2020春節で中国人は日本のどこを訪れる?地域や都市、場所を調査




春節とは日本のお正月休みに当たるもので、2020年では1月24日(金)から1月30日(木)。

新型コロナウィルスによる新型肺炎の拡大が大いに懸念され、この時期、中国人の方々は海外に旅行に出かける人も多く、データによっては4.5億人の旅行者が国外脱出して休暇を楽しむ、ともありますね。

その海外の旅行先の人気ナンバー1は日本!

日本が人気となるとは嬉しいことですが、新型肺炎が広がったりすれば大変なこと。となると、中国人観光客が日本のどこに多く押し寄せるのかな、と地域や都市、場所などが気になり調査してみました。

さて中国人旅行者のお目当ての目的地はどこになるでしょうか?

中国人旅行者の傾向

中国人旅行者の今年の傾向をまず調べてみると、PRTIMESの記事「中国人旅行者の今春節休暇は日本が人気旅行先トップに」(2020.1.17)によれば以下のようです。

  • 高級志向
    • 90%を超える観光客が4つ星と5つ星の旅行商品を注文している
  • 個人旅行プランが人気
    • 旅行客の中心で、家族が安心できる、プライベート、パーソナライズされた高品質のツアーを重視
  • 日本での人気キーワード
    • 「雪見」「温泉」「ウィンタースポーツ」

中国の旅行者が訪れる地域や場所という点では、ウインタースポーツ、というところでは雪がウインタースポーツを行う上で十分にある場所。

スポーツを行わないまでも、雪見、となると、雪が降る地方が2020年春節では人気を集めそう。

温泉、というキーワードからすると、雪が降る地方は勿論、有名温泉地は中国人旅行者が訪れる場所としてターゲットになりそうです。

日本で人気の都市

上海に本社のある世界最大級のオンライン旅行会社「トリップ・ドット・コム」の情報がフライデーの記事(2020.1.22)にありますが、春節期間中の中国人観光客の人気都市は以下のようになってます。(日本以外も含む)

順位人気都市
1位バンコク(タイ)
2位大阪
3位東京
4位パタヤ(タイ)
5位ニャチャン(ベトナム)
6位シンガポール
7位京都
8位奈良
9位名古屋
10位札幌

タイは首都バンコクや海に近い観光地のパタヤなどが人気ですが、日本では大阪、東京といった日本の大都市、そして観光地で人気な京都、奈良、名古屋、札幌に中国人観光客が訪れそう。

こうした中でも、各々の都市で、「雪見」「温泉」「ウィンタースポーツ」といったキーワード関連の場所に多くの観光客が訪れそうです。

10位の中に九州の都市が含まれてませんが、「新型肺炎に九州恐々 中国人客続々、春節連休スタート」の記事にもあるように、勿論九州の博多なども人気の場所。太宰府天満宮などには多くの旅行客が訪れますね。

具体的な人気の場所

より具体的に中国からの旅行者の人気の場所を調べてみます。

2019年12月18日のITmedeiaの記事「今年の「中国人が日本で行った場所・したい事」ランキング “マニア化”顕著に」が参考になりますが、この記事によると、

  • 近年は日本でちょっとマイナーな観光地を訪れたり、変わった体験をしてみる「コト消費」が人気

ということから、日本のリアルな人気スポットはこれだ、と1位から30位までランキングが紹介されてます。

ここでは以下のように補足情報をつけつつ地域別にまとめてみました。

都道府県具体的な場所
(カッコ内はランキング)
全国共通・ドン・キホーテ(5位)
北海道・札幌(4位)
東京・明治神宮(2位)
・新橋(13位)
・池袋(16位)
・東京スカイツリー(17位)
・築地魚市場(18位)
・としまえん(30位)
神奈川・相模湖(26位)
山梨・忍野村(8位)
(山梨県の南東部に位置する富士山の麓にある村で、富士山の伏流水が湧く忍野八海、富士の展望が人気)
静岡・修善寺(21位)
岐阜・付知峡(27位)(つけちきょう)
(森林浴の森日本100選、岐阜県名水50選、飛騨美濃紅葉33選などにも選定される人気スポット)
京都・金閣寺(6位)・清水寺(7位)・観月橋(8位)
・天橋立(11位)(日本海の宮津湾にあり、陸奥の松島・安芸の宮島とともに、日本三景とされている特別名勝のひとつ)
・嵐山(28位)
・銀閣寺(29位)
奈良 ・奈良公園(15位)
・元興時(22位)
大阪・SUNTORY山崎蒸留所(10位)
(「サントリー山崎」(ウイスキー)が中国人の間で大人気)
・あべのハルカス(12位)
(大阪・天王寺にある日本一高いビル。展望台のSNS映えやショッピング)
・箕面(みのお)(14位)
(人が少ない、インスタ映え)
・難波(23位)
・USJ(24位)
・堺(25位)
山口・下関(20位)
大分・由布院(3位)(大分県の有名な温泉地)
・別府温泉(19位)
沖縄・沖縄(1位)

沖縄が1位、というのが少し意外な感じがしますが(大阪、東京、京都あたりが一位だと思ってた)、それ以外にも、”マイナーな観光地を訪れたり、変わった体験をしてみる「コト消費」が人気”、というだけあって、

  • 山梨の「忍野村」(8位)
  • 岐阜の「付知峡」(27位)
  • 大阪の「SUNTORY山崎蒸留所」(10位)

といったところもランクインしています。

一番面白かった、というか興味深いのが全国共通となる「ドン・キホーテ」(5位)。

以前有名になった中国人旅行者の東京・銀座などでの爆買い、から、やっぱり変化しているな、というのが分かるようです。

今回のまとめ

中国人旅行者の嗜好、というか傾向も徐々に変わってきているようですね。

高級志向というところで、個人旅行プランが人気、キーワード的には「雪見」「温泉」「ウィンタースポーツ」が人気ということから、普通にツアーで回る観光名所、というより、細かい所で”ここに行きたい!”という場所に人気が集まっているようです。

日本で人気の都市を見ると、これは大体予想がつきますが、大阪、東京、京都、奈良、名古屋、札幌。

でも個別の場所のランキングを見てみると、1位はなんと沖縄で、30位以内に名古屋はなく、山梨の「忍野村」(8位)や岐阜の「付知峡」(27位)といったところがランクイン。

大阪の「SUNTORY山崎蒸留所」(10位)なんて、その存在自体全然知りませんでしたが(笑)、こうしたところが人気と分かってかなりびっくりでした。

以上、2020春節で中国人が訪れる日本の地域や都市、場所でした!

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