気持ち悪い上司っていますよね。
不自然にボディたちして来たり、
必要に食事などに誘ってくる、身だしなみが不衛生などの上司がいますが、どのように対応したらよいでしょうか。
この記事では、気持ち悪いと感じる上司への対策方法や、ストレスを軽減する方法について詳しく解説しますので、お役に立てたら幸いです！
上司が気持ち悪いと感じる理由とは？
上司に対して「気持ち悪い」と感じる場合、その上司の行動や言動に理由がある場合が多いですね。
例えば、酔った席でのボディタッチや頻繁な食事のお誘い。
他にもジロジロ見られるような視線などが挙げられますが、これらの行為は、受け手側に強い不快感を与え、ストレスを感じさせます。
他にも上司の清潔感の欠如や口臭、身だしなみなども「気持ち悪い」と感させる大きな要因になるでしょう。
なぜこれらの行動が気持ち悪く感じられるのか、と言えば、たとえば同じ行動を友人や知り合いがした場合には、それほど不快に感じないかもしれません。
でもそこに上司という立場が加わることで、上下関係の中で拒否することが難しくなるからでしょう。
上司から見れば「部下だから許されるだろう」といった甘えがある場合もあり、こうしたことが気持ち悪さを生む原因にもなりますね。
一言で言うと、上司が気持ち悪いと感じるのは、上下関係からくる避けがたい圧力からくる無意識の不快感が主な原因となるでしょう。
気持ち悪い上司への5つの対策方法
では、気持ち悪いと感じる上司の対策を見ていきましょう。
無理に我慢し続けることがストレスを増大させる原因になるため、適切な対策をとっていくことが何より重要なポイント。
1. 物理的な距離を取る
まずは上司との物理的な距離を取ることを心がけましょう。
例えば席替えが可能ならその提案をしてみたり、直接的なコミュニケーションを減らすのが良いですね。
同様に、仕事のやり取りをメールやチャットに切り替えることで、対面での接触を減らすことも一つの方法になります。
2. はっきりとした態度を示す
気持ち悪い行動が続く場合には、相手に対してはっきりとした態度を示すことが大切です。
上司は悪気がなくやってる場合も多く、例えば、冗談半分でのボディタッチなどには「そういうのはやめてください」と明確に伝えることが効果的。
こうした態度を示すことで、上司が自分の行動に気づき、改善されることも期待できます。
3. 信頼できる人に相談する
一人で悩みを抱え込まず、
信頼できる同僚や上司に相談することも重要です。
特に同じ部署のメンバーに相談することで、共感を得られることが多く（実は他の人も同じように思ってたなど）、心理的な負担が軽減されます。
場合によっては社内の人事部門やカウンセラーなど、より専門的な立場の人に相談することも検討してみるのがおすすめ。
4. 会社のポリシーを確認する
セクシャルハラスメントやパワーハラスメントに該当する場合、会社のポリシーや対応手順を確認することが重要だったりします。
多くの会社では、こうした問題に対する対応策が整備されており、正しい手順を踏むことで解決に向かう可能性が高まります。
もしポリシーが曖昧であれば、その点も改善のために声を上げることが必要かもしれません。
5. ストレス解消の手段を持つ
上司への直接的な対策だけでなく、日常生活でストレスを解消する手段を持つことも重要です。
スポーツや趣味など、自分がリラックスできる時間を作り、ストレスをため込まないようにしましょう。
具体的な5つの対策を紹介しましたが、
最も重要なのは、自分の心身の健康を第一に考えること。
上司の行動に対して無理をしないよう、
自分のペースで対処していくことを心がけるのが良いですね。
ストレス軽減のためにできること
気持ち悪い上司への対策を取ることは重要ですが、それに加えて、日々のストレスを上手に解消する方法を持つことも大切になると思います。
ここでは、ストレスを軽減するために実践できる具体的な方法をいくつかご紹介しますので、お試ししてみてくださいね。
1. 一般的な対応
ストレスを軽減では、一般的に言われることとして、
「定期的な運動」
「趣味を楽しむ」
「瞑想の実践」
「友人、家族とのコミュニケーション」
「十分な休憩と睡眠」
などがあります。
これらが出来ればそれはそれでよいですが、そんなことはもうしている、という場合には、以下少しユニークなアプローチを試してみてください。
1. 自分だけの「パワーソング」を持つ
ストレスがたまった時や上司と対峙する前に、
元気をくれる曲を聴くことで、自信を取り戻しましょう。
これを「パワーソング」と名付け、自分のモチベーションを高める習慣にしてみてください。
