山添拓議員の桜を見る会1月30日参議院質問内容まとめ!安倍総理が危ない?




山添拓議員
引用元:https://www.jcp-tokyo.net

あれ?何かまた桜を見る会で国会が盛り上がっているのか、とみれば、1月30日の参議院での山添拓議員の質問で、安倍総理がピンチになっているもよう。

どうやら安倍総理が「個人情報で開示できない」と桜を見る会の名簿に対して答弁していることに対して、山添議員が矛盾を追及しているようです。

質問は40分間ほどあったので、サクッと内容が分かるようにポイントをメモとしてまとめてみました。(が、うまくまとまったかな?)

1)名簿は開示が前提なのでは?

まず山添議員は、安倍総理が桜の会の名簿に対して「個人情報で開示できない」としている点について、資料を見ると、桜を見る会の名簿が開示前提になっている、というところを指摘して質問。

  • 内閣府が各省に招待者名簿を依頼した資料を見れば、名簿については「行政機関の保有する情報の公開に関する法律」に基づいて開示請求の対象とされたことがあるため、その点を念頭において推薦するように、とある
  • つまり桜を見る会の名簿は、開示前提なのでは?

ということですが、それに対する答弁は、

  • 招待者名簿は本人に同意を求めていなく外部に対して開示の対象とはしていない
  • 開示請求があった場合には、公務員は不開示条項を除き開示の対象となる
  • 指摘の文言は各省に対して注意喚起を行ったもの
  • 本人の同意を得ていないため、名簿は外部に対して公表しないのが原則

つまり、山添議員の質問「資料からすると、名簿は開示が前提ではないのか?」という質問に対しては「そうした前提ではない」という答弁。

2)総理も、開示の対象となる、を知っていた?

さらに山添議員は、資料中に「開示請求の対象とされたことがある」という文言があり、その資料は総理も承知していたのでは?と質問を続けます。

  • 参議院自民党が議員あてに招待者の申し込みを案内した文書には「行政機関の保有する情報の公開に関する法律」に基づいて名簿全体を公開されることもある」とある
  • 総理もこの文言を知っていたのでは?

これに対して、安倍総理や内閣官房からの答弁は、

  • 安倍総理)知らない。趣旨にふさわしい方を募ってください、というものであり、参議院自民党でだしたもの。その文言を内閣官房から参議院に伝えた、ということではない。趣旨は伝わったが、名簿全体を公開されることがある、という内容では連絡はない。
  • 内閣審議官)指摘の書面は参議院の自民党議員に出したもの。趣旨は、国民から疑惑を持たれないよう考慮して選考してください、というもの。個人情報の開示予定を意図したものではない。

山添議員の「開示請求の対象とされたことがある」という資料中の文言を安倍総理が知っていたかどうかについての質問に対し、総理は知らない、という結果に。

3)1年未満の保存期間はおかしい

つづいて、桜を見る会の名簿について、保存期間が1年未満であり、すでに破棄されたので確認ができない、というような答弁が多いので、この点について質問。

  • 資料には、開示対象になる、とあることから、名簿は公文書の位置づけ。
  • そうなると、文書の保存期間はどうなっているのか。

それに対しては、大塚官房長だと思いますが、以下の答弁。

  • 公文書の保存期間は基本は原則1年以上。中には1年未満もある。

その後ちょっとしたやり取りがあり、保存期間に関するガイドラインについての質問に。

  • 招待名簿はルールに基づいて廃棄済みといっているが、招待者名簿の保存期間の定めについて、2018年4月1日前後でどうかわったか、官房長官説明してください

これに対しての答弁は、

  • 4月1日、ガイドラインに1年未満と規定が追加された。個人情報の資料の管理が負担となり、内閣府では桜を見る会の終了をもって使用目的を終える、ということから保存期間を1年未満とした。
  • ガイドラインの改定は、公文書不適切取り扱いの事案があったから。
  • ガイドライン改正で、1年未満の考え方が示された。それにあてはめたとき、桜を見る会の名簿は使用目的を終えれば保存する意味もないので、1年未満文書とした
  • 歴史的な重要性はなく、意識決定過程等の合理的な後付けや検証に不要な行政文書は、行政文書の登録は不要としている
  • 桜を見る会では、単に招待者の氏名を列記した招待者名簿はそうしたものに該当しない、として1年未満としている

つまり、桜を見る会の名簿は、単に氏名が列挙されているもので重要性もなく、個人情報の塊なので、ガイドラインに照らし合わせて1年未満の保存期間としている、ということ。

これに対して、その考え方はおかしい、と、さらに山添議員が質問。

  • 桜を見る会では、予算を超える執行が問題、それを国会で検証が必要だった。つまり、単なる氏名が列挙された文書ではなく、意思決定過程などの合理的な後付けや検証に必要な文書の位置づけとなるはず。
  • だから名簿の保存期間は1年以上にすべきだった。以前は1年としていた。以前は必要もないのに1年にしていたのか?

