Mrs. GREEN APPLEのボーカル「大森元貴」さんと、元メンバーでドラマーだった「山中綾華」さん。
過去に同じバンドで活動していた2人ですが、ファンの間では以前から「大森元貴は山中綾華を好きだったのでは?」「片思いだった?」といった声がたびたび話題になっていたようですね。
実際、「二人の出会い」や「好きだったかどうか」で検索する人も多いようで、2人の関係への関心も凄く高いようです。
今回はそんな2人の出会いのエピソードや、今でも検索される「好きだった説」や「片思い説」の真相*について、過去のインタビューやコメントをもとに振り返ってまとめてみました。
バンド結成とふたりの出会い
Mrs. GREEN APPLEは、2013年に大森元貴さんを中心として結成された5人組バンド。
結成までの流れや、メンバーの出会いについては、いくつかのインタビューを通してお話しされてますね。
- 大森元貴さんは元々ソロで作詞・作曲・弾き語りをしていた
⇒ 楽曲のスタイルがバンド向きだったため、バンド編成を目指すようになった。 - 若井滉斗さんとは中学時代の同級生
⇒ ギターができると聞いて声をかけたらしい - 髙野清宗さんはオーディションを経て加入
- 山中綾華さん、藤澤涼架さんは、当時の所属事務所を通じて出会った。
⇒ 大森さんいわく、その事務所は「養成所を兼ねているような場所」だったとのこと。 - それぞれが“赤レンジャーになりたい”と思っていた(主役になりたいと思っていた)
⇒ 結果として、同じような意志を持つ者同士が集まり、今の5人編成が形作られた。
大森さんと山中さんの出会いを更に詳しく見ると、
- 山中さんが専門学校に進学を決め、その入学前の2月か3月に知り合いのつてで知り合った
- 初めて会う時に、大森さんは大遅刻してしまい、第一印象は悪かったらしい
- そして大森さんがデモ音源を聴かせると、山中さんが「これだ!」と直感
- その後、大森さんが「メジャーでやって行きたい!山中さん、どう?」とスカウト
という感じだったようですね。
ちなみに上の方で出て来る「赤レンジャー」という言葉は、大森さんがインタビューで語った表現ですが、特撮ヒーローにおいて赤レンジャーはリーダーですよね。
つまり「自分が中心になりたい」「バンドの顔として活躍したい」、といったような、強い意志をもったメンバーが、それぞれの夢を追っている中で出会った、ということになりそうです。
ちなみにこの発言からは、誰かの下につくみたいなものではなく、対等な仲間としてスタートした関係も見えそうですよね。
バンド結成初期のMrs. GREEN APPLEには、そうした「主役志向”のぶつかり合いと調和」みたいな、少し踏み込めばマグマが内で煮立ってる、みたいな魅力があったのかもしれません。
山中綾華の加入までの道のり
少し参考までに、山中綾華さんがMrs. GREEN APPLEのメンバーとして加わるまでの道のりを見てみると、なるべくしてそうなった、みたいな感じもします。
まずドラムに出会ったきっかけは、中学3年の頃に女性ドラマーの動画を見たこと。その頃から「自分もこうなりたい」と思い、音楽の道へ進んでいったそうです。
ざっくり経緯をまとめると以下になってます。
- 中学でドラムに興味を持つ
- 高校では軽音楽部に所属し、バンド活動を経験
- 音楽の専門学校に進学し、技術を磨く
- 卒業後、事務所に所属
- その事務所で、大森元貴さんと出会う(=ここがバンド加入のきっかけ)
この流れは、2024年のインタビューでご本人がお話しされてます。2025年には、高校時代の制服姿でドラムを叩く写真も紹介されてますね。
唯一の女性メンバー・山中綾華さんへの特別な視線?
では大森さんはそんな山中綾華さんをどう見ていたのか?
