職場にお付き合いしている人がいる。毎日会えるので仕事に行くのも楽しい、といった素敵な社内恋愛ですが、社内恋愛している人たちのデートの回数や頻度ってどれぐらいなんでしょう?
また職場、というある意味閉ざされた環境での恋愛では、デートの1回目、そして2回目も、それぞれこうしたところがポイント、というものがあったりします。
ここでは職場恋愛事情について、特にデートに絞って一緒に見ることで、楽しく幸せな職場の恋愛を育てて行きましょう。
社内恋愛のデートの回数と頻度
社内恋愛におけるデートの回数の頻度は、実は他の恋愛スタイルに比べると結構高め。その理由は、同じ職場であることで時間の都合を合わせやすいから、ということなんですね。
相手の仕事の状況を把握するころができるので「忙しいか、そうでないか」ということが分かりやすく、デートの日程を決めやすい状況下にあります。中には同じ仕事をしているもの同士で残業することもあり、その流れで仕事が終わった後に食事など、ちょっとしたデートをする、ということもあるでしょう。
こうした「ちょっとしたデート」は自然な流れとなり、これがデート、といったように本人同士がデート自体を自覚してない、それでも、付き合っている時間が長い、というところが社内恋愛の特徴にもなっています。
社内恋愛のデートでは、平均的に見れば「週に3回ぐらいの頻度」のカップルが多いかもしれません。しかし、社内恋愛を長く続けるためには実は回数は少ない方が良かったりするんですね。
人間は会う回数が多くなる相手に対して距離感が縮まる一方で、安心感から「マンネリ」になりやすいというデメリットがでてきます。
社内恋愛では基本的に毎日顔を合わすことができることも多いものですが、
- この「マンネリ」を意識すると、理想としては、週に一度か、多くても週に二度のデート、
といったような、ちょっと寂しいけど、ちょっと会いたいけど、といったある種の緊張感を保ちつつ、付き合いをして行くなどすると良いですね。
- お互いに、仕事中は業務的なこと以外の接触は避ける
- 週に一度、二人っきりの時間を持ち合わせた時に思う存分お付き合いを楽しむ
こうした関係の方が「いつでも一緒」「いつも会っている」というより、いつまでも新鮮で相手の事をより想う二人でいられるかもしれません。
付き合い当初はお互いに「会いたい」気持ちが高まるものですが、一般的な恋愛スタイル以上に「飽きやすい恋愛」であることも社内恋愛の特徴。いつまでも仲の良い恋人同士でいるために会う頻度を考えておく、というのも必要そうです。
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デート1回目は何がポイント?
社内恋愛を成功に導くためにはデートの1回目がまず重要。
他の恋愛スタイルと違い、社内恋愛では、
- 普段の仕事ぶりなどから、ある程度相手の性格や行動などをつかんでいる、
- ただし、会社でのイメージが先行していることが多い
こういったところから、1回目のデートでは、どれだけ相手に「素の自分」を出せるかがポイントです。2回目、3回目とデートを進めるには、この1回目のデートで、まずは自分はこういう人だよ、と伝えることがポイント、ということになりますね。
大人になればプライベートと仕事を分けている人は多いはず。
仕事では自分や人に厳しく対応する人でも、プライベートではのんびりとしていて天然系な人もいますし、その逆で、仕事の時にはのんびりしていて穏やかに見えても、プライベートでは意見をバシバシというタイプの人もいたりします。
まずは自分とはこういった人なんだよ、とお伝えする1回目のデート。
そのため、1回目のデートではお互いちょっと緊張してしまうようなオシャレなレストランなどはあえて避け、普段自分がよく行くようなお店でデートするのがおすすめです。
お互いが緊張することなく、普段通りの自分の姿を見せることで、会社にいるとき通りの人なのか、会社にいるときとは違って普段はまた別の雰囲気を持つ人なのか、お互いが新たな発見をする。
そうした上でお互いが今後どうするかの1つの試金石になるのが1回目のデート。だからこそ社内恋愛では普段のその人が見えずらい分、1回目のデートが重要、っていうわけですね。
デート2回目が重要な訳とは?
