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【とある男が授業してみた】なぜ炎上した?理由や経緯,ネットの反応も調べてみた

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小中高生向けの授業動画で大人気のYouTubeチャンネル「とある男が授業をしてみた」(運営はご存じ、葉一さん)

今では信じられないですが、
実は過去に炎上したことがあるのはご存じでしたか?

今回はなぜ炎上したか炎上した理由や経緯、ネットの声を詳しく調べてまとめてみました!

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炎上理由や経緯は?

「とある男が授業をしてみた」の葉一さんは、
小中高生用に無料で授業動画を投稿している、今や大人気のユーチューバー。

勉強を頑張りたいと願う小中高生からは圧倒的な支持を得ていて、正に救世主のような存在になっています。

でもそんな葉一さんが、過去炎上してますが、
炎上の理由は「YouTube動画を見ながら勉強」という前代未聞のスタイルに対する批判でした。

今からすれば「え?何で?」という感じですが
葉一さんがYoutubeチャンネル「とある男が授業をしてみた」を開始したのは2012年

当時はまだ子供向けの教育YouTuberとして活躍する人がいなかったため、「動画を見ながら勉強」という姿勢に対して嫌悪を抱く教育者や保護者が多かったようです。

いつの時代も新しい事に挑戦する人には批判がつきものなようですね・・。

葉一さんは当時の炎上について次のように話してます。

およそ10年前の開始当初は「教育をつぶす気か」と激しい批判にさらされた。誰もが教育を受けた経験があるからこそ、なじみがない新たな教育を受けつけない人たちによる「炎上」を経験した。

炎上に耐え、格差のない教育を~産経新聞

「教育をつぶす気か!」というのは穏やかではないですが、当時はまだ動画で勉強するということが一般的では全然なく、異端の者として葉一さんは連日多くの人からバッシングを受けたようです。

こちらの動画でも当時を振り返ってますね。(14分10秒~)

一番叩かれたのは最初の7ヵ月間。

  • 「教育をバカにしているのか?」
  • 「教育を汚してる」
  • 「偽善者」

こうした内容の長文メールが送られてきていたそうです。

当時は、先生と生徒が対面で授業をするのが当たり前。今でこそ動画やオンラインで...というのが普通になってますが、教育現場からしてみれば「そんなもので勉強できるか!」「そんなものは邪魔でしかない」みたいな感じだったのでしょう。

誰が見てくれるかも分からない動画を投稿し続けるだけでも大変なのに、連日そのようなメールが来ていたら自信もなくしてしまいますよね・・。

  • 「自分がやっている事は正しくないのかもしれない」
  • 「自分がやっている事って偽善活動なのかな?」

実際葉一さんはそんな風に思い悩んでいた事もあったと動画の中で話しています。

以下は葉一さんの2014年のX(Twitter)の投稿です。

この頃、YouTubeを始めて2年経過していますが、
まだまだ批判の声が続いた時期のようですね。

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当時のネットの反応

炎上に対する当時のネットの反応はどうだったのでしょうか?

X(twitter)で少しだけ見てみましょう。

これらはほんの一部ですが、
X(twitter)では葉一さんを応援する方が多いですよね。
(分かってる人にはしっかり伝わってる)

またこれ以上に、2020年になるとコロナ禍をきっかけに葉一さんに転機が訪れます。

2020年に転機が訪れる

全国の学校が一斉休校

2020年3月、コロナの影響で全国の学校が一斉に休校になりました。

そんな時に葉一さんがとった行動が凄い。

Youtubeで勉強の生放送を実施
(子供たちが学校に行けないので、午前中1時間一緒に勉強しようぜ!ということで)

勉強は勿論ですが、
子供たちの生活リズムを整えるたりストレスを和らげるのが狙いだったようです。

学校の先生以上に頼もしいですよね。

参考)コロナで混乱の教育現場、人気YouTuberがとっさに取った行動とは

学校が一斉に休校になった当時に投稿された動画がこちら。

この中で、チャンネルの趣旨の説明から、
家庭では勿論、学校や塾も葉一さんの授業動画や、葉一さんが作った問題集のpdfを無料でプリントアウトして使用してもいいと発信。(※もちろん営利目的での利用は不可)

