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上司がキモイ,気持ち悪いと感じる場合の対策は?

会社の上司にもいろいろな人がいますが、一番の難点といった「選べないこと」。
(上司も部下を選べない、みたいなところはありますが)

そんな上司が「この人キモイ」「何か気持ち悪い」という場合には、会社の仕事も進まず評価もされずでかなりの問題ともなりますね。

細かい上司、いちいち一言が多い上司などなど、どうして上司がそうなのか、対策を考える上で上司の心理や立場などを押さえておくのも解決に向けて重要なことになるでしょう。

無視するという手段もありますが、他の対策も考えて、会社生活を少しでも良い方向に変えて行きましょう。

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上司がキモイ、気持ち悪いの原因は?

上司がキモイ、気持ち悪い、という場合、どんなケースがあるのかざっと見てみると、大体以下のようなものがあげられます。

  • 1)細かい上司
    • いちいち細かく指示をする、チェックするタイプの上司。
      何かにつけ細かく言われると、何この上司、キモイ、気持ち悪い、ということにもなりますよね。
  • 2)一言嫌味を伴う、人格攻撃するタイプの上司
    • 何かあると必ず一言嫌味が伴う、それも人格を否定する言葉も混ざってくるようなタイプの上司。
      こうなると、キモイとか気持ち悪い以上に、その場を出来る限り早く立ち去りたい衝動にかられそう。
  • 3)気持ち悪い上司
    • 女性のみならず男性でも(というか男性だからこそというか)、ボディタッチなどお構いなしにしてくる上司。
      もう、ザワザワザワ...という感じで理屈なく嫌悪感もでそうです。

以上3つのタイプを挙げましたが、
1つ1つ上司の行動パターンやその対策を見て行きましょう。

1)細かい上司

まず「キモイ、イライラする」といった上司で挙げられるのがこの「細かい」上司。これは2つの面があり「仕事面」と「それ以外」に分かれそう。

仕事面で言えば、ここをこうしろ、あーしろ、なんでこれ報告しないだ、とある意味ネチネチと大変ですし、こうなると部下としては思い通りに仕事が進められずストレスもたまる一方になりますね。

仕事以外でも、机の上がきたない、言葉遣いが悪い、態度が悪い、など、そんなことまで言われるのか、と細かいことに注意が来たりする場合もあります。

この仕事面、仕事面以外と分けて、
どうしたら良いのか細かく見ていきましょう。

仕事面で細かい

仕事面では上司の心理を考えるのが解決策を探るスタートです。

仕事に対して細かく指示を出す、チェックを入れる、というのはある意味「それは仕事なので仕方のない」という面もありますね。特に初めて与えられる仕事ならなおさら、ということもありそうです。

ただ、物事には限度というものがあり、そこまで言うか、という上司の特徴としては「完璧主義」

自分の思い通りにならないと気が済まない、そうしないと落ち着かないし不安になる。部下を信用していない、多少の失敗さえも許せない、自分のやり方を押し付ける。

部下からしてみれば、自分は上司の小間使いやロボットか?、上司のイライラのはけ口か?みたいにも思えてモチベーションが下がり、そして出てくる言葉が「キモイ」「ウザイ」「イライラする」。

上司にしてみれば、自分の言う通りに部下を行動させることで「俺の言う事ならなんでもきく、つまり俺は偉いのだ、俺の言うことを聞くということは俺は周囲から認められている」と自己満足できるし、逆にそうでなければ「俺の部下は反抗的、できないやつだ」というレッテルを貼っていきます。

「認められたい気持ちが強い」ので「完璧主義になる」ともいえるところ。

こうした上司は、全てを把握したい、コントロールしたいと思うので、結果として「詮索しすぎて人に嫌われやすい」という特徴の持ち主です。

認められたいと思うのに逆に嫌われやすいウザい人、といった矛盾抱えているとも言えますね。

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仕事で細かい上司の対策は?

