台風の日は、何と言っても雨と風に要注意。
それも横殴りで風も雨も下から吹き上がってきてはもう大変です。
上半身、下半身で言えば、断然下半身の濡れが気になります。ということから服装はどこ辺りに注意すれば良いかもわかりますね。
ここでは台風の通勤時、どんな格好や服装にすればよいか、またレインコートを着るにしても電車通勤ではどうすればよいかを見ておきましょう。
男性は長靴と靴下の替え
男性はスーツで出勤する人も多いですし、カジュアルな格好の人もいますが、台風ではスラックスは完全に濡れてびしょびしょです。
このまま仕事か...となれば、気分も暗くなるし、濡れたままの仕事はどうにも気持ち悪いもの。
ということで、台風といった雨風の強い日は、周りの目を気にせずに長靴はいてスラックスはその中に突っ込む、というのが良いですね。ポイントは、周りの目を気にしないこと。
ベストは何か、最強はなにか、ということであれば、なんといっても着替えを持って行くこと。
言われてみれば「当たり前ですがな」となりますが、いやいや、これが意外に気が付かない。
着替える場所がないんですけど、なんていう場合には、トイレを使えばいいじゃない、というところですね。
着替えを持って行けない、という場合でも、もう1つのポイントは靴下。
せめて靴下の替えは持って行きましょう。
濡れたままの靴下はとても気持ち悪いものですし、靴下ぐらいならパパッと履き替えられて、気分もスッキリです。
これで仕事の効率も断然変わるというものですね。
女性はパンツかタイトスカート
女性であればスカートには要注意。
強風でヒラヒラ、というか、ババンと舞い上がるし、下からの吹きあがりの雨、風で、どうなるかは落ち着いて考えれば大体は想像つくでしょう。
台風の日の服装はパンツ一択!
ただし長いパンツだと、ご想像通りに裾がびしょびしょ。
ということで、ピッタリのものより、裾を折り曲げられるものが良いですね。
(ぴったりだと濡れた時に気持ち悪いですし)
それでもスカートが良いんだ!
どうしてもスカートじゃないといや!
という場合には、風に負けないタイトスカートを選ぶ。
ただ、パンツでもスカートでも同じですが、雨に濡れた時に下着が透けて見えないようなものを選ぶ!ということには十分注意してくださいね。
レインコートを着たまま電車は大丈夫?
レインコートが断然おすすめな理由
台風の雨風の中を歩くには、そもそも「傘」という発想から「レインコートを着る」、という方向で考えるのが断然おすすめ。
周りの目なんて気にならないので(皆ずぶぬれで大変ですし(笑))フード付きで全身防御するのが、雨、風対策にも良いですし、両手が空いていて安全安心。
傘だと突風は勿論ですが、強風でも風に負けて全身ずぶ濡れの悲惨な結果になりますね。レインコートが完璧な防御対策です。
電車通勤でのマナー
台風ではレインコートが強い味方になりますが、通勤や通学で、レインコートを着たまま電車内に載ってもいいかが気になりますね。
着たままで良いかどうかは、以下の考え方を元にするとおのずとわかります。
- 他の人の迷惑にならないこと
つまり、電車内のレインコートで言えば、他の人にレインコートの水滴をつけないことが最も考えるべき点で、そうしたことがなければ着たままでもよし、水滴が付きそうな場面ならレインコートは脱ぐ、ということになりますね。
まずレインコートを着たまま電車に乗る場合、その基本的なマナーは以下になるでしょう。
- 基本の考え:
レインコートについている雨水で他の人を濡らさない事 - 脱ぐべきかどうか:
着たままの場合で、他の人に水滴が付きそうな場合には、レインコートは脱ぐのが良い - 座席に座る場合:
隣の人にレインコートが触れない、座席に水滴が付かないように注意する
レインコートは台風時にはすごく有効ですが、弱点もあります。
電車通勤など人込みの中で通学や通勤しないといけない場合は特に考えておく必要がありますが、着たまま電車に乗ると、周りの人が「濡れるのに何で着たままなの?」と鋭い視線を投げかけてくる場合もあります。
実際今時のレインコートは水をはじいて、実は(あまり)濡れてない、傘をさして台風の中を歩いてきた人の方がよっぽど濡れてるし、ということで、レインコートは脱がずに着たまままま、というパターンも多いですね。
ただ、そうは言ってもやっぱりレインコート濡れてるし、周りの人も「何濡れてるのに着たままなんだよ」といった目で見る人もいるし、ということから、そこは人込みの中のマナーとしてどうするか、は事前に考えておきましょう。
まず電車通勤などで、人込みの中は避けられない、という場合には、人込みではレインコートは脱ぐ、ということになりますが、では脱いだとしてレインコートはどうするの?といえば、やっぱりどこかにしまうことになります。
手に持つ、というのが基本で、
できればレインコートをしまう用の専用のバッグも持っておくのが良いです。
そうした収納用のバッグを持ってない場合には、脱いで手に持つとなりますが、どう持つか、といったポイントもありますね。
濡れてるから脱ぐ、という場合では、普通に手に持てば水が垂れるし濡れますよね。であれば、レインコートの濡れてる側を内側にして裏返し、そして手に持てばよい、ということになります。
ちょっとしたことですが、台風で大雨の中電車に乗ったりする場合、意外に細かいところまで気が回らないこともあるので、レインコートの裏返し、は覚えておいて、ぜひ試してみてくださいね。
レインコートと他の雨具との併用も考えておく
レインコートは特に台風など雨の強い日にはおすすめですが、他の雨具と組み合わせることでさらに防水効果を高め、通勤や通学を快適にすることができます。
レインコートと併用すると良い雨具やその活用方法も見ておきましょう。
シューズカバー
最初の方で、男性は靴下の替えを持っていこう!というお話をしてますが、足元はレインコートだけでは絶対守りきれない部分。
シューズカバーを使用することで、靴や靴下が濡れるのを防ぎ、足元からの冷えも軽減できます。
特にビジネスシューズやスニーカーなど、水に弱い素材の靴を履いている場合に効果的。
防水バッグカバー
靴と同じですが、通勤バッグやリュックサックも、雨によって中の荷物が濡れてしまうことがありますよね。
防水バッグカバーを使用することで、
大切な荷物を雨から守ることができますし、カバー自体が反射材でできているものを選べば、夜間の視認性もあってより便利。
(車に乗ってる人は分かると思いますが、雨の強い日は車の中から見た外は視界が結構悪い、見づらくなりますので)
折りたたみ傘
レインコートで出勤や通学したとしても、折りたたみ傘も持っていくと良いです。
レインコートと併用することで、より広い範囲をカバーすることができますし、電車を降りた後の駅から職場や学校までの短い距離はレインコートではなく傘で、という場合に便利です。
防水スマホケース
台風など、特に雨、風の強い日は、カバンの中に入れていてもスマホが濡れるリスクも高まります。
こうした時には念のためにも防水スマホケース(やビニール袋)を使用することで、スマホを雨の水から守ったり、どうしても、という場合の雨の中での操作もできるようになります。
防水ケースには首から下げられるタイプもあったりしますので、手ぶらで移動したい時にも便利ですね。
台風時の服装、電車通勤での服装まとめ
台風の通勤、通学時にベストな服装はレインコート。
電車で気を付けることは、レインコートは着たままの人が多いが、混雑していたり、周りの目が気になる時にはマナーとして脱ぐ。
ただし、表裏を裏返しにして持つ、または収納用のバッグを持っていく、というのが良さそうです。
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