女優のいとうまい子さん、「奇跡の50代」とも言われ、とても綺麗で可愛い方ですよね。
実は学歴がもの凄く、45歳で早稲田大学に入学。
その後大学院の修士、博士課程へと進み、現在は東大の研究室で研究を継続しているのだとか。
これだけ聞くと何がどうなってるのか分かりませんが、今回は いとうまい子さんの大学や偏差値、大妻女子や早稲田、東京大学との関係など、高校から現在までの学歴を詳しく調べてまとめてみました!
いとうまい子の学歴まとめ
ではまず、いとうまい子さんの学歴をまとめて見てみましょう。
- 【中学】金城学院中学校
- 偏差値:53–57:中高一貫の女子校
- 1977年4月~1981年3月卒業
- 【高校】金城学院高等学校
- 偏差値:59:中高一貫の女子校
- 1981年4月~1983年3月卒業
- スカウトされ事務所に所属。初代ミスマガジン
- 【大学 -1】18歳:大妻女子大学(文学部(予想))
- 偏差値 37.5〜52.5:
- 1983年 – 入学直後に中退
- 【大学 -2】45歳:早稲田大学 人間科学部 健康福祉学科eスクール
- (通学課程の偏差値:62.5)
- 2010年4月~2014年3月卒業。
- 予防医学、ロボット開発(SS RAMちゃん(squat support tool))
- 【大学院】49歳:早稲田大学大学院 人間科学研究科:修士課程
- 2014年4月~2016年3月修了:
- 予防医学、ロボット開発(ロコピョン)
- 【大学院】51歳:早稲田大学大学院 人間科学研究科:博士課程
- 2016年4月~2022年3月修了:
- 抗老化学、ロボット開発(ロコピョン:パワーアップ版)
中学、高校は金城学院。
地元名古屋にある私立の女子高で中高一貫のキリスト系の学校です。
最初の大学は「大妻女子大学」で入学直後に中退。
45歳で早稲田大学に入学。その後大学院の修士課程、博士課程へと進みます。
では高校から詳しく見て行きましょう。
いとうまい子の高校は?
いとうまい子さんはが通っていた高校は、愛知県名古屋市の「金城学院高校」。
中学も金城学院。中高一貫校の女子高で、名古屋ではお嬢様学校の1つとして超有名。
いとうさんの出身は愛知県名古屋市。
金城学院中学・高校も名古屋市にあるので、ご実家から通学していたのでしょう。
この金城学院高校の卒業生には
モデルの「鈴木ちなみ」さんや元SKE48の「須田亜香里」さんがいます。
中高校時代は演劇部に所属。
芸能界に入る前から演劇を学んでいたのですね。
こちらの動画でも、中学生の頃、文化祭で大竹しのぶさんの映画「あゝ野麦峠」を見て、「こんなに人を感動させる職業をやりたい!」と、女優さんに憧れたことをお話しされてます。
いとうまい子さんにはアイドル時代もありますが、
実はアイドルには全然興味がなかったのだとか。
でも高校生当時の1980年代始めは、松田聖子さん、中森明菜さん、小泉今日子さんなどなど、各芸能事務所も「女優よりも兎に角アイドルを発掘だ!」とやっきになっていた時代。
当時は、女優になるにはまずアイドルから、みたいな感じだったようです。
上の動画では、いとうまい子さんの高校生の頃の写真も出てきますね。
白のラインが1本入ったセーラー服。
(知る人ぞ知る金城学院高校の歴史あるセーラー服ですね)
この写真だけでも「もう既にアイドル」と言ってもおかしくないぐらいの可愛さ。
動画のコメント見ても、
- 「高校時代の写真、可愛すぎるだろ」
- 「57歳?当時と全然変わらないやん・・・奇跡や」
などなど、変わらぬ可愛さに驚きの反応が沢山あります。
高校2年で事務所にスカウトされ所属。
身長が低いことを理由にアイドルになるよう指示され、高校3年(1982年)には「第1回ミスマガジン」でグランプリを獲得。
いとうまい子さん、初代ミスマガジン😆😆😆
— shigeshigepee(しげしげぴー) (@shigeshigepee33) December 23, 2021
私はどちらかというと、微熱かな😏😏😏#annm10 pic.twitter.com/OlZlVs1XIX
いとうまい子さん、当時18歳(高校3年生)の時ですね。
この高校時代には、卒業前になる1983年2月に
シングル「微熱かナ」(作曲:来生たかお)でアイドルデビュー。
女優よりもアイドルの時代、
高校最後の年に夢に向けて第一歩を踏み出し、急激に忙しくなってきましたね。
- 参考)
- 女優としての「地獄」糧に 手にした「研究者」の地平 ――女優・いとうまい子|サンデー毎日
いとうまい子の大学は?