細かい上司は完璧主義者であり、部下を思い通りにコントロールすることで「俺は偉い」、「認められている」と自己満足するタイプ。

細かいところまで把握して自分の思い通りにしたいので、真正面の対策は、そんな上司の「把握したい」「コントロールしたい」という思いを実現させてあげること。これが正に正攻法です。

仕事には「報・連・相」(ホウレンソウ)というものがあり、これは「報告」「連絡」「相談」。仕事の基本中の基本としても良く知られていることですが、思い通りにしたいと細かいところまで口を出す上司には、この「報・連・相」を徹底するのが効果的

1つ1つ細かく報告する、連絡する、相談する。

たとえ、こんな事いちいち報告が必要なのかな、と思っても、それも全て報告する。ここまでは報告しなくてもいいよ、と言われるまで報告する。

何かあればとにかく連絡、何かあれば一番に相談。上司が口出す前に全てこちらから情報を与える、ということになりますね。(徹底すれば仕事している最中に上司が口出しする隙を与えないことになる)

でもこれ、最初は非常に手間暇がかかります。

こんなことまで何故にいちいち報告、連絡、相談しなければならないの?という感じですが、実はだんだんと慣れてきて、半年もたてばそれが普通になるものだったりもします。

正攻法のこれができず、単に逃げたい、
なんでこんなにも言われないといけないの?
と毎日思ってもつらいだけ。

上司は変えられない、
帰るとしたら他の職場を探す、ということにもなりますが、
まずその職場で、より良い快適な環境を得たい、となったら、とりあえず騙されたと思ってここは自分がちょっと大人になってみる。

一歩引いて、ウザイ、キモイ上司の立場に立って行動してみる。
(なんでそんなことしなくちゃいけないの?という感覚はひとまず押し込める)

この正攻法では、どこまで我慢して頑張れるかが勝負ともなりますが、逆にこれができるようになると上司と信頼関係が結ばれ、

  • あいつなら報告してこなくてもうまくやっているだろう、
  • いちいち口を出さなくても、何かあれば報告があるはずだ、

というところに上司を持って行けるし、
そこまで行くと「任されている」というモチベーションも上がり、自分のスキルも上がっていく。(勿論ここまでくるとイライラもどこかへ飛んでいく)

細かい、の裏返しは大雑把ですが、実際細かくやらずに大雑把なやり方でやったがために、2度手間、3度手間になる場合もありますよね?

始めから細かいところに気を配りきっちりやることで、実際には効率化が図れている、ということもあったりします。

またその部署のやり方、というのもあるでしょう。

会社全体、各々の部署で同じような細かいやり方をしてたとしたら、部署を異動した際、しっかり仕事が身に付いているね、と評価の対象にもなりますし、逆に逃げてばかりいて細かいところが全くできてなければ、「今まで何やってたんだ」と、元の上司の顔がつぶれることにもなりますし(これは別につぶれても良いですが(笑))自分の評価も真っ逆さまに地に落ちる可能性まで出てきます。

この徹底した「報連相」対策ができなければ、
残るは非常に難しい高度な対策:「上司の上をいく」。

上司が何か言ってきても、こうした方が良い、というものを持ち、それが具体的に説明できれば、細かく言う上司もやみくもに言い返せない、という状況に追い込まれます。

ただこれはそこまでのスキルを磨く必要があり、一朝一夕にはできません。スキルなくしてできないし、説得するためのプレゼン能力も問われます。

自分のやり方の方が絶対良い、ということであれば、上司と言えど従わない理由はなく、これには圧倒性を目に見える形で示すこと。たとえば、効率という側面であれば、かかった時間。完成度であれば、行った作業と実際の成果。

仕事をおこなっている中では上司の細かい指示にいいなりのようにみせかけて、実はその中でこういった工夫をやってみた、そうしたらこういった結果が出た、と数値化したりして見せる。