社内恋愛における1回目のポイントは分かった。後はそのままうまく行けばいいんだ、と思っていたらちょっと深呼吸。実は社内恋愛における2回目のデートが1回目にも増して重要なんですね。
その重要なポイントとは、
- 「二人の関係を周囲に公表するかしないか」という点について話し合いをしておく
社内恋愛もデート2回目ともなれば、お互いの今後の継続的なお付き合いを意識する時です。今後の二人の恋愛について、お付き合いのし方についてお互いの考えを一緒に話しておくのが良いですね。
そうすることで、社内恋愛における様々なトラブルを事前に回避することができ、二人の関係を自然に発展させることができるでしょう。
例えば、男性側は秘密にしておきたいのに、女性の方が周囲を気にすることなく「今日はどこで待ち合わせる?」「何時に仕事が終わるの?」と仕事中にデートの誘いをかけてしまうと、男性側にとっては、「ちょ、ちょ、ちょっと待ってよ」といった気持ちにもなるでしょう。
反対に、女性の方でも社内の同僚に知られることで噂になったりすることを好まない人もいます。
女性の人間関係は結構複雑だったり、そのネットワークの伝達スピードは異様に早かったりしますので、そんな中で同じように「今日どうする?」なんて他の女性社員の前などで何気に話しかけられると、「私も立場も考えないで、なによ、この人」ということにもなりかねません。
今後「二人はどうしたいのか」ということを確認しておくことが大事、っていうことですね。
話し合いの上で、社内恋愛を周囲の人に公表する場合にはある程度の覚悟は必要でしょう。最終的にめでたく「結婚」というゴールに向かえばそれに越したことはありませんが、そうでない場合にはいろいろと気を使う場面や気まずくなる場面も出てきます。
場合によっては職場にいづらくなり会社を辞めてしまう、ということもあるかもしれません。こうした社内恋愛におけるリスクというものを念頭に、話し合って決めてみるとよいですね。
また反対に、二人の関係を秘密にしておく場合にも、連絡を取り合う手段の方法や周囲にばれないようなデートの待ち合わせの場所なども考えておく必要もあるでしょう。
社内恋愛となると、ある特定の狭い範囲中のお付き合い、身近な人間関係の中でのお付き合い、ということで、いろいろなことがおこりやすい恋愛スタイル、とも言えますが、好きな人をいつも近くで感じられることができる、というのはとても幸せなことですね。
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社内恋愛のデータの回数・頻度のまとめ
- 社内恋愛のデートの回数と頻度
- デートの回数や頻度は、他の恋愛スタイルに比べると結構高め
- 平均的に見れば、週に3回ぐらいの頻度のカップルが多そう
- いつでも会える、という環境も良いが、いつまでも新鮮でいるためには、というところろで、会う回数、頻度を考えると良い
- デート1回目のポイント
- 会社にいるときの自分と普段の自分が違う場合が多い。
- まずは自分とはこういった人なんだよ、とお伝えするのが1回目のデートのポイント。
- そのためには、普段よく行くお店で、というような二人ともかしこまらないような場所を選ぶのが良い
- デート2回目のポイント
- 2回目ともなれば、お互い今後の継続的なお付き合いを意識する時
- 「二人の関係を周囲に公表するかしないか」という点について話し合いをしておく
- こうすることで、これから起きるであろう問題・課題も未然に防ぐことができ、二人の関係も育てやすい
社内恋愛は、すぐ会える、毎日会う、など、恋する二人がとても身近に感じられる恋愛スタイル。これはとても幸せなことですが、反面「マンネリ化しやすい」ということ。
マンネリ化したらそれはしょせんその程度、とは考えず、恋には努力も必要です。マンネリ化しやすいとわかっていたら、そうならない工夫をしてみる、ということを考えていくのも良いですね。
デートは1回目はまずお互いの自然体を確認する、そしてデート2回目ともなれば、今後の付き合い方、特に職場での二人の振る舞いについて意識を合わせ、今後のより良きお付き合いのベースとして行きましょう。
何事もそうですが、事前に考えておく、ということが恋愛においても重要だ、ということになりますね。
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