
社内恋愛は毎日会えるし仕事でも同じ場所にいられることで、惹かれあう二人にはとても良い環境にもなりますね。
結果として別れてしまった場合でも、職場でお互い非常に近い位置にいることから、付き合っている間は浮かれて見えてなかった相手の良さが改めて分かったりして復縁したいという場合も多いもの。そんな時、相手に気持ちを伝える連絡手段は何が良いのか。
また一旦別れて復縁するまでには冷却期間というものがありますが、この冷却期間はどれほどとれば良いか、その時取るべき態度はどんなものか。
ここでは、社内恋愛で「復縁したい場合の連絡方法」や、「冷却期間」と「その時のとるべき態度はどういったものか」を一緒に見て行きましょう。
復縁したい時はどんな時?
社内恋愛は別れた時が問題

職場の恋愛というのは、近くに二人がいつもいられることがメリットですが、だからこそ別れてしまった場合に問題となる場合も多いもの。
違う会社、職場に勤めていれば、別れてから毎日会うこともありません。でも同じ職場となると、別れた相手はいつも通りに出社して顔を合わせる機会が多くある。今まで通りに接するのが難しいと感じたり、実際難しいということも少なくありません。
意識しないようにすると余計に意識してしまったりすることもありますね。
ただ別れてからも同じ職場で会う機会/見かける機会が多いため、相手のことを客観的に改めて見つめなおす機会にもなり、例えば、ドアを押さえてまっていてくれたり、コーヒーをいれてくれるなど、相手の細かい心配りや優しさなど、気づかされることも多いものです。
関連
⇒ 嫉妬で喧嘩で大惨事な社内恋愛!?
嫉妬の男性心理を理解して周囲に迷惑をかけない方法
別れた後に初めて気付く相手の良さ
付き合っている頃は浮かれ半分で相手のことが見えなくなり(つまり自分本位になり)、結果別れてしまう、ということもありますが、別れた後に改めて相手の良い面を目にしていくと、
- やっと本当の自分の気持ちが分かった
- また改めてお付き合いしたい
- 復縁したい
と考えることも多いでしょう。
社内恋愛というのは一緒にいる時間が長いからこそ、相手の良いところに気づきやすく、別れた後でも気持ちが戻るというケースも多いもの。
付き合っていた時には当たり前になっていたものが、別れてから再確認できる、失ったものの大きさに気づく、というパターンですね。
一時的なケンカ、些細なことが別れにつながってしまった場合などでは、別れた後に職場で改めて相手の良さが分かった、私がバカだった、となると、これが復縁したいと思う時。
もし相手も同じ気持ちであれば、後はタイミングやきっかけだけの話となり、復縁もそれほど難しいことではないですね。
ただこの復縁したい気持ちは、以下の状況にも生まれます。
- 単に、失ったものは良く見える、場合。
- 同僚に彼氏/彼女ができた、同僚が結婚したから、などの焦りが生まれる場合
- 親からそろそろ結婚して落ち着け、などといった外部の圧力がある場合
こうした「自分の気持ちではなく何か別の要因」から復縁したいという気持ちになることもあり、一旦冷静になって改めて自分の気持ちを整理して再確認する、ということが大切です。
復縁したい場合の連絡法
電話やメール/LINEでOKか?

復縁を考えている場合、毎日会社に行けば相手と会える環境というのは恵まれた環境かも、と思うかもしれませんが、実は、意外と近くにいるからこそ難しい、という事も言えそうです。
復縁について連絡したい場合、別れた理由にもよりますが、軽いケンカなど些細なことが原因であればメール/LINEや電話などでの連絡も考えられますね。電話連絡では、可能な限り相手がひとりでいる時。ランチの時や仕事で忙しそうにしている時では、せっかくの想いもただの迷惑にしかなりません。
メールも同じこと。多忙な時期に復縁の話を出されても、考える余裕がない、など迷惑にしかならなかったり、期待される返事が来ない、保留扱いにされて返事がもらえない、なんてことにもなりますね。
関連
⇒ こんな告白はふられるぞ!
社内恋愛で迷惑な告白や保留される場合とは?
電話やメール/LINEが使えない場合
別れる原因が軽いものの場合には、復縁の話もメール/LINEや電話でもまず伝えるということでも良いでしょう。でも、他にも好きな人ができたとか浮気などの重い理由で別れたケースでは、そもそもメールも読まず捨てられLINEも未読スルー、電話も着信拒否されている、という可能性も大きいもの。
これはある意味仕方がなく、それだけの事を自分がしてしまった、そうした終わり方をしたんだと、グッと抑えるしかありません。
電話やメール/LINEで連絡ができなければ「直接伝えるしかない」ということになりますが(間接的に誰かに間を取り持ってもらう、というのもありますが)、こうした伝え方が良いのかはちょっと考えるべきところです。実はまだ別の方法が残ってるんですね。
それは何を隠そう「手紙」です。
自分で書いた文字で想いを伝える

