芸能関係の薬物による逮捕が世間を騒がせてますが、衝撃が走ったのが沢尻エリカさんの逮捕。そして続いてこちらも衝撃、槇原敬之さん。
そうした中で、なぜかHey! Say! JUMPのメンバーの一人、八乙女光さんが、なんと「薬物ストッパー」として話題になっているとか。

八乙女光さんと薬物と何の関係があるのかさっぱり分かりませんでしたが、なぜに薬物ストッパーと言われるのか、そのあたりを調べてみました!
理由はデビュー前にあり
Hey! Say! JUMPの八乙女光さんが、薬物ストッパー、と言われる理由は、八乙女光さんがHey! Say! JUMPとしてデビューする前にあるようです。
八乙女光さんの履歴をたどると、
- 2002年:ジャニーズ事務所のオーディションに合格
- 2003年:上演された舞台『スタンド・バイ・ミー』からYa-Ya-yah加入
- 2004年:TVドラマ『3年B組金八先生』(第7シリーズ)に生徒の丸山しゅう役で出演
- 2006年:期間限定ユニットKitty GYMのメンバーに選出
- 2007年:Hey! Say! JUMPのメンバーに選出
という流れですが、この中で、2004年に第7シリーズの3年B組金八先生に生徒役で出演しています。(八乙女光さんさんの生年月日は1990年12月2日、ということから、当時14歳ぐらい?)
第7シリーズの3年B組金八先生では、今では多分放送できないような、都内の麻薬蔓延を大きなテーマとして描かれた作品。
この中で、丸山しゅう役で出演した八乙女光さんですが、その役柄は、
- 父は薬物に染まり、母からも虐待を受ける
- 父、母は逮捕される(父は刑務所内で死去、母や実家へ帰る)
- そうした環境の中で自分も覚醒剤を使用し逮捕される
- 少年院に入り、少年院出所後、ダルク(薬物依存症のリハビリ施設)に入所。新聞配達員を経て農業等で更生する
何か壮絶な役柄ですが、Hey! Say! JUMPのメンバーになる前、こうした役を演じていた、というのは驚きです。
薬物ストッパー
この金八先生の第7シリーズが放送されたのが、2004年10月から2005年3月にかけてのことになりますが、このシリーズの八乙女光さんの演技を見た人は、やはり衝撃を受けたようです。
「当時の金八は、今のコンプライアンスがんじがらめ時代では放送出来ない際どすぎるテーマを取り上げていた。そこで八乙女は中学生ながら覚醒剤中毒で逮捕されるという役を演じた。クスリが切れ、完全に狂った表情で床を舐めまわすさまは、当時の同世代の視聴者に薬物の恐ろしさを深く深く印象づけた」(ドラマプロデューサー)
引用元:ナックルズ 2020/02/27
乙女光さん演じる「丸山しゅう」が、薬物が切れ、完全に狂った表情をしたり、禁断症状からか床をなめ回す、といった、常軌を逸した行動、鬼気迫る演技を視聴者に見せつけた。
正に迫真の演技、となりそうですが、これが視聴者だった当時の中高生、いまでいえばアラサー世代、ということになるのでしょうが、薬物は怖い、手を出すとこんな悲惨な未来が待っている、と強烈に印象付ける結果になった。
これが当時の視聴者からすれば今でも忘れられない、といことから、この八乙女光さんの演技が薬物に手を出さないで!というメッセージとして頭の中に強烈に残り、今では「八乙女光さんは薬物ストッパー」として話題になっている、ということのようですね。
こうしてみると、今では刺激が強すぎて、この金八先生の第7シリーズの再放送が地上波で出来るか、といえば、難しいのでしょうが、正に今の時代、こうした放送も必要かもしれません。
すべての年代に対して言えますが、特に中高生、といった若い世代に、薬物の恐ろしさを少しでも伝えられるよう、こうした番組も放送してほしいものです。
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