱり明治神宮野球場がいいですね!
3)西武ライオンズの場合
西部の場合は分かりやすい、というか、2020年のトライアウトの担当になるにしても、
- 本拠地の西武ドーム(メットライフドーム:埼玉県所沢)、
- または、2軍の本拠地である西武第二球場(西武ドームと同じ敷地内)
になりそうです。
4)担当が分からない球場の可能性も
担当球団がどうなっているか分からないところでは2015年などに使われた「静岡県草薙総合運動場硬式野球場」(静岡県静岡市駿河区)があります。
「静岡草薙球場」(しずおかくさなぎきゅうじょう)、とか単に「草薙球場」(くさなぎきゅうじょう)とか呼ばれる球場で、東京ドーム・東急・静鉄共同事業体が運営管理しているようです。
高校野球や社会人野球などのアマチュア野球の公式戦、プロ野球の春季オープン戦や公式戦が年間数試合開催されているこの球場。もしかしたら、2020年でも使われる、ということがあるかもしれません。
が、そろそろDeNAに担当が回ってきそうな感じ、というところから、2020年のトライアルはDeNAが担当して、球場はDeNAの本拠地「横浜スタジアム」、の可能性が高いと思います。
2020年トライアウトの日時
では、2020年12球団合同トライアウトの日程や開催日時はどうなるか?
トライアウトが年1回になった2015年から2019年の開催日とその曜日を見て見ると...
2019年 | 11月12日 | 火曜日 |
2018年 | 11月13日 | 火曜日 |
2017年 | 11月15日 | 水曜日 |
2016年 | 11月12日 | 土曜日 |
2015年 | 11月10日 | 火曜日 |
11月10日~11月15日の火曜日が多いですね。2020年のこの時期の火曜日となると...2020年11月10日(火)
2020年の12球団合同トライアウトは、2020年の11月10日(で横浜スタジアム!)、の可能性が高そうです。
またトライアウトスタート時間は、2018年では、
- 8:30 開場
- 10:00~ シートノック
- 10:30~ シートバッティング
2019年では、
- 9:00 開場
- 10:00 開始
となっていることから、開場時間はともかく、開始は10時となるでしょうか。
テスト形式は基本は変わらないはずで、2019年では、
- 無死、カウント1―1から
- 投手の場合:打者3人と勝負する
- 野手の場合:異なる投手に対し、4打席から6打席ぐらい勝負する、
といったシート打撃形式(各守備位置に選手を置いた実戦に近い形式)。
2020年もこれと同等のテスト形式になると思います。新庄さんがこのトライアルに参加するとしたら、どんな打撃を見せてくれるか、今から想像するだけで大興奮してしまいそうです(笑)
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合格率は?
新庄さんは合格するのか?
合格して日本全国を、あ!と驚かせてほしいですが、実際に合格者はどれほどなのかを見ておくと、
トライアウト実施年 | 参加人数 | 合格者数 | 合格率 |
2019年 | 43人 | 今後 | 今後 |
2018年 | 48人 | 3人 | 6.3% |
2017年 | 51人 | 3人 | 5.9% |
2016年 | 65人 | 3人 | 4.6% |
2015年 | 48人 | 3人 | 6.3% |
2014年 | 59人 | 7人 | 11.9% |
2019年は11月26日時点でまだ合格者数は分かってませんが、これまでの結果からみると大体6%ぐらいの合格率。
2014年の合格率は約12%と高いですが、この12球団合同トライアウトに参加する選手は、直前までプロの現場でプレーしてきた人が中心で、そうした選手たちが50人ほどテストを受け、その中の3人ほどしか合格しない、という厳しさ。
新庄さんは年齢も2020年のトライアウト時点で48歳。
2006年の引退からすでに13年も野球から離れ、つい最近までプロの現場でプレーした選手に交じり、この狭き門を見事突破できるのか!?...というか、新庄さんならできる!
新庄さん自身も「99%無理」といってますが、「1%の可能性があれば」とも言ってます。ファンに夢を与えるため、自分も夢を見て現実にその夢を叶えるため。ぜひともチャレンジして、その雄姿をファンに見せてほしい所ですね!
2020年トライアルのまとめ
新庄剛志さんが挑戦する2020年トライアウトは、以下と予想。
- 球場:横浜スタジアム
- 担当:DeNA
- 日時:2020年11月10日
- 開始:10時より
- テスト形式:
- 無死、カウント1―1から
- 投手の場合:打者3人と勝負する
- 野手の場合:異なる投手に対し、4打席から6打席ぐらい勝負する、
トライアウトでどんな活躍をするか、もうこれは実際に球場に足を運ばずにはいられないですね!
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