これに対して大塚官房長から、

  • かつてはガイドラインでは1年未満の位置づけがはっきりしていなかった。それを29年の改正で1年未満と明確になった。そのガイドラインによって招待者名簿の位置づけにより、1年未満文書として位置付けた

名簿の保存期間が1年未満、ということで破棄されて分からない、という答弁が多い中、1年未満はおかしい、国会で検証が必要だったことから、それが分かった時点で保存期間を延長すべき、との質問でしたが、結局、ガイドラインにそって1年未満とした、という答弁。

4)まだ名簿は残っているではないか

そして、次の質問は、名簿は破棄された、ということについて、でも実は3954人分の名簿は残っている、破棄した省庁はどこか、と山添拓議員が追及。

  • 内閣府はシュレッダーした。名簿が残ってないのは、保存期間を1年未満としてた内閣府と内閣官房の一部だけ。廃棄済みなのはどこか?

この質問に対しては、

  • 大西内閣審議官)推薦者名簿が昨年11月に国会の要求に対して提出されなかったのは、保存期間1年未満としている、内閣官房、内閣総務官室、内閣官房、内閣広報室
  • 内閣総務官室は主に内閣の庶務を取り扱う。閣議の諸準備、宮内庁関係などの庶務が中心。
  • ガイドラインに基づいて、各省庁によって保存期間を定めることとしているが、1年未満の規定が追加された後、内閣府では平成30年から名簿の保存期間を1年未満としている

ほかの省庁には名簿は残っているようですが、内閣府のみガイドラインに基づいてその保存期間を1年未満として破棄している、という答弁。

ここから更に、山添拓議員が質問。

  • ほかの省庁には名簿は残っているのに内閣府だけ残ってないのは不可思議。総理の安倍事務所に残っているのでは?
  • 桜を見る会の後援会ツアーの案内文書は、どんなリストに基づいて発送したのか?
  • 安倍事務所から推薦されながら結果として招待されなかった人も例もあると総理が答弁しているが、それは何人ぐらいでどんな方?

これに対して安倍総理。

  • 事務所にも残ってない
  • リストに基づいているわけではなく、内閣府からの依頼に対して幅広く推薦した、ということ
  • 結果として招待されなかった人の人数は分からない

こうした最後に山添拓議員は、

  • 安倍事務所に推薦されたけど招待されなかった、となると、これはショックで記憶に残ると思う。事務所のスタッフに確認してくれないか?

という質問を投げますが、安倍総理は、リストがないので確認できない、との答弁。

それに対して山添拓議員は、「記憶はあるでしょう?内閣府の皆さん、よく記憶をたどって確認してるでしょ。」との質問も、安倍総理は「リストがないので確認できない」との答弁。

山添拓議員は最後、「それでは国民は納得できない。なぜ隠すのか。隠すようなものではない。隠すのはやましい実態があるからとしか考えられない。嘘とごまかしの数々を認めて国民と国会に事実を明らかにすることを強く求める」の言葉で締めくくって終了。

今回のまとめ

今回の質疑で一番印象に残ったのが、保存期間と破棄について。

ガイドラインが改定され、それに基づいて内閣府では、

  • 桜を見る会の名簿の保存期間を1年未満とし、
  • 名簿は個人情報がつまっているので管理に負担でもあり、また、名簿事態に歴史的な重要性はなく、意識決定過程等の合理的な後付けや検証に不要、ということから、
  • 会が終われば破棄する、

という対応をとったようです。

山添拓議員は、質問で、「桜を見る会における予算を超える執行の問題があり、それを国会で検証が必要だったので保存期間は1年以上にすべきだった、としていますが、桜を見る会は2019年4月13日。問題となったのはその一か月後の5月13日の衆院決算行政監視委員会。

会が終われば不要としては破棄するには普通に時間があるので、ガイドラインに従って保存期間を1年未満とし、さらに、個人情報が詰まっていて管理の負担になる、ということから、会が終われば不要としてめ破棄した、となれば、これ以上はいくら質問しても埒が明かない、といことになるでしょうか。

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