徹底した報・連・相、または上司の上をいくスキル。

これらがない、できない、という場合には、
対策として残るのは、無理やり上司を変えること。

つまり残念ながらになりますが、異動願いや転職しか手段はないということになりそうです。

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仕事以外で細かい

仕事ならそれなりの対策も考えられますが、
仕事以外に「言葉遣いがどうの」「態度がどうの」「机の上がどうの」と細かいことを言ってくる上司対策はかなり難しいものがあります。

この手の上司の特徴は仕事面と同じで、コントロールしたい、支配したい、ということになり、上司の言うとおりにする、というのが解決になりますが、机の上が汚い、などは、整理すれば済む話。

でも言葉遣いや態度、など、まるで母親が小学生の子供にする注意と同じようなレベルで細かいことを言われると、何をどうしたらいいかパニックになってしまうこともありますね。

仕事以外で細かい上司の対策

この「仕事以外で細かく言う上司」への対策として「細かく言われたことを1つ1つ対応しよう」としても、それはなかなかできないもの。
(自分の中で整合性がとれなくなりパニックになってしまう)

1つ1つの対応ができないとると、対策としては

  • 「相手の懐に飛び込み、真意を問いただす」、
  • つまり「1対1の時間を作り、そこでとことん話す、相談する」

ということになるでしょう。

言葉遣い、態度など、なんでそんな細かいところまでいわれるのか、逆にしっかり質問して答えてもらう。もしかしたら、上司の細かい指摘などは、1つ1つを指しているわけではなく、何か根底に他の理由があるかもしれません。

直接相談してみる。細かいことを言われるが、それがどうしてか分からない、教えてほしい、とズバッと直接聞く。

なかなかできないことですが、こうして直接に聞かれると案外深いところの本音を話してくれ、逆に信頼を得る結果につながることもあるものです

言っていることに理由があり、なるほど、と思えば、逆に細かいことも上司の意向をくんで取り組むこともできますし、相談した結果信頼を勝ち取れば、自分のことを理解してくれて「この人はこういう人だから、こうなるのは仕方がない」と、細かい指摘もなくなる可能性も出てきます。

2)一言嫌味を伴う、人格攻撃するタイプの上司

なんでそいうこと言うかな、それ言うか?と言いたくなるような余計な一言を言ってくる嫌味上司。

あなたもそんな上司の一言に思わずイライラする!と叫んだことがあるかもしれません。

イラつくウザイ上司のこんな一言

嫌味な上司の一言には、例えば以下のようなものがありますが、あなたもこんなこと、言われて思わずムカ!とイラついたりしてませんか?

  • やる気があるのか!?
  • 給料泥棒!
  • 何度言えばわかるんだ!
  • お前は馬鹿か?!
  • こんなことも分からないの?
  • 親の顔が見てみたい
  • 俺が若いころは...
  • 頼んだ俺がバカだった
  • 俺がやれば良かった
  • お前の代わりなんでいくらでもいる
  • 普通、こうするよね?
  • 仕事が遅い!

挙げればきりがないほどですが、
これらはパワハラにもなりますし、仕事に関係ない人格攻撃、誹謗中傷も混ざります。

これらを平気で言う「上から目線バリバリの上司」がいますが、こんなことを言い続けられれば当たり前のようにモチベーションも下がり、ある意味その言葉に洗脳されてしまいます。

俺/私が本当は悪いの?
俺/私ってそんなにバカなの?

自己嫌悪への悪循環へまっしぐらにもなりますね。

こうした上司は、あなたを下げることで自分のことを偉いと思いたい/思わせたい、または、あなたが将来脅威となる、と考えて、今のうちからへこましておけ/手なずけておけ、と考えているかです。

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「意に介せず」、「(笑って)すみません」

こういった時の解決策を探るポイントの1つは、そう言われるのは自分だけかを探ること。

上司の一言にムカついたりイライラさせられているのは自分だけなのか、と客観的に見ることも必要です。他の人にも同じようにその上司からイラつかされていれば、それはもうその上司の性格、というか上から目線の口癖です。