電話や直接の対話では、過去の話、別れた時の経緯や状況など「あの時あーだったじゃない」「それが今更どうして?」など、したくなくても話として出るのが普通でしょう。
ここを二人でクリアしない限り新たな関係も進められない、ということにもなりますが、こうした過去の話を出されると、思わず頭に血が上ってしまう、前向きな話のはずが以前のドロドロした話の蒸し返しになってしまった、ということもあり得ます。
こういしたことを回避できるのが手紙、であり、手紙なら落ち着いた環境の中で冷静にひとりで書く、ということができますね。
あまりにも想いを書きすぎ長文になったり重い内容になると、相手も引いてしまうこともありますが、連絡手段として今ではLINEやメールなど手軽でよく用いられていることから、逆に直筆で想いを込めて書く手紙は「気持ちが伝わる」、「相手の心に響く」というところでおすすめの連絡方法の1つです。
手紙を渡すときも押しつけがましい態度、マナーに反するものではなく、良かったら読んでください、といった、あくまで相手の立場を考え、お願いして読んでもらう、という気持ちをもって書くのが非常に重要なポイント。
独りよがりな想いにならず、相手の気持ちや立場をまず第一に考え想いを綴っていきましょう。
ここを外すと、
- 「何勝手なことばかり言っているんだ」
- 「私の気持ちなんて結局何も考えてない」
- 「あれから何も成長してない」
ということにもなり、復縁は非常に難しいものにもなりますね。
冷却期間ととるべき態度とは?
冷却期間をあまり考えなくても良い場合
職場の恋愛では、別れた後には職場でお互いが顔を合わすのは良い気持ちになれない、というのが普通になると思います。(これは傾向としては女性より男性側に多そうです)
それでも職場は多くの人が働く場所。
周りに変な影響が出ないよう、できる限り何事もなかったのように振舞い、別れた相手に対しても他の社員と同じように接する事が求められますね。
ここで「復縁する」という場合、ある程度の冷却期間、やり直すための時間が必要となりますが、実はこの冷却期間、同じ職場にいるとその期間を取ることができない場合もあります。
お互い一度気持ちの整理が着いた頃にもう1度アプローチしようと思っても、別れた後もいつも職場で顔を合わせているなど環境に変化がないため、どのタイミングで話しかけていいかが分かりません。
もし軽いケンカが発展して別れてしまった場合では、冷却期間はそれほど考えなくても良いかもしれません。というのも「冷却期間をおかなければ」などと変に構えて時間を置けば、それだけ相手の気持ちがドンドン遠ざかる、冷めて行く、ということがあるからです。
分かれた原因が軽いものの場合、普段通りの態度で接して、まだ脈がある、二人の関係にはまだ続きがある、と思ったら、早めに話し掛けていく、ということもありますね。
ただし、軽い原因だったとしても、一旦別れた、という事実があるには違いはありません。
相手が悪い、自分が悪い、など思うこともいろいろあるでしょうが、「相手から見て自分の良くなかった点はどこだったのか」をしっかり振り返えっておく。まずはその点から改める、行動として態度に表す、などをして行くことが、二人の仲が戻る第一歩。
ここができずに一方的に気持ちを伝えても、更にこじれてもう復縁などは夢のまた夢にもなるので、しっかり振り返りはしておきましょう。
関連
⇒ 社内恋愛がバレたらクビになる?!
異動させられたり別れる理由と対処法
冷却期間が必ず必要となる場合
軽いケンカなどが原因ではなく「他に好きな人が出来た」「浮気した」など大きな問題が別れる元となった場合では、冷却期間は必ず必要になるでしょう。
この冷却期間は、自分の気持ちの整理や自分の行いへの反省期間ではなく、相手に自分が変わったということを見せる期間(信用の再構築の期間)です。
分かれた原因が明らかに自分にある場合、その部分がなくならない限り復縁など相手も考えてくれません。別れる原因になるような悪い癖があればしっかり意識して直す、二度と起きないようにする。
こうしたことを態度に表し行動することで、相手の信頼を回復していく。
これは非常に難しいことですが、日々同じ職場で一緒にいる相手だからこそ、その変化に気づく、ということにもつながります。
ただ相手の気持ちが完全に離れてしまっていたり、すでに恋愛の対象外としてしか見てもらえてない/相手は既に別の人と付き合いを始めている、という場合には、まったく効果を発揮しないことも念頭に置いておく必要はありますね。
それだけのことをして別れてしまった、ということで、相手の態度が冷めている、別の人がすでにいる、という場合には、無理に復縁を考えるのではなく諦めることも自分にとっても相手にとっても大切だ、ということは覚えておきましょう。
社内恋愛の復縁まとめ
- 復縁したい場合の連絡法
- 別れた原因が些細な事であれば、LINE/メールや電話も考えられる
- 別れた原因が重いものであれば、LINE/メールや電話が使えない場合もあり、そこで手紙を考える
- 冷却期間はどれぐらい
- 別れた原因が些細な事であれば、気持ちの整理がしてきた頃に気持ちを改めて伝える
- 別れた原因が重いものの場合、冷却期間は「相手に自分が変わったということを見せる期間」(それが見せられなければ、期間は終わらない)と考える
- 冷却期間に取るべき態度
- 自分の良くなかった点はしっかり振り、その点から改める、行動として態度に表す
社内恋愛でもそうでなくても、一度別れた二人が復縁するのは良くある話ですが、全てのカップルが簡単によりを戻せるわけではありません。
別れた原因はなんだったのか、その原因に対し二人がそれぞれ何を思ったのか。悪いところは直す、その上で信頼回復をして初めて復縁できるというものです。
LINE、メール、電話、直筆の手紙、誰かを仲介にする、そして直接話す、など連絡手段はありますが、二人のいる場所は同じ職場であり、毎日のように顔を合わす場所。恋愛は二人の関係ですが、個人的事情によって職場に影響の出ないようにするのがそこに働く大人のマナー。
復縁したい場合には、自分の気持ちが第一優先ではなく、マナーは守り、相手の気持ちや立場を一番にして相手を尊重した中で考えていくことが何よりも重要ですね。
コメント