小泉進次郎は総裁選なぜ支持表明しないの理由!安倍、石破どちらを支持?

引用元:https://www.asahi.com

2018年9月の自民党総裁選、大勢は安倍首相の勝利、と予想されているところに注目されているのが小泉進次郎筆頭副幹事長の対応です。

いろいろなニュースで事あるごとに、小泉進次郎氏はどちらを支持するのか、と話題になりますが、果たして最終的に安倍首相なのか石破元幹事長なのか、どちらに投票することになるでしょう?

ここでは、小泉進次郎氏の総裁選に関わる過去と現在の動向、なぜ小泉進次郎氏の動向が話題になるのか、なぜ支持表明しないのかの理由、そして結局安倍首相、石破元幹事長のどちらを支持することになるか、を見て行きましょう。

総裁選との関わり:過去・現在

自民党総裁選は、前回2015年では候補者は安倍晋三首相のみだったため無投票(再選)。その前の2012年(平成24年)では複数候補者5名、小泉進次郎氏は石破氏に投票しています。

ちなみにこの時の候補者と結果は、以下の通り。

2012年総裁選
第1回投票結果
得票数 議員票 地方票(党員票)
1 石破茂・元幹事長 199票 34票 165票
2 安倍晋三首相 141票 54票 87票
3 石原伸晃 96票 58票 38票
4 町村信孝 34票 27票 7票
5 林芳正 27票 24票 3票
2012年総裁選
第2回投票結果
得票数(議員投票)
1 安倍晋三首相 108票
2 石破茂・元幹事長 89票

小泉進次郎氏は、2018年8月31日に「自分の中で毎日、どうすべきか考えている」と語ったのを最後に総裁選への発言を控えている、ということですが、ここ最近のニュースから総裁選関連の言動を見てみれば以下の通り。

9月8日の講演では、
「動かないと思われた国会改革を必ず平成のうちに動かしたい。私も政治の世界でイノベーションを生み出せるよう頑張りたい」と語っている。産経ニュース

9月10日午前には、
石破茂元幹事長の所見発表について「やはりナマは違う。報道ではなく直接聞くと感じるものがあった」と語り、「これから日本の社会をどのように描いていくのか、テクノロジーが日本にどういった影響を与えるかの議論を期待している」と述べてます。産経ニュース

9月8日の国会改革については、小泉氏が事務局長を務める超党派の議員連盟による「国会改革の提言」を意識してか、政界で自分の思うところを動かしたい、という強い思い、

9月10日の発言は、小泉氏が取り組んでいるロボットなどを活用した農業省力化「スマート農業」を念頭においてか、テクノロジーの日本社会への影響への思い、

が各々出ているようです。

超党派の議員連盟が発表している国会改革の提言については、一か月ほど前にさかのぼれば、石破元幹事長が「自分の考えと全く違わない」と発言してたりしますね。(産経ニュース

過去2012年では石破元幹事長を指示した小泉氏。ここ最近では、政府の中で力を発揮したい、国会を改革したい、という強い思い。

これらから結果として投票するのは安倍首相か石破元幹事長か、というところ。

支持を表明しない理由

進次郎氏が総裁選について、安倍首相、石破元幹事長のどちらを支持するかを表明しない理由はなんでしょう?

色々なニュース報道を見ている中で、考えられる大きなポイントとしては以下2つ。

1)総裁選への影響

総裁選は、国会議員による議員票、党員・党友による党員票(地方票)となり、現状議員票は圧倒的に安倍首相に有利(7割ぐらいは安倍首相)との見方で、問題は見えない地方票。

2012年の自民党総裁選も、実は石破元幹事長の方が地方票では強く、この地方票に対して「小泉氏次第で100票前後動く」とも言われてます。(東洋経済ニュース

それほど地方に対して影響力があり、以下に見る総裁選後のポジション含めた考えをすれば、
勝つ方に入れる、となった場合にのみ支持表明をするかも、というところ。

2)総裁選後のポジション確立

先ほど見てきた、国会改革、テクノロジーの日本社会、への思いを実現するには、外野からあれこれと提言だけをするのではなく、政府の中に入り、特定のポジションに付くことで力をもって改革を推し進めたいというところ。

実は小泉氏と当選同期がすでに閣僚の一人(齋藤健農水相)となっており将来首相を目指すなら、批判ばかりでなく、そろそろ閣僚の一人として活躍する必要がある。政府へ批判がよく注目を集める小泉氏ですが、単に批判ばかりとなれば、他の議員などへの影響力も小さくなり、何もできずに終わってしまう。(ヤフーニュースより)

仮に石破元幹事長支持を、投票前、投票後に関わらず表明した場合、現状圧倒的有利とされる安倍首相が勝つと、総裁選後に閣僚の一人として取り上げられる可能性は非常に低くなる。