でももしあなただけに、更にその一言が納得のいかないものが多いとしたら、それはもしかしたら「あなたの能力を恐れている」かもしれない。つまりその上司が意識しているかどうかはおいといて、あなたを潰そうとしている、ということになりますね。

上から目線の性格からくる口癖にしても、あなたを潰そうとしているにしても、その一言はあなたを傷つけイライラさせ、「もういや!何とかしてこの上司」、と会社を辞めたくなるほどです。

どちらも根本は「相手を傷つけ自分を上に持ってくるという意識」。端的に言えば「嫌がらせ」ともなりますが、嫌がらせは相手が嫌がれば嫌がるほどニンマリするものです。

この術中に入らないためには、結構難しいことですがキモイ上司にニンマリさせない、つまり嫌がるそぶりを見せない、ということが解決策に結びつくでしょう。

耐える気持ちが物凄く必要で、でも「こいつには何を言っても嫌な顔しないので効果がない」、と相手があきらめればあなたの勝ち。

一言多い上司への対策は無視だけではない

この一言多い上司、
上から目線は何かやれば直るものではない!、
ということから、考えられる対策は2つ。

  • 1)無視する
  • 2)受け流す

「無視する」は、何か一言言われても聞かなかったことにする、というもので、これが一番穏やか。ただ、ことあるごとに一言言われ続ければ、精神的にもまいってしまいます。

そこで、こいつには何を言ってもしょうがない、
と思わせることで一言を封じる工夫として「軽く受け流す」。

単に受け流すのではなく、ちょっと毒を入れて軽く受け流す

やる気があるのか?と言われれば、すみません(ちょっとにっこりしながら)
お前は馬鹿か、と言われても、すみませーん(ちょっとにっこりとしながら)

糠(ぬか)に釘、柳に風作戦。

単にすみません、と普通に謝ると
「それ見たことか!認めたよね」、となり、
余計な一言がさらに増えることもありますね。(いわゆる調子づかせる、というやつです)

ここは「ちょっとニッコリしながら」言葉を返す、ところがポイント。

この「ちょっとニッコリしながら」に、「そんなこと言われても気になりませんし...」というのを態度に含める。こうすることで上司は「こいつに何を言っても無駄なのか」という思いを抱かせ、余計なイライラさせる一言を封じる。

そうは言っても、中には無視もできない、受け流せない、どうしても一言言い返したい、という場合もあるでしょう。でもこれは相応の覚悟がいりますね。

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どうしても一言返しをしたい!

一言多い上司に対し、仕返し、というか、
どうしても何か言い返したい、
遺恨が残ってもどうしても何か言ってやりたい、という場合もあるでしょう。

正に堪忍袋の緒が切れた、とただならぬ状態に近いですが、その場合も頭はクールにしておく必要があります。

というのも、それがもとで会社に居づらくなり、したくもない退職をしないといけない状況にもなりえるからですが、そうなれば上司にはダメージはなく、ダメージがあるのは自分だけ。(踏んだり蹴ったり状況になってしまいます)

言い返しても良いですが、会社を辞めてもいい、という覚悟も必要になりますね。

いや、もうどうにかなったら会社やめる覚悟ぐらいあるよ、一言言い返したいんだ、という場合には、相手を黙らせる3つの対策がここにあります。

  • 1)その言葉をすんなり受け入れる
    • 上司も続けていう言葉がなくなり黙りこむ
      (お前は馬鹿か?と言われたら「はい、馬鹿です(で何か?)」と答えるみたいなものです)
  • 2)真面目に答える
    • 何言ってんだこいつ、と思われて上司も言葉が続かない
      (お前は馬鹿か?と言われたら「いや、そうではないと思いますが、他の人にもどう思うか聞いてみましょうか?」みたいなものです)
  • 3)具体的なところを逆に突っ込む
    • 上司も大抵の場合、パッと具体的に返せないので黙り込む
      (お前は馬鹿か?と言われたら「具体的な例とその改善はどうすれば良いか教えてください」みたいな)

