バレーで活躍する高橋藍(たかはし らん)選手。
中学時代はリベルやアタッカーで全国大会に出場、高校時代は2020年「春の高校バレー」で初優勝を飾り、同世代屈指のアタッカー、イケメン主将として大活躍。
その後は日体大へ進学し、最近ではパリオリンピックへと輝かしいキャリアを積んでいくことになりますが、高橋藍とはどんな選手なのか、中学、高校、大学の学歴を中心にまとめました。
高橋藍のプロフィール
- 本名:高橋藍(たかはし・らん)
- 誕生日:2001年9月2日
- 年齢:23歳(2024年9月の誕生日で)
- 血液型:O型
- 出身:京都市
- 身長:188cm
- 体重:83kg
- 最高到達点:343cm
- 家族:5人家族。
- 兄:「高橋塁」選手(日大⇒サントリーサンバーズ)2歳上
- 妹:「莉々」さん(リリーフからの命名)3歳下
- 母方の祖父は米国人。藍さん含めて兄妹皆クオーター。
- モデルの杏里さんは従姉妹
高橋藍の中学(蜂ヶ岡中学校)
出身中学は京都市立「蜂ヶ岡中学校」(京都府)。
高橋藍さんには2歳上にお兄さん(髙橋塁さん)がいて、
そのお兄さん影響から小2でバレーボールを始めたようです。
中学1年時はリベロ、兄が引退後はアタッカー。
中学ではなんと3年連続で全日本中学校選手権に出場。
高橋藍さんが中学1年の時の様子がこちら。
(紺のユニフォームの2番)
高橋藍さんは、中学1年に進学した時の身長が158cm。
この動画でもまだ可愛らしい感じがしますよね。
相手の小栗栖中学(白のユニフォーム)の1番は「柴田竜」選手(洛南高→同志社大)ですが、スパイクが凄い。(ジャンプサーブでは勢い余って場内を沸かせます ^-^;))
高橋藍さんが中学3年の時の様子は以下。
(赤のユニフォームの6番)
中1時代の動画に比べて、身長もかなり伸びた様子。
2016年「JOC全国都道府県対抗中学バレーボール大会」での活躍ぶりですが、高校でブレイクしたわけではなく、中学時代から凄い選手だったことがわかりますね。
動画ものコメント欄見ても同様の感想が集まってます。
- 途中まで高橋藍の得点集かと思った
- センスあるしフォームがきれい
- サーブレシーブ上手すぎ
- サーブカット上手すぎ
- 動きが軽やかで機動力がすごい
- サーブルーティン(サーブを打つ前の一連の動作)が変わってない
- 助走への開き方が変わってない
最初にある「途中まで高橋藍の得点集かと思った」というコメントが、中学時代の凄さを物語っているようです。
高橋藍の高校(東山高等学校)
高校は「東山高等学校」。
兄の髙橋塁さんも同じ高校で、
兄3年、藍さん1年で二人ともエースで活躍してます。
当時2017年のインターハイで二人が活躍している映像も残ってますね。
春の高校バレー選手権(全日本バレーボール高等学校選手権大会)については、高校1年、高校2年の時は出場が出来ず、でも3年時にはキャプテンになり、この時みごと優勝しています。
(2020年1月:この時チームは6年ぶりの出場)
高橋藍選手は「はいつくばってつらいことを乗り越えてきた」「だからこの優勝は嬉しい!」とお話しされてました。
1回戦から6試合を全てストレート勝ち、ということから、その強さは物凄いものだったし、アタッカーとして大活躍したのは勿論、この時すでに未来のアタッカーが誕生していた、ということが言えそうです。
高橋藍選手のアタッカーぶりがどんなものかは以下の動画で見られます。
こちらは東山高校・高橋選手のプレー集、ということですが、実際にそのアタッカーとしてのプレーを見ると、やっぱり凄いですよね!
