クルーズ船の新型肺炎対応の責任所在はどこ?木村太郎とアメリカ、イギリスと日本




連日報道されているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」とその乗客や感染者数。

実際私もTVとか見てみて、ある意味当たり前のように日本が責任を持って対応するものだとばかり思ってましたが(というか当たり前に思い過ぎて、意識すらしてなかったけど)、どうもそうではないようです。

今回新型コロナウイルス、といった今までにない状況だけに、どう対応するのか難しい所があるにしても、一般的に見れば誰が(というかどの国が)対応すべき、となるのでしょうか。

クルーズ船と新型肺炎

TVやニュースで散々報道されていることから、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」と新型肺炎のことを知らない人はまずいないと思いますが、連日感染者数や乗客の下船状況が報じられてます。

新型コロナウイルスが話題となり、その感染者がいたことで一躍注目をあび、乗員乗客に対して日本への上陸が許可されずに横浜に長期間停泊することに。

その中でまず分かったのが、新型コロナウイルスに感染した人がいて、その人は香港とかで下船した。

その後乗客にも検査をすると、新型肺炎の感染が広がっており、2週間は下船できないなどの措置が取られ、ウイルス検査を継続しつつ、陽性反応がある人(つまりウイルス感染者)は次々の病院に運ばれる、といった、非常に大変な状況になりました。

こうした状況を日本国内からも海外からも結構批判される場合があり、検疫体制がよくない、とか、後出しじゃんけんのように、あの対応は良くなかった、など言われ、こうした報道を見ていると普通に「日本の対応が良くない」と思ってみているもの。(私もその一人)

でも実際の対応は置いといて、そもそもこうした事態に対応するべき人、というか国はどこなのか。それがどうも日本ではないみたいです。

対応の責任は日本ではない?

今回はクルーズ船、といった特殊な状況化で、ウイルスの感染、といった今まで想定していないことが起きた、という混乱の中での話ですが、船、というところに焦点を絞ると、対応する責任の所在も変わるようです。

このことについて、フジTVの番組「グッディ」でジャーナリスト木村太郎さんが発言した内容が話題になってますが、どういったところかと見てみると、

今回のクルーズ船における新型コロナウイルスの対応については、

  • 1)そもそも今回のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号はたまたま日本に寄港しただけ
  • 2)運営会社はアメリカ
  • 3)船籍はイギリス
  • 4)船なんだから海洋法上でみると、ダイヤモンド・プリンセス号はイギリスの船であり、そこで起きた問題はイギリスの責任で対処すべきもの

ということになりそうです。

海洋法上、という言葉が出てきますが、海洋法とは「国際海洋法」。海洋法にはその船の国籍を示す旗を掲揚することが義務透けられ、その船になにかあれば、当然その船の国籍である国が対応する、ということになるのでしょう。

ではダイヤモンドプリンセス号の船籍(国籍)は何になるのか、といえば、それはイギリス。(2014年以降から現在まで)

となると、日本近郊にいた、日本人の乗客が多かった、などの状況をひとまず横に置いておくと、このクルーズ船で何か起きたときにはその船籍(国籍)であるイギリスがまず対応をしなければいけない、ということになりそうです。

今回のポイント

ダイヤモンドプリンセス号は船籍はイギリスですが、日本の横浜発着のクルーズを主に行っていること、また、日本人の乗客が非常に多かった、位置的に日本付近にいた、ということもあり、結果として横浜の大黒ふ頭に長期停泊、そして日本が対応したことになると思います。

どの国も対応経験のない新型コロナウイルスということから、仮にイギリスが対応しようが日本が対応しようが、どうしたらよいか分からない状態の中での対応となり、今から振り返ってタラレバの話しをしても仕方のない所。

でも船籍がイギリスであり、普通に海洋法からみればイギリスに対応の責がある、となれば、船内はイギリス領扱い(つまり日本が好き勝手に何かしてよい場所ではない)、ということから、そうした関係から日本側も思うように対応が進められなかった、という点はあるのかもしれません。

もしかしたら、船籍がイギリスであり、船内はイギリス領扱い、ということから、新型肺炎対応で「何か行うたびにイギリスに了解をとっていた」としたら、これは大変なことですね。

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