この3つで、その後はどうなるかはおいておけば、黙らせることもできるし、同じことを言われたらまた同じ言葉で言い返すこともできます。それ相応の覚悟はいりますが。

例えば最初に出てきた嫌味な一言に対する具体的な一言返しを見てみましょう。

  • やる気があるのか?
    • やる気はありますよ。どこがやる気がないように見えますか?
      (具体的に指摘できないのでそれ以上は黙る)
  • 給料泥棒!
    • いや別に泥棒してませんが。
      (当たり前の事なので、それ以上続く言葉が出てこない)
  • 何度言えばわかるんだ
    • 物分かりが悪くてすみません。何度も教えてください
      (すんなり受け入れたので、その後が続けられない)
  • お前は馬鹿か
    • はい、バカです。そんなことわかってますので。
      (すんなり受け入れたので、その後が続けられない)
  • こんなことも分からないの?
    • バカですみません。教えてもらえますか?
      (すんなり受け入れたので、その後が続けられない)
  • 親の顔が見てみたい
    • 写真ありますけど見ますか?
      (すんなり受け入れたので、黙るしかなくなる)
  • 俺が若いころは...
    • もう時代が違いますので
      (何言ってんだこいつ、と思われて言葉が続かない)
  • 頼んだ俺がバカだった
    • そうかもしれませんね
      (すんなり受け入れたので、その後が続けられない)
  • 俺がやれば良かった
    • では次からはお願いします。
      (すんなり受け入れたので、その後が続けられない)
  • お前の代わりなんでいくらでもいる
    • だったらその人呼んできてください。
      (具体的に呼んでこれないので、それ以上は黙る)
  • 普通、こうするよね?
    • 普通じゃなくてすみません(笑)
      (すんなり受け入れた、しかも笑いながらで茶化された感じで、その後が続けられない)
  • 仕事が遅い
    • では上司さんなら、どれほどでこの仕事終わるのでしょうか?そのやり方教えてください。
      (具体的に言えないので黙る)

あなたが上司になったつもりで、例えば部下からこんな言葉が返ってきたらどうでしょう?その後会話が続けられないし、また同じ答えが返ってくるかもと思えば2度と言うこともなくなる、と思いませんか?

日常的に同じような「余計な一言」を言われているとしたら、それをメモしておいて、これ言われたらこう言い返す、なんて準備しておくと、心にも余裕が出てきますよね。

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3)気持ち悪い上司

最後に気持ち悪い上司。
これはある意味不気味で物凄く嫌な存在。

ボディタッチは勘弁して

女性は特にそう感じると思いますが、
男性でもボディタッチされると結構イヤな感じがするものです。

この上司キモイ!と生理的に受け付けなくなるタイプ。

上司からしてみれば親愛の情を示したいのか、俺は部下を大事にするタイプだ、と自慢げにすり寄ってきているのか、肩をたたいたり肩に腕を回して来たり肩をもんだり、他にも背中に手を当てたり、腰辺りに何気にタッチしたりと、これはウザイというより物凄く気持ち悪く感じるものです。

プライベートを聞かせるな

また聞いてもいないのに上司自身のプライベートなことをしゃべりだし、しかもそれが延々と続くパターンもあります。逆に仕事とは関係ないのにプライベートの事を聞かれたりする。

会話の中だけでなく、LINEやメールでそんなことが書かれていれば、これはもう「ゾッとする」というレベルになるかもしれません。

ウザイというより「気持ち悪いー!キモ過ぎる!あなたは一体何?」と叫びたくなる感じです。

上司からしてみれば、プライベートなことを話すんだから、俺は心を開いているよ、信頼してるんだ、というアピールの気持ちがあるのかもしれません。でも聞かされる方は全く興味もないのに、仕事以外のある意味生々しい話を聞かされると、気持ち悪さが出てしまいますよね。

更に「俺が話したんだから聞いてもいいよね」
みたいな感じで部下のプライベートの事まで聞いてくるとなると、

なんであなたに仕事以外で私の事いわなくてはいけないの?