いとうまい子さんは
2つの大学に入学、その後、大学院を卒業されてます。
1)大妻女子大学
1つ目の大学は、高校卒業後、
芸能活動は勿論、勉強もしたくて「大妻女子大学」(東京)に入学。
参考)大妻女子大学 公式HP
進学した学部や学科は公表されてませんが、
2024年現在では大妻女子大学には
「家政学部」「文学部」「社会情報学部」など5つの学部がありますね。
(※2025年にデータサイエンス学部の開設予定)
ただ大妻女子大学の歴史を見ると、
いとうまい子さんが入学した1983年では学部は「家政学部」と「文学部」のみ。
- 勉強したかった
- 中高では演劇もしていた
- 女優志望だった
ということからすると、
家政学部より文学部(国文学科・英文学科)の可能性が高そうです。
でもこの大学入学の時期、
アイドルとしての活動が多忙になり、なんと一度も通う事なく中退してしまいます。
ご自身でも大妻女子大学はアイドル時代に退学したとお話しされてますね。
(退学は、辞めさせられる場合を言うので、いとうまい子さんの場合は中退の方が表現としてはあってるかも)
大妻女子大学を退学の後は、
- 「高校聖夫婦」(1983年:19歳)、
- 「少女が大人になる時 その細き道」(1984年:20歳)、
- 「不良少女とよばれて」(1984年:20歳)
など、立て続けに主演を務め、アイドル、女優として芸能界で大忙し。
その後、所属事務所の方針に疑問を感じデビュー5年目で退所(1987年:23歳頃)。個人事務所として独立しますが、当時の芸能界では後に回想しているように「地獄を見る」とうぐらい大変な事だったようです。
(要は、無視される、みたいな感じですね。恐ろしや...)
1995年(31歳の頃)には他の女優と混同されることがある、ということで
「伊藤麻衣子」から「いとうまい子」へと表記を変え、今では当たり前になってますが、当時としては珍しい個人の公式サイト(https://mai.co.jp/)を立ち上げます。
2)早稲田大学
そして時は流れ、2009年(44歳の時)にはご結婚。
その翌年、2010年、45歳の時、
「早稲田大学」の「人間科学部eスクール」に入学します。
eスクール(通信制)であり入学試験はなく(書類審査と面接)、だから偏差値と言うのもないですが、合格倍率は2倍~3倍と言われ、しっかり対策していかないと入学できないようですね。(天下の早稲田ですし)
芸能生活の中、再び大学へと目が向いたきっかけは、2008年に医療関係のPRビデオ(文部科学省)に出演した際、仕事を通して予防医学の教授と出会った事。
「予防って凄く大事な事なのでは?」
「多くの方に予防医学のことを知ってもらいたい」
そうした想いから「大学で予防医学を学んでみたい」と思ったところ、医学部に進学するのはレベルが高くて無理。
調べてみると「早稲田大学」の「人間科学部eスクール」なら、医師でもある先生たちの講義を聞いて人体や精神医学のことも学べる、ということが分かり、また旦那様の後押しもあって、早稲田大学に入学されたようですね。
- 参考)
- いとうまい子「高卒から26年たって大学へ」予防医学での学びを目指した好奇心|CHANTO WEB
- ロボと老化学を結ぶ50代の挑戦 研究は「壮大な趣味」 女優 いとうまい子さん – 日本経済新聞
3年時からはゼミに入りますが、ゼミでの専攻は「ロボット工学」。
「予防医学」と「ロボット」って何か繋がりがあるの?と思うかもしれませんが、まず、予防医学の先生が退官のためゼミ生をとらない、となったようです
(ちょっとタイミングが悪かったですね)
また当時人気のあったのがロボット工学で、いとうさんは「高齢者の足腰が弱る症候群(ロコモティブシンドローム)をロボットを使って防ぎたい」と考えている方の研究を見て、自分も研究してみようと思われたのだとか。
いとうさんはこの大学時代、
「一緒にスクワットをしてくれるロボット」を開発してます。
高齢者の筋力低下を防ぐための予防支援用ロボットになると思いますが、そのロボットを2013年10月(大学4年の時)に国際ロボット展に出展もしたりしてますね!
