上司である立場を