河井案里議員のウグイス嬢は誰?名前や顔画像を調査!

河井案里議員が公職選挙法違反の疑いがあり、男性秘書が事情聴取を受けている、といった政治スキャンダルが報じられています

何が問題かっていえば、選挙カーとかで「~をお願いします!」みたいなアナウンスを行うウグイス嬢(車上等運動員)に対して、本来上限が1万5千円のところ、3万円支給した、それが公職選挙法違反だ、という点。

色々と複雑な様相を呈してますが、ここでは、そのウグイス嬢って誰なのか、名前や顔写真があるのかを事の起こりを含めて調べてみました!

3万円の報酬の理由

問題となったウグイス嬢への支払いですが、事の起こりは2019年7月の参院選だったようですね。

この参院選で広島選挙区において河井案里議員は初当選したわけですが、その時雇ったウグイス嬢に対して上限1万5千円のところ3万円の報酬を支払ったのだとか。(つまり買収ということになる)

一般的なアルバイトの感覚で言えば、いやそれは嬉しいよね、多く支払う分にはいいんじゃないの、となりますが、これが政治になると大問題。

選挙では公職選挙法(公平な選挙を行うためのルール)というものがあり、2019年以前の2016年(平成28年)5月に改正された内容を見れば、以下のように記載されてます。

選挙運動に従事する者のうち専ら要約筆記のために使用する者に対する報酬の額の基準について、車上等運動員や手話通訳者と同じ1人1日につき15,000円以内と定める。

【参考】 ○現行、報酬を支給することができる者と1人1日当たり報酬額の基準は以下のとおり。

選挙運動のために使用する事務員 :10,000円以内
車上等運動員(いわゆる「うぐいす嬢」):15,000円以内
手話通訳者 :15,000円以内

引用元:公職選挙法施行令の一部を改正する政令概要

公平な選挙のためにこうした取り決めがある中、なんでそれ以上となる金額を支給したかと言えば、

  • ウグイス嬢というのは素人では難しく、特殊技能に属するもの
  • 広島選挙区では、自民党の当時現職と河井案里氏が票の奪い合いとなる構図となっていた
  • 現職は岸田派、河井氏側は菅義偉官房長官側、という対立構造
  • 県連は支援を溝手氏に一本化することを決めたといった報道もある

こうした中で、河井案里陣営はウグイス嬢を雇うのも苦労があり(その辺の素人を使うわけにはいかなかったので)、規定以上の報酬を支払った、という見方がありそうです。

でも全国的に相場は3万円、都市部では4万~5万円といった報道が朝日新聞でもされてましたけど。

ウグイス嬢の名前や顔画像

ウグイス嬢は選挙には必要な車上等運動員。

ここを素人に任せると訴求力にかける、ということで、それなりの報酬を支払って雇うわけですが、河井案里陣営がやとったウグイス嬢は誰だったのか、名前や顔画像があるのか気になって調べてみました。

いろいろと調べてみると、当時の選挙の様子の動画が河井案里議員の公式サイトにあり、そちらにウグイス嬢が登場してました。(ウグイス嬢が見れるが2分あたりから)

ウグイス嬢が「河井案里の勝利を期して、がんばろー」と掛け声をかけてますね。

お名前までは分かりませんでしたが、ピンクのジャケットに身をまとい、清潔感と元気さをだして応援している様子が分かります。

では少し補足として、その他にウグイス嬢として超有名な方をご紹介。

ウグイス嬢で有名な方

ウグイス嬢と言えば幸慶美智子さん

引用元:https://toranet.jp/

幸慶美智子さんは有限会社K・Cカナリー代表という方ですが、ウグイス嬢以外でも司会やナレーターなど、マイクを通していろいろとメッセージを伝えるお仕事されているようです。

選挙のウグイス嬢事情として、渡された原稿をそのまま一語一句間違えずに読むように指示されることもあれば、おまかせ、という場合もあるのだとか。

幸慶美智子さんがウグイス嬢をしている様子がこちらの動画。

お顔からは想像できないような(というと非常に失礼な意味合いにも受け取られますが、そうしたことではないですよ!)素晴らしく聞き心地の良い声でびっくり。(さすがその道のプロ!)

幸慶美智子さん的には、注目してもらうために機転を利かせたアドリブを入れるそうで、こうしたところでは正にウグイス嬢のプロと言えますね。

上の動画では「今回がワンチャンス!」とかがそのアドリブにあたるかもしれません。

選挙ウグイス – リアルプロ

こちらは会社になりますが、リアルプロというところで選挙のウグイス嬢の派遣サービスをしてるようです。

選挙ウグイス-「即戦力」&「ハイクオリティ」なウグイス嬢の派遣はお任せください!

選挙ではこうした会社に依頼をするのかもしれませんね。

引用元:https://www.riaru-pro.com/

ウグイス嬢は見かけもやっぱり重要なのかな、というところで、可愛らしい女性たちが沢山所属しているようです。

実績ナンバー1、として、衆議員議員選挙、参議院議員選挙、東京都知事選挙、東京都議会議員選挙、区議会議員選挙など、と記載されてますので、次の選挙でウグイス嬢を見かけたときには、あ、これはもしかしてあのサイトのあの記事で見かけた会社の人かも、なんて感じで見てみると、選挙にも行きたくなるってものですね。

今回のまとめ

  • 選挙ではウグイス嬢に支払える額は15,000円以内と公職選挙法で決まっている
  • 一方、全国的に相場は3万円、都市部では4万~5万円といった報道もある
    (1万5千円という上限は、言ってみれば道路で決められている最高速度みないな感じになっている、ということでしょうか)
  • 河井案里議員のウグイス嬢の名前は分からなかったが、選挙時の動画の中でその活動ぶりが見れる

ウグイス嬢ともなれば、選挙期間中、街宣車の中で何時間も車の中に閉じ込められるとか普通にありそうで、結構な重労働になると思いますし、そのアナウンスにはそれ用の技能がいる、となると、単なるアルバイト的なものではなく、特殊技能にも入りそう。

15,000円以内、という公職選挙法の規定が妥当かどうかは分かりませんが、仮にこれが2万円以内、とすると、やっぱり相場といわれるものも上がるんでしょうね。

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