2013国際ロボット展→ 11月6日~9日 10:00~17:00 東京ビッグサイト 東3ホール RT交流プラザメインステージの真ん前【 早稲田大学 可部研究室 】 私はロコトレをサポートするロボットを出します。ロコトレ体験に来て下さいね!勿論、記念撮影OKです(#^.^#)v
— いとうまい子 (@maimai818) October 8, 2013
女子アナの藤川奈々さんが、
この2013国際ロボット展の当時の様子を以下ブログで紹介されてます。
【2013国際ロボット展】いとうまい子さんも! | 藤川奈々オフィシャルブログ
この時、開発していたロボットの名は「SS RAMちゃん」(squat support tool)というようですが、藤川奈々さんの記事では「ひつじちゃん」と紹介されてますね。
(RAMちゃんだから ひつじちゃんなのかその逆なのか...)
藤川奈々さんの記事からの引用ですが、
国際ロボット展での、いとうまい子さん(左)と”ひつじちゃん”(右)。
この国際ロボット展がきっかけで大学院へ進学することになりますが、
まずは2014年3月に、早稲田大学を無事卒業。
この時、いとうまい子さんは49歳。
いや絶対そうは見えないですよね。
普通に大学を卒業した22歳とか言われても、全然違和感がないのが凄すぎる。
※)卒業生の声として、
早稲田大学のHPに いとうまい子さんが掲載されてますね。
いとう まい子 さん|早稲田大学eスクールの卒業生の声
※)フィギュアスケートの羽生結弦さんも いとうまい子さんに同じく早稲田大学人間科学部eスクールの卒業生(スペシャルインタビューはこちら)
早稲田大学大学院:修士課程へ
大学の学部(人間科学部)ではロボットの研究開発を行い、更に研究を重ねるべく、早稲田大学の大学院へと進学します。
2014年のことですが、この年の4月からは「いいとも!」の後番組「バイキング」(生放送)の月曜日レギュラーにもなってます。
本日[バイキング]をご覧頂いた皆様ありがとうございました!先ほどの後姿はふなっしーでした♪放送はいかがでしたか?是非番組のホームページにてご意見ご感想をお寄せ下さい。生放送のハラハラドキドキもあり楽しかったです♪@maimai818 pic.twitter.com/eZLVALMIB1
— ペコ (@maipeko) April 7, 2014
仕事も忙しかったようですが、そうした中、なぜ大学院へと進学したかと言えば、大学4年時、国際ロボット展に開発したロボットを大学ブースに展示したことがきっかけ。
センサー機器メーカーの旭光電気という会社から「もし大学院で研究を続ける思いがあるなら、ぜひ一緒に」と声をかけられたようです。
(そう言い切れるということは、旦那様も院卒なのかな)
その時まで大学院というものを考えたこともなかったいとうさんは、大学院ってどうやれば行けるの?と調べたそうですね(笑)
結果として、大学院に推薦で進学できる成績があり、さらに旦那様からも「大学院に行かなければ意味がない」と後押しされ、早稲田大学大学院へと進学を決めたようです。
大学院に進んだいとうさんは、
「ロコピョン」という高齢者にスクワット運動を促すロボットを企業と共同開発。
2015年(大学院2年目)の
国際ロボット展にも出展されてますね。(以下)
学部時代に開発した初代のひつじタイプから
ウサギのような見た目になり、とても可愛いですよね。
そして2016年3月には、大学院の修士課程を修了。
マネージャーさんが卒業式の様子を投稿してますが、
この時いとうさんは49歳。
昨日はまいまいの早稲田大学卒業式に行ってきました♪とっても素晴らしい一日でした!私が言うのもなんですがまいまいの大学での学び、そして人に恩返しの精神・・・頭が下がります4月からは博士課程にすすんで研究します。@maimai818 pic.twitter.com/SikHk1QVPg
— ペコ (@maipeko) March 27, 2016
学部を卒業した時とも同じですが、
可愛すぎる!(*´▽`*)
普通に「22歳です」(エヘ!)、と言っても、全く違和感ないですよね!
研究、開発を継続するその姿勢が凄いですが、
いとうまい子さんの学歴はまだこれで終わりません。
研究に対してもの凄い意欲を見せ、
更に4月から早稲田大学大学院の博士課程へと進むんですね。
早稲田大学大学院:博士課程へ
早稲田大学大学院の修士課程を修了し、
更に学びを深めたいと博士課程に進むことを考えた いとうまい子さん。
でも実は博士課程にはロボット工学がなかったんですね。
そこで まい子は考えた。
「加齢対策を考えるなら、老化学で細胞レベルまで踏み込んで研究してみてはどうかな...」
そのことを教授に掛け合うと、
「いやいや、ロボット工学と老化学って全然分野違うっしょ。老化学って分かってんの?知識がないからできるはずがない」
ということで、いろいろ厳しく質問を投げかけられたようですね。
ところが いとうさんは基礎老化学の講義を2年間受けていて、それら質問に対してもバンバン正答を返し、「それだけ勉強してるならOK!」ということで、希望の道へと進むことになったようです。
(しかし、教授の質問にその場で答えられるということは、単に講義を受けただけではなく、知識としてしっかり身に付けていたってことですよね。素晴らしすぎる...)