良い場面を集めたということはあると思いますが、隙間を狙いすましたもの、アタックしたボールのスピード、レシーブを押しつぶす、というか跳ね返す、というか、ボールの威力が物凄い。
そして優勝しただけでも凄いのに、
この時大会MVPにも選ばれてるんですね。
さらに高校卒業を控える2020年2月には、日本代表登録メンバーにも選出さてます。
よく「アンダーカテゴリーを飛び越えて選出された」みたいな説明がされますが、通常は何歳以下といった「ある年齢より下に制限された大会」で経験を積みつつ、その中で実力が認められていくとシニアカテゴリーの選手として選ばれる、みたいな流れになってると思います。
高橋藍さんの場合には、そうした通常の流れではなく、まだ年齢的に若いのに、いきなりシニアカテゴリーの選手扱いされた(それだけの実力があると認められた)ってことになりますね。
2020年と言えば、勿論東京オリンピックの開催が予定されていた年ですが、残念ながら世界的感染症の影響で1年先送り。そして大学へと進学ですね。
ちなみに、試合以外での普段の素顔が見れる動画も残ってます。
高橋藍さん高校3年の時ですが、
見て分かる通り、高橋選手、めちゃめちゃ陽キャですよね(笑)
高橋藍の大学(日体大)
高橋藍さんは日本体育大学へと進学。
兄の累さんと同じ大学(日本大学)に進むのかと思っていたら日本体育大学と、違う大学へ進学ですね。
大学進学当時は世界的に感染症が広がり、
予定されていた東京オリンピックも延期。
全体練習もままならず、だから余計に
「スポーツに特化した大学でいろいろな知識を身に付けたい」と思ったようです。
高校時代のように同じチームで兄弟で活躍とはなりませんでしたが、
代わりに「兄弟対決」が大きな話題にもなりました。
時は2020年の12月。
第73回「秩父宮賜杯全日本バレーボール大学男子選手権大会」の準決勝。
当時日本体育大1年で日本代表、
兄の高橋塁さんは日本大学3年生。
結果は3-0で高橋藍さんの日本体育大が勝ち決勝へと駒を進めることになりますが、この兄弟対決が決まった時、家族のLINEで盛り上がったようですね。
2021年(大学2年)時にも日本代表となり、またイタリア・セリエA、パドバを本拠地とするバレーのクラブチーム「パッラヴォーロ・パドヴァ」に入団。
(2021-2022シーズン終了までの期限付き)
とにかく楽しかった!
— 髙橋藍(Ran Takahashi) (@Ran_volley0902) May 7, 2023
ありがとうパドヴァ、大好きパドヴァ😚 pic.twitter.com/RYQ2W7y4jG
2023年6月には同じくイタリア・セリアAの
「ヴェロ・バレー・モンツァ」との契約を発表。
忙しく活躍する中、2024年3月に大学も無事卒業され、
2024年7月からは「新たな環境で更にバレーボール選手として進化するため」、Vリーグの「サントリー・サンバーズ」へ入団。
お兄さんの塁さんとは高校以来のチームメイトになりますが、入団ではお兄さんに凄く相談されたようですね。
参考)サントリー電撃移籍の高橋藍が入団会見|デイリースポーツ online
2024年パリオリンピックでも日本代表選手として活躍。
結果は準々決勝で強豪イタリアと対決、
フルセットの末、残念ながら敗れましたが、惜しかったですよね(イタリア3-2日本)
オリンピックでは「最後の1点を取りきる力」というお話をされてましたが、オリンピックの経験を活かし、これから更に選手として成長していくのでしょう。
今回のまとめ
- 中学は京都市立「蜂ヶ岡中学校」:
中学1年時はリベロ、兄が引退後はアタッカーとなり、3年連続で全日本中学校選手権に出場。 - 高校は「東山高校」:
兄3年、藍さん1年で二人ともエースで活躍。3年時にはキャプテンとなり高校バレー選手権で優勝 - 大学は「日本体育大学」:
1年で日本代表。2年も日本代表。イタリア・セリエAの「パッラヴォーロ・パドヴァ」や「ヴェロ・バレー・モンツァ」で活躍し2024年3月に無事卒業 - 大学卒業後:Vリーグ「サントリー・サンバース」
高校以来、再び兄とチームメイトとなる。パリオリンピックでは残念ながら純闕所で敗退したが、今後更なる活躍が期待される。
高橋藍選手は、高校3年時に「すい星のごとく現れた選手」みたいに感じた方も多いと思いますが、実は中学時代から凄い選手だったんですね。
高校、大学へと進み、イタリア・セリエAのクラブチームに所属して経験を積みながら大学も無事卒業。
パリ五輪も終わり、今後はVリーグで兄と共に更に選手として高みを目指していくのでしょう。
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