
結婚する時は想像すらしていなかった妻のイライラ。
妻がイライラして耐えられない、もう疲れた...という場合にはどうしたらよいでしょう?家に帰りたくない、無視したい、という旦那様の声もありますね。
変に口論になって論理的に順序だてた話をぶつけると、逆に話がこじれるばかりだったりするので、これが結構難しい。
ここでは妻のイライラの理由から、イライラ対策の奥義、無視した場合の効果や、家に帰らなかったらどうなるか、外泊する時の流れなどを一緒に見て行きましょう。
妻がイライラしている理由
自分でも理由が分からないって?
妻がイライラしている、どうにも対処しきれない、と思う世の中の旦那様は多いだろうなと思います。でもこのイライラ、妻自体もどうしてなのか分かってない場合もあるんです。
イライラの原因が肉体的なことにある場合、女性にしか理解できない部分でもありますね。
女性の場合、生理のときは体中が重く、精神的にひどく不安定になる場合があります。男性から見たら分からないと思いますが、そんなときにちょっとした無神経な言葉や普段ならば気にならないような言葉でも、つい「なんでそういうこと言うの?」とイラっとしたり、怒ってしまうことがありますね。
しかも悪いことにそれは連鎖してしまいます。
イライラする自分、思ってもないようなことを言ってしまったり変な態度に出てしまうことへの自己嫌悪。そして相手へのイライラは電気が走るように次々と頭の中を駆け巡って怒りへとつながることもあります。
こんな時は「なんでこうなのよ」と自分でも嫌になるし、「でも分かってよ」と夫にっても、これはさすがに男性には分からない部分。
もちろんそれ以外でもイライラすることはありますが、旦那様側ではわからない場合も多いかな、とも思います。だって、自分でさえ、何が理由でイライラしたり怒るのか分からないから。
ため込むと爆発する時もある
そんなイライラした妻にはどっと疲れてしまうかもしれませんが、それでも理解してほしいという気持ちが女性にあるんです。
それはわがままだ、と思うかもしれませんが、そういうことを知っておいてくれるだけでも、女性としてはとても嬉しいことです。
私だってイライラしたくてしてるんじゃない。
自分でもどうしたらいいのか分からない。
家で常にニコニコしている人こそ、気持ちを内部でため込んでいる、ということがありますね。
ため込んでいる気持ちが精神的な不安定さや体調が良くない事と重なって表に出て来る、良く分からないけどなぜかイライラしている、という状態。
普段から自分の好きなように過ごしている人では、他の人のための調整で自分の欲求が削られるとストレスになり、ちょっとしたことで怒ってしまうもの。
でも常に他の人のために調整を行って自分の欲求を制御している人こそ、どんどん内部に色々なものをためてしまうから、何かの拍子に爆発してヒステリーというものになることもありますね。
妻のイライラ対処法 奥義:幅広い心と秘密の話法
イライラしている妻への対処はどうしたらよいのか。
理由、原因がはっきりしていれば対処のしようもあるものですが、原因が自分でさえ分からないものもあるので、はっきりいって対処はかなり大変です。
そんな妻の良く分からないイライラは、温かく見守るのが1つの手、というか古来より伝わる奥義です。
- イライラすることは人間ならよくあるさ、と男らしくどっしり構える
- 段々とイライラが収まり普段の妻に戻るのを待ってみる
これが出来れば、あなたは誰もがうらやむ理想の旦那様。
幅広い心と忍耐がいるものですが、まずはイライラを受け入れる(なるほど、そうなんだ、という理解を示す)、そして何か言いたい時は間違い指摘や命令ではなく、提案型で伝える(でもそれではなんだから、こうしたらどうだろう、という形)。
これは「イエス・バット話法」(そうなんだ、でも~ではどうか、というYes-Butの形)と言われて相手に自分の主張を受け入れてもらうための話法。ビジネスシーンでも使われますね。
でもそれ以上に良いのが「イエス・アンド法」(そうなんだ、と受け入れて、”でも”ではなく、”では”こうしたらどう?という形。後半はBUTではなくANDでつなげる)。コミュニケーションスキルの1つとして紹介されることも多いと思いますが、この話し方をすると更に話を受け入れてもらいやすくなる、といった話法です。
落ち着いた心で是非試してみてくださいね。
妻のイライラ対処法 奥義:無視
必殺の三猿戦法
対処の中で取りがちな手段に「無視する」というものがありますね。
これは外部を完全にシャットアウトし、相手の声など聞きたくもないし見たくもない、しゃべりたくもない、という正に「見ざる 言わざる 聞かざる」の三猿戦法。
- 妻の言葉を一切聞かない、
- 何かしても自分には関係ないとそっぽを向く、
- 自分の殻に閉じこもるだけで終わる
旦那様本人にとって非常に楽で簡単な対処法です。子供っぽく言えば、あーあーきこえなーい、みたいな状態。
でもこの方法で救われるのは、当たり前ですが旦那様だけ。
妻からしてみれば、旦那は自分のいう事を全く聞いてくれないし反応もしない。自分でも何か分からないけど伝えたいことがあるのに。でも無視されれば、いよいよ溜まったものが爆発して怒りの頂点に達してしまうかも。
思わずひどい言葉が続いて出てしまった、というだけならまだしも、怒りの感情が行動に現れて、小さなものから被害が拡大、他の人まで巻き込む大ごとにつながる可能性も出てきます。
対処法としてはもうこれ以上はダメだ、離婚だ、という時までは出せないものになりますね。
なんちゃって三猿戦法
無視をする、というのは最終兵器ですが、無視といった完全シャットアウトではなく、ある程度、ほんの少しだけ聞き流すという対処法もあります。
なんちゃって「見ざる 言わざる 聞かざる」の三猿戦法。
でもやっぱり、旦那が無視している、と妻が感じれば、同じような結果を招きかねません。
普段は言わないような言葉が出てきたら、それは勢いで出してしまったものと思ってくれると嬉しいです。私も本当は言った後に後悔して自己嫌悪。これは本心ではないな、どこか調子がわるそうだな、と思ってくれれば、またすぐ仲直りできるかな。
そうなれば、イライラが収まった後はやっぱり謝ることは謝らないと、女性も旦那を想う素直な気持ちが必要ですね。
妻のイライラで、家に帰りたくない時は?