とぞっと背中がゾワゾワゾワっとするような感覚に襲われます。

この手の上司は、相手との位置関係がうまくつかめない人。うまくつかめないならこちらから線を引かなくては、どこまでも入ってきてしまいます。

ボディータッチの気持ち悪い上司対策

ボディータッチの気持ち悪い上司、
これははっきり言わないと止まらないし段々とエスカレートもします。

気持ち悪い、という感覚を隠して下手に沈黙を守ったりニコニコしていれば、
「ここまで踏み込んでも、こいつの場合は大丈夫♪」、
とばかりに、次々に魔の手が襲ってきます。

ここははっきり意思表示しかありません
「体に触れられるのは好きじゃないんで」、とはっきり言いましょう。

特に拒絶することもしなければ、
これはOKをもらったと勘違いされ、もう延々と続きます。

女性だけでなく男性でもセクハラにも該当するので、会社に専用窓口があればそこに相談する。それがなければ、上司の上司に相談して注意してもらうか、外部の機関で相談する

※)セクハラ・パワハラに関する対策サイト「セクハラ110番」というもあるので参考になります

これらを行っても「どうしてもキモイ上司の魔の手から逃げられない」「もう我慢ができない」となれば、他部署への異動、または転職しか逃れる術はなさそうです。

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プライベートに足を踏み込む気持ち悪い上司対策

相手との位置関係がつかめない気持ち悪い上司への対策は「線を引くこと」。

つまり、ここからは踏み込ませないし、こちらも扉を開きません、と意思表示をするしかありません。

何か上司がプライベートな話が始まれば、「ちょっとそういう話は苦手なので」、とお茶を濁す。

プライベートな話を聞かれれば、
こちらも同じく
「そういう話はどうも苦手なので」とか
「自分の事を話すのはちょと苦手ですみません」と、お茶を濁す。

または

「会社では他の人に自分のプライベートを話さないことにしてますので」

と、はっきり意思表示をする。

相手との位置関係がつかめない上司は、
まるで土足で家に上がり込むようにドシドシ入ってきてしまいます。

ココが玄関で、ここから入っちゃだめよ、とはっきり示すことがお互いにとって重要になりますね。

女性の上司には要注意

あなたが男性で、上司が女性の場合では、あらぬ関係に引き込まれることもあるので要注意。(上司が男性、部下が女性の場合に同じです)

仕事の立場を利用して、変に言い寄られる、などの場合、「会社、人事に報告しちゃいますよ」と冗談交じりで言って退ける。

同期入社など社内の人間に相談して仲間を増やしてブロックする。

上司が既婚であれば、旦那さんに言いますよ、と、こちらも冗談ぽく言ってごまかすのが軽いのりで言いやすいですし、更に上司が、ドキッとして、何言ってるの、冗談よ、となれば以上で終わりです。

どうしてもうまくいかない、こちらの意図が伝わらない、という場合には、上司の上司に相談するか、何がどうなるか分からないので、何か証拠が残るものは残しておきましょう。

全体に共通する対策

ここまでイライラするウザイ上司の3つのパターンを見てきました。

  • 1)ウザい細かい上司
  • 2)一言嫌味を伴う、人格攻撃するタイプの上司
  • 3)気持ち悪い上司

部下は上司を選べない、ということから、何か対策を打てれば打つ。

対策が打てなければ、そのまま我慢するか、または環境を変える(転職する)か、といった手段しかなさそうなところです。

ここで全体に共通する対策がないかを見てみましょう。

あとどれぐらいで異動になるのかを考える

ウザイ、気持ち悪い上司への対策の1つとして、この上司、あとどれぐらいで異動になるのか、または自分がどれほどで異動になるか、客観的にみてみることもポイントの1つになりますね。