総裁選後の力あるポジション確立のためには、おいそれと支持表明できない、というところ。

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結局どちらを支持するのか

多くの候補がいるわけでなく、選択肢は安倍首相と石破元幹事長の2択。

小泉氏の現状スタンスは「最後までじっくり考える」となってますが、じっくり考えることは以下の4点ぐらいに絞られそうです。

  • 1)総裁選後の体制に対し、国の行く末はどちらが良いか
    ⇒ 政策の善し悪し:自分の考えと合うかどうか
  • 2)3期連続となるであろう安倍首相の体制に一釘差した方が良いと考えるか
    ⇒ 安倍首相体制を崩した方が良い、と考えれば石破元幹事長を支持し、それを表明して(総合では勝てないまでも)地方票を集め、安倍首相が圧倒的に支持されたわけではない、という形に持って行く
  • 3)選挙後のポジション、キャリア
    ⇒ 選挙後直後よりも更に未来を重視し、自分が活躍できる(首相を目指せる)こと、そのロードマップに一番重点を置くか。こうなれば、安倍首相でも石破元幹事長支持でも、どちらも可能性あり。
  • 4)沈黙を守る事自体をどうとらえるか
    ⇒ 総裁選がどのような結果になっても沈黙を守っていれば動きやすいが、沈黙を守ること自体に批判がでるかもしれない。(が、大勢に影響はないか...)

1)「総裁選後の体制に対し、国の行く末」では、小泉氏の安倍政権に対する批判が目立つことから(それが良くニュースなどで取り上げられるから、とも言えますが)、石破元幹事長寄りに見える。でも、石破元幹事長の語る政策がみえずらいので、どちらかは結局微妙。

9月10日の報道(テレ朝ニュース)によれば、9月14日に開かれる党青年局・女性局主催の討論会を聞いたうえで安倍首相、石破元幹事長のどちらを支持するかを判断する、となってますが、果たしてそれは本音のところはどこなのか。

討論会の後にインタビューも殺到するでしょうが、多分答えは「大体意思は固まりました」(でも内緒、ご想像にお任せします)というところになるのかも。

2)「安倍首相の体制に一釘差した方が良いと考えるか」では、ひと釘さしたところで、安倍首相に代わって他の誰かが首相になり、その時どうなるかが結局見えない。ということで、これもどちらかは微妙。

3)「選挙後のポジション、キャリア」では、安倍首相、石破元幹事長のどちらでも良いが、外野からあれこれ働きかけるより、政府内部に入り力をもって改革を推し進める、その中で将来首相を目指す、ということでは、まず閣僚になる。

そうなれば、当然勝つ方(安倍首相)を支持。

4)「沈黙を守ることでの批判」は、結構どうでも良いところ。

結局、自分のやりたいこと、考えていることの実現は、閣僚の一人になり、将来首相を目指す道を突き進むことが1番。つまり影響力を更につける、力を持つ道、ということで、安倍首相支持、となる可能性が一番高そう、というところです。

支持表明はいつ?

討論会を聞いたうえで安倍首相、石破元幹事長のどちらを支持するかを判断する、ということですが、その支持表明のタイミングを考えれば、

  • 1)総裁選前
  • 2)投票後
  • 3)選挙前も後も沈黙を守る

の3パターンしかありませんが、閣僚の一人となり、改革を内部から力をもって推し進める、将来首相を目指す、となれば、仮に石破元幹事長を支持したとしても沈黙を守るし、安倍首相に投票したとしても今まで安倍政権に何かと批判してきたこともあり沈黙を守る。

現時点で、態度表明していない国会議員が10名ほど、ということで、仮に沈黙を守ったとしても、後で分かってしまう、と考えれば、リスクを持ちつつ石破元幹事長に投票、ということはせず、自分が国会を国を変えるんだ、そのためには現状はやむなし的に安倍首相に投票、でも沈黙は守る、というところかもしれません。

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今回のまとめ

  • 小泉進次郎氏が思うところ
    • 政府の中で力を発揮したい
    • 国会改革をしたい
  • 支持を表明しない理由
    • 1)総裁選への影響
      地方に対して影響力があり、総裁選後のポジション含めた考え方をしているため
    • 2)総裁選後のポジション確立
  • どちらを支持するのか
    • やりたいこと、考えていることの実現は、閣僚の一人になり、将来首相を目指す道を突き進むことが1番。ということで、安倍首相支持、となる可能性が一番高そう
    • 9月14日に開かれる討論会後にどちらを支持するかを判断する、となっている。が、多分答えは「大体意思は固まりました」(でも内緒、ご想像にお任せします)と予想

  • 支持表明の時期
    • 選挙前も後も沈黙を守る、が有力

いつも注目される小泉進次郎氏。政権を批判すれば必ずニュースに取り上げられたりしますが、果たして今回安倍首相、石破元幹事長、どちらを支持することになるでしょうか。

2012年では確かに石破氏を支持してますが、あれから6年。状況も変わり変わってきているでしょう。

今とこれからの日本、今とこれからの自分を考えた時、果たして最も良い選択は何か、沈黙を守るにしても、結局どちらを支持することになるのかは、大いに気になるところです。

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