家に帰らないと更に状況エスカレート?
妻のイライラへの対処がとてもつらく、耐えられない、もう家に帰りたくない!ということがあるかもしれません。根本的な原因がわかっていればともかく、理解もできない、どうしようもない、といった状況では、そうなるのも仕方のない、というところ。
では外に泊まるのが良いか、といえば、そこはちょっとだけ待った方が良さそうです。
外に泊まるのは一人になれて一瞬は平穏な時が訪れるかもしれません。
でも、前触れもなく、突然夫が外に泊まることで、あらぬ事を妻に想像させたりでもしたら、余計に妻のイライラや怒りを加速させることにもなりますね。
家に帰りたくないと思い始めたら、まず行うべきは勇気をもって妻の話を聞くこと。うまく話せない、という場合には、メールやLINEといった手段もあるでしょう。
外泊するなら妻の理解を
大事なことは、そんなことはできない、とは言わずに(ここはちょっとだけぐっと堪えてください)、まずは歩み寄りの姿勢を見せ、自分の意見はこれこれこういうわけだと伝えてください。
でも、男性っぽく論理的な、有無を言わせないような話、命令口調や悪いところの指摘、といったものではなく(こうなれば妻も更に反発せざるを得なくなります)、相手は女性である、妻である、というところを意識して、妻への理解を示しつつ、自分の考えを伝える。ここでもイエス・バット話法、それよりもイエス・アンド話法を意識すると良いですね。
※)イエス・アンド話法は、相手の言ったことを肯定しつつ、自分の意見を加えるコミュニケーションスキルの1つ。
そして妻から仮に返信がなかったとしても、自分の考えを伝えておく中で、だから今お互い一人の時間が大切なんだ、と理解をしてもらいつつ最後に外泊のお願いをするのが良いです。
人と人とが顔を突き合わせて行う議論はえてして乱暴になり、感情論となり、人格攻撃になることがあります。イライラした者同士ならそうなることもある意味当たり前。
でも文章の場合は自分で文字にすることで、返って冷静になることができたりします。
文字を読み返しながら文章にすることで、改めて自分の頭の中が整理できたり、状況の把握などが客観的にできたりするからですね。
うまく折り合いをつけ、無理そうならお互い納得して一旦は離れてお互い考える。こういったことなら外泊するという手段も1つの立派な手段であり、場合によっては必要なことになりますね。
妻のイライラ対策まとめ
- 妻がイライラしている理由
- 身体が原因となるイライラもあり、妻自身も実は何でイライラしているか分からない場合も多い
- 妻のイライラ対処法:幅広い心
- 奥義:妻のイライラを受け止めて、収まるのを待つ
(イエスバット話法・イエスアンド話法を併用)
- 奥義:妻のイライラを受け止めて、収まるのを待つ
- 妻のイライラ対処法:無視(三猿戦法、なんちゃって三猿戦法)
- これは妻のイライラを爆発まで導く起爆剤になりかねない
- 帰りたくない時
- 突然帰らなくなると、状況悪化の一歩をたどる危険性がある
- 思いを伝え、その上で二人にとって時間が必要、だから外に泊まると願い出る
妻のイライラは難しい問題です。一番難しいのが、妻自身もイライラの理由や原因が分からない事。旦那様が戸惑ったり、もういや、疲れた、と思うのも無理ないな、と思いますよ。
でもせっかく結ばれた二人です。結婚前は想像もしてなかったよ、と思うかもしれませんが、女性特有のこともあり、そこはちょっと一歩引く心をもっていただけれると、嬉しいな、と思います。
イライラがまたどこかにいったら、素直にごめんなさいするから許してね。^-^)
コメント
最後まで拝見しましたが、男性(旦那)側への要請や理解を求める内容ばかりで正直解決への何の糸口にもなりませんし、気分が悪くなるだけでした。ただ、女性(奥様)側の心理が分かった点は良かったです。ありがとうございます。
結局女性側が働きかけることは何もないのです。問題の解決策は必要なく、私の話を聞いてよ、同調してよ、察してよ、不機嫌なときは優しくしてよ、もしくは一人にしてよ、きつい言葉を言ってもそれは本心じゃないんだから受け止めてよ、と求めるばかりです。自分の気持ちを押し付けるくせに、それを理解しないと人の気持ちがわからない人とレッテルを貼られる、こちらの気持ちを伝えると自分のことしか考えていないと言われる。
結婚したのが運の尽き、諦めるしかないんだと悟りました。