この博士課程では、老化学の研究として、細胞を培養したりして老化予防などアンチエイジングに役立つ化合物を探し続けたようです。
また修士まで進めていたロボットも実は継続していて、
ロコピョンも進化してますね。
実はこの2019年の初め(博士課程の4年目辺り)にはAIベンチャーの「株式会社エクサウィザーズ」のフェロー(高い専門知識と経験を持つ特別な共同研究者やアドバイザー)になり、ロコピョンの共同開発がすすめられたようです。
その年12月の国際ロボット展には進化したロコピョンが出展されてますね。
ロコピョンがロボットっぽくなっててカッコイイ!
ロボットにしても老化学にしても、
「人に役立つもの」を追求している いとうまい子さん。
早稲田大学の博士課程では6年間の研究生活を過ごし、2022年3月で博士課程も修了。
その後も実は早稲田大学に研究生として残り、更に研究を進めてます。
(もうライフワーク化してますよね。いとうさん曰く「壮大な趣味」などだとか。凄すぎる)
- 参考)
- いとうまい子さんの「大人になってかなえた夢」 – 天然生活web
- AIベンチャーのエクサウィザーズ介護予防ロボットの開発を手がける女優 いとうまい子氏がフェローに就任 – 株式会社エクサウィザーズ
東大との関係
いとうまい子さんは「東大」でも検索されてるようですが、大学や大学院が東大、というのとは若干異なります。
早稲田大学大学院の博士課程では「老化学」の研究をしてますが、思ったように進まないことから、東京大学大学院(農学生命科学研究科)との共同研究となったようです。
東大の研究室でマウスの解剖や遺伝子発現細胞を研究したりしていて、2022年時点の話では「マイルドな食事制限をすると細胞にどのような遺伝子が発現するか」の論文を執筆されてるとか。
(論文が完成したかまでは情報がないようです)
東京大学大学院の研究室メンバー(以下)に「特別研究学生」として「伊藤麻衣子」の名がありますが、こちらが いとうまい子さんになるでしょうか。
研究室メンバー|東京大学大学院 農学生命科学研究科応用生命化学専攻 健康栄養機能学社会連携講座
この研究室では「食」「栄養」「健康」に関する研究意欲のある研究員を募集してることから、その研究の類似性を考えて、いとうまい子さんが自ら申し込みされたのかもしれません。
早稲田大学大学院の博士課程を修了した現在も、早稲田大学大学院に研究生として所属しつつ、東大の研究室で研究を続けているようですね。
- 参考)
- 55歳の早大院生・いとうまい子、東大で予防医学を共同研究中|NEWSポストセブン
- いとうまい子が40代から始めた「学び直し」の成果 | 東洋経済オンライン
まとめ
- 高校:金城学院高校(偏差値59:私立の女子中高一貫校)
- 大学:「大妻女子大学」中退(文学部と予想。偏差値37.5〜52.5:一回も登校せず)。45歳で早稲田大学人間科学部 健康福祉学科eスクールに入学。(通学課程の偏差値:62.5)
- 大学院:早稲田大学卒業後、49歳で同大学院で修士課程へ(2014年4月~2016年3月)修士課程修了後、51歳で同大学院の博士課程へ(2016年4月~2022年3月)
- 東大との関係:博士課程在籍中、東京大学大学院の研究室と共同研究を開始。博士課程修了後は早稲田大学大学院に研究生として所属しつつ、東京大学大学院の研究室で「特別研究学生」として研究を続けている
いとうまい子さんの学歴を見ると、
49歳で早稲田大学に入学したことに始まり、そこから大きく人生が動いたようですね。
女優、タレントなど芸能関係のお仕事を持ちつつ、研究者(東大)、研究員(AIベンチャーのフェロー)、会社社長(テレビ番組制作会社)、社外取締役(不動産会社:株式会社タスキ、リソー教育グループ)もこなし、1日の睡眠時間は3時間ほどだとか。
(参考:1人4役の24時間スケジュールが凄すぎる |デイリースポーツ online)
「やりたいことしかやってない」という いとうまい子さんですが、その意欲と行動力はすさまじいですね。今後さらに何をしていくのか楽しみすぎる。
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