過去のインタビューやメンバー紹介などからすると、特別視ではないですが、少し他のメンバーに対するものとは異なる雰囲気があったようです。
- 大森さんは山中さんを「天然キャラ」と紹介し、
- ICカードを持たずに改札を通ろうとしたエピソードに「タイムスリップしてきたのかと思った」とツッコミしたり、
- ドラムの腕前については「男より男らしい」「メスゴリラ」と冗談まじりに表現したり、
- 一方で「女子力もある」「肌が白い」「裁縫セットを持っている」など、妙に細かい観察もあったり、
ちょっと気にしてる?って思うぐらい、言葉の端々に“注目してる感”があるんですよね。
山中綾華さんはバンド内で「唯一の女性メンバー」ということもあり、親しみを込めて自然とこうしたコメントになるのかもしれません。
でも、ほかの男性メンバーに対するものと、何か少しニュアンスが違うというか、“笑いを交えた照れ隠し”みたいな印象も感じる方もいるかもしれません。
「ゼンマイ」でのコーラス抜擢が意味すること
Mrs. GREEN APPLEの中でも、ちょっと特別な存在感を放っているのが「Zenmai」(ゼンマイ)という曲。
これは、大森元貴さんが16歳のときに書いたという初期の1曲で、ミニアルバム『Variety』に収録されたもの。バンドとしての“温かみ”や“優しさ”を表現したような、ふんわりとした柔らかい空気のある曲になってます。
【Zenmai:Mrs. GREEN APPLE公式チャンネルより】
この「ゼンマイ」において、山中綾華さんがツインボーカルのような感じで1曲を通してコーラスとして起用されたんですね。
- 「ゼンマイ」は、Mrs. GREEN APPLEの中でも“温かく柔らかい”雰囲気を持つ曲
- 当初、大森さんがデモ段階から“女の子っぽいコーラス”を入れていた
- そのイメージにぴったり合う声として、山中さんに「歌ってほしい」と依頼
- 山中さんが1曲を通してコーラスを担当するのはこれが初めて
- レコーディングでは「もっとかわいい声を出せない?」という細かいディレクションもあった
- 結果的に、「ほぼツインボーカル」に近い形になった
こうして見ていくと、大森さんが「この曲には、山中さんの声が必要だ」とはっきり考えていたことがうかがえそう。普段は自身でコーラスをこだわって作り込む大森さんが、それをあえて山中さんに任せた、というのは、信頼や思い入れの表れだったかも
実際、山中さんも「歌ってくれと言われた時はすごく嬉しかった」と語っていて、その表情が目に浮かぶようですね。
レコーディングでは、理想のイメージに近づけるために何度もテイクを重ねたようですが、最終的には“ふたりで作った声”として成立している印象があります。
もちろん、これが恋愛感情に直結するわけではないですが、音楽的な意味だけでなく、ふたりの間にある信頼感や距離の近さが滲み出た曲として、特別な存在になってるかもしれません。
仲間以上?ファンがざわついた“片思い説”
片思い、と聞くとドキっとしてしまいますが、
Mrs. GREEN APPLEのファンの間で話題になるのが、「大森さんは山中さんのことを好きだったんじゃないか?」という、いわゆる“片思い説”。
根拠があるような話ではありせんし、
ファンの願望みたいなところもあると思いますが、そうした説が出るような気になる発言や空気感を感じる場面もありますね。
- コーラス起用の話:
上の方で見た、『ゼンマイ』で、山中さんをコーラスとして起用したこと - さりげない気配りや記憶力:
ラジオ番組『ミセスLOCKS!』では、大森さんが山中さんの細かい話や言動をよく覚えていて、会話の中で自然に拾っていく場面が見られた - からかい方ににじむ親密さ:
ある番組では「綾華先生は反抗期が長かった」といじったり、「今日の衣装はエルトン・ジョンみたい」と笑いを交えたやりとりなど、「仲の良さがにじみ出ている」と感じたリスナーも多かったようだ
仲間同士の仲の良さとも言えますが、一部のファンの間では「これはひょっとして...」なんて感じた人もいたようです。ちょっとした言葉や仕草に、いろんな感情を重ねてしまう方もいますしね。
あくまで「そういう風にも見えるよね」というお話であり、そうした目線の中で「片思い説」が浮かんできた、ということなのでしょう。
脱退後の関係は──今はそれぞれの道へ
2021年の活動休止発表を経て、Mrs. GREEN APPLEは新体制へと生まれ変わることになりました。そしてそのタイミングで、山中綾華さんはバンドを脱退。公式発表では「新しい夢へ向かうため」という言葉でその決断が伝えられていました。
ファンの立場からすると、やっぱり寂しさの方が先に来てしまいますよね。長年、バンドの一員としてリズムを支えてきた山中さんの姿が、これから見られなくなるという事実。私自身も発表を読んだとき、胸の奥がじんと重くなる感覚がありました。
気になるのは、その後のふたりの関係です。
大森元貴さんも山中さんも、それ以降に何か語ったことはありませんが、それぞれが新たな道を歩み出していることは間違いありません。
- 山中さんは脱退後、ドラム活動や「社労士」としての活躍へと進んでます。
- 大森さん率いるMrs. GREEN APPLEは、新体制での活動を精力的に再始動。アルバムやライブ、メディア出演など、バンドとしての歩みをしっかりと進めています。
直接的な交流や共演は特にないようですが、あれだけ長い時間を共有した仲間ですから、全く接点がなくなった、ということもないでしょう。
いまは同じステージに立つふたりの姿を見ることはできませんが、またいつか、何かのタイミングでその道が交差する時が来たら、ファンとしては嬉しいですね。
まとめ
- 二人の出会いは山中綾華さんの専門学校入学前、知人の紹介で初対面(大森さんは大遅刻)。その時に、大森さんの曲を聴き「これだ!」とバンドに参加を決めた
- 「ゼンマイ」でのコーラス抜擢やラジオでの親しみあるやり取りが“特別感”を想像させた。
- バンド時代のやりとりには信頼と親密さが感じられるものの、公に恋愛的な発言はない。
- 大森元貴さんが山中綾華さんを「好きだった」「片思い」などの発言はなく、あくまでファンの推測に過ぎないが、とても良い関係であった
- 現在は別々の道を歩んでいるが、互いを尊重しあう関係性がうかがえる。
音楽や会話の端々から伝わるのは、恋愛というより深い信頼関係。ファンが“特別な関係”と感じていたのは間違いないでしょう。
長く一緒に歩んできたからこその距離感があったのかもしれませんね。
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