例えば、「これを聴けば元気が出る！」という1曲をプレイリストに入れておく、というのも良いですよね。
2. 「秘密基地」を作る
職場や自宅に、自分だけがリラックスできる「秘密基地」を作ってみましょう。
デスクの片隅にお気に入りの小物を置いて自分独自の場所としての演出をしたり、昼休みに一息つける場所（会社の近くのカフェなど）を見つけたりする。
（学校で言えば体育倉庫や保健室みたいなもの？笑）
自分専用の場所というものがあると、
ストレス軽減につながりますね。
3. 「ストレス日記」をつける
これは、かなりおすすめですが、
上司とのやり取りなどで感じたストレスを日記に書くと、感情を整理できますし、自分の気持ちを客観的にみることもできるようになります。
次にどう行動するべきか考えるヒントにもなりますね。
例えば、「今日はこんなことがあったけど、どう乗り越えたか」「深く考えるとどういうことだったのか」なおを書き残すことで、自分の成長へとつながることにもなりますし、いざという時の証拠にもなりますね。
4. 「デジタルデトックス」を試す
スマホやパソコンから一時的に離れることもストレス軽減のための1つの施策。
ネットから離れることで多くの情報を遮断して頭をクリアにし、心のリセットを図ります。
週に1回、SNSを見ない日を設けるだけでも、ストレスが軽減されることを実感できるかもしれませんし、意外にスマホ無しでも大丈夫だな、なんて感覚が得られるかもしれません。
5. 「セルフギフト」を取り入れる
これはよくありますが、自分に小さなご褒美を用意するのもいいですね。
例えば、仕事を頑張った日には、ちょっとしたおやつや自分が欲しかったものを自分にプレゼント。
こうしたものを用意することで、モチベーションの維持につながったり、ポジティブな気持ちを保つことができます。
法的対応が必要な場合の対処法
気持ち悪い上司への対応が個人的な対策やストレス軽減方法だけでは解決しない場合、法的対応が必要になることもあります。
特にセクハラやパワハラとなる行為が見られる場合は、会社のルールに従って適切な対応を取ることが重要になりますね。
1. 証拠を残す
法的対応を考える際には、まず証拠を集めることが不可欠。
メールやメッセージのやり取り、
具体的な出来事をメモするなどして、上司の行動を記録しましょう。
（日々の日記を取っていたらそれも役立ちます）
また、信頼できる同僚に相談することで、
証人を確保することも有効です。
2. 会社のハラスメントポリシーを確認する
会社には通常、ハラスメントに関するポリシーや手順が定められていると思います。
よく知らない、という場合には、
人事部や総務部に聞けばすぐ分かると思いますが、それらを確認し、どのように報告すればよいのか、誰に相談すればよいのかを明確化しておくと安心です。
そもそもポリシーがない、とか、内容が薄い、という場合には、問題提起をしてもいいですね。
3. 社内の専門部署に相談する
人事部門や社内カウンセラー、ハラスメント対策窓口などに相談することも有効です。
これらの専門部署は、適切な対応をサポートしてくれる可能性が高く、相談内容は秘密裏に扱われることが多いため、安心して相談できると思います。
自分だけで抱え込まず、こうした専門部署を巻き込みましょう。
4. 外部機関への相談
社内での解決が難しい場合、外部の専門機関に相談することも考慮しましょう。
例えば、労働基準監督署や弁護士など、専門家の力を借りることで、より強力なサポートが得られます。
特にセクハラやパワハラが深刻な場合、
社内でどうも対応が今一、という場合、外部機関に相談するなどを告げると対応が劇的に変わる場合もあるので、一言伝えてみるのも１つの対処法。
5. 法的手続きの検討
最後の手段として、
法的手続きを検討する必要がでることもあります。
これはもう気持ち悪い上司、というレベル感ではないですが、訴訟や労働審判を通じて、上司や会社に対して責任を問う、ということになりますね。
こうした段階にならないことを誰もが願いますが、この段階では、弁護士と相談しながら進めることが重要です。
まとめ：気持ち悪い上司とどう向き合うべきか
今回は、上司が気持ち悪いと感じる理由、具体的な対策、ストレス軽減の方法、そして法的対応について解説してきました。
最終的に大切なのは、
自分自身の心身の健康を最優先に考えること。
上司との関係に悩むのは決して珍しいことではありませんが、無理に耐える必要はありませんし、状況に応じて適切な対策を取り、時には勇気を持って行動することも必要ですね。