つまり、いつになったらこの上司から離れられるか、それが分かっていれば気持ちの持ちようや耐えられる期間も変わるものです。

通常では「このぐらいで部署が変わるだろう」など何かしら予想が立てられたり、会社の仕組み上、定期的に配置換えが行われてたりすれば、そこから逆算してあとこれだけ我慢すれば環境は変わる、と分かるだけで気持ちにも余裕が生まれます。

仕方ないからそこまで付き合ってやるか、ということで、細かい上司には「報・連・相」をこなす、一言上司には受け流す、気持ち悪い上司には...これはもう我慢がどうのというより、専門の窓口に相談する、となりますね。

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上司の上司に相談する

上の方で見た対策にも出てきましたが、
上司にも当然上司はいます。

上司の上司は上司の事を良く知っているはずで(その人から見れば部下なので)、上司の上司に相談してみるというのも全てに共通する対処法の1つ。

上司の上司が相談に乗ってくれれば、それとなく注意したり何かしら対応策をうってくれるもの。これにて上司の行動が変わればラッキーです。

変に上司の上司があなたから相談があった、などと個別の情報が流れると話もややこしくなるので、思いっきり相談という形をとらずに、社内で挨拶をするときなどに、それとなく、最近こうなんで困ってる人がいるらしいですよー、こんな話が流れてるんですがー、みたいな軽いノリでお話しする、というのもありますね。

上司の上司に相談するとしたら、上司がどうのという理由よりは、健康上の都合や家庭の事情などからの配置換え、部署異動に関して相談する、(それにより現状を打破する)というのも勿論あります。

ストレス発散もしておく

対策以外に考えておきたいのが「ストレス発散」。
たまった鬱憤(うっぷん)、イライラを発散することもポイントになりますね。

上の方にも出てきましたが、仲間を作ることが社内での対応策にもつながります。

一人でスポーツなどでストレス発散もよいですが、社内の仲間とカラオケなどでストレス発散、ついでに上司の愚痴言い合い合戦、というのも、ここに同じ仲間がいるんだ、これならまだ頑張れるぞ!、ということで大いにストレス発散や明日への活力になりますね。

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まとめ

  • 1)細かい上司対策
    • 仕事面:「報・連・相」を徹底する・「上司の上をいく」
    • それ以外:「1対1の時間を作り、そこでとことん話す、相談する」
  • 2)一言嫌味を伴う、人格攻撃するタイプの上司対策
    • 「意に介せず」、「(笑って)すみません」
    • 無視する、受け流す
    • 一言返しをしたい場合には、「1)その言葉をすんなり受け入れる」「2)真面目に答える」「3)具体的なところを逆に突っ込む」
  • 3)気持ち悪い上司対策
    • ボディータッチ:はっきり意思表示
    • プライベートに足を踏み込む:ここからは踏み込ませないし、こちらも扉を開きません、と意思表示
    • 女性の上司(異性の上司)には要注意
  • 全体に共通する対策
    • あとどれぐらいで異動になるのかを考え、そこまで頑張る
    • 上司の上司に相談する
    • 仲間を作りストレス発散

会社も勤続年数が長くなれば、社内での地位もおのずと上がり、部下もどんどん増えるでしょう。その中でも上司はいるもので、その上司がここで見てきた上司にあたったら、なんとか切り抜けていくしかありません。

またあなたが上司となっていく場合には、ここで見てきたようなことを知らず知らずのうちに部下に対して行ってしまい、陰でキモイなどと言われないように、気を付けていくことも大切なこと。

自分が嫌な思いをすることは他の人に対してしない、というのが基本です。

細かさも、ここまでやると絶対いや、というところが分かれば、それを今度は人に押し付けない、という人になりたいものですし、どうも自分は一言多くて相手の機嫌を損ねることが多い、という場合には、一度自分自信を振り返ってみる必要もあるでしょう。

気持ち悪い、ウザイ、キモイ、なんて言われる上司にはなりたくないものですね。

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