これは太っ腹!
きっと学校も塾も大助かりだったと思います。

またその時期、葉一さん宛てに
学校関係者の方からも色んな問い合わせがきたそうです。

こちらは葉一さんが、とある都道府県の教育委員会から寄せられた質問に回答していくという内容の動画です。

教育委員会が葉一さんに
「授業動画の良い撮り方を教えてほしい」と質問がきてるんですね。

オンラインで情報を伝える大切さが一気に認識された当時。

時代の最先端を進む葉一さんが、ついに学校側に頼られる日が来ました。

教育関係者にも認められた瞬間

2020年3月、
経済産業省のページで葉一さんのチャンネルが紹介されました。

また、同年2020年、
葉一さんは神奈川県立川崎北高校の校長、柴田功先生と対談しました。

この方は神奈川県のICT化を推進した立役者であり、文科省の教育政策のあり方の委員もされているすごい方だそうです。

これは葉一さんにとって大きな出来事となりました。

公教育とYouTube、ものすごく遠くに感じていた存在が大きく近付いたなって。 「水と油の関係だから無理だ」と言われてきましたが、今なら少し混ざる可能性を感じてくれている人も多くなったんじゃないでしょうか。この動画を見て、そのように感じてくれた 方がいたら嬉しいな。

Youtube 概要欄

葉一さんがYouTubeを始めたのは2012年ですから、開始から8年

ようやく教育関係者の方にも公式に認められたような動画です。

自分の信念を貫いてコツコツやってきた葉一さんの努力が実った瞬間、何かすごく感動的ですね!

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情熱大陸に出演

2020年11月29日には葉一さんは情熱大陸に出演しました。

出演後は数々の感謝、希望、応援のコメントが寄せられていました。

これらはほんの一部のご紹介ですが、
子供達はもちろん、葉一さんの諦めない姿勢に多くの大人達も感銘を受けたようですね!

「感動した!」
「諦めずにいてくれてありがとう!」
「葉一さんのおかげで勉強の楽しさを知れました!」

葉一さんの教育に対する熱い想いが届いた感じがしますね。(*´▽`*)

沢山の応援メッセージを見ていると、
炎上を起こしていたのはほんの一部だったのだろう、というのがよくわかります。

保護者からも信頼を得ている

葉一さんは子供達の保護者方からも信頼は厚いです。

こちらの動画では、葉一さんが親として
大切にしていることをテーマに、親の在り方について話しています。

  • 子供から頼られる事を大切にする
  • 大人は選択肢を与え、決定権は子供に委ねる
  • 子供の世界に興味をもつ
  • 褒めは9割、叱りは1割
  • 完璧な親は目指さない

動画の中で親として大切な事をお話しされてます。

葉一さんは他の動画でもお話しされてますが、
目の前の子供達だけでなく、その保護者も念頭に置いて動画作成されてます。

教育者としてだけでなく、保護者としても素晴らしい方ですよね!

保護者の方への動画はシリーズ化していて、他にも以下の内容の動画が存在します。

  • 「良い塾の条件とは」
  • 「夏休みに親ができること」
  • 「子供の食事のサポート」
  • 「受験後の3月、4月が大切な理由」など・・

親にとってとても有意義な情報を伝える動画になっています。

まとめ

  • 炎上したのは、Youtube動画で勉強を解説する動画が「時代を先取りし過ぎていた」のが理由
  • 一部の教育関係者から反発の声が挙げられていたようだが、2020年コロナ禍(学校の一斉休校)を契機に、葉一さんの動画の重要性が認識される
  • その後、経済産業省のページで紹介されたり、教育関係者との対談、情熱大陸などの出演などを通して、更に葉一さんチャンネルが広がっていくことになる
  • 葉一さんは子供だけでなくその保護者も念頭に置いた動画作りをされていることもあり、今では多くの子供、その保護者の方に視聴され愛されるチャンネルとなっている

こうして見てみると、今では信じられない感じですが、葉一さんがYoutubeチャンネルを開始した当時は、動画で勉強するのは全然一般的ではなかったんですね。

新しいものには反発があるものですが、
そうしたものに耐え続け、信念を貫いて今日まで続けてきた、ということになるようです。

教育に対する一貫した姿勢、何か熱いものが込み上げてくるような感じですが、これからも多くの子供や保護者に葉一さんの動画が届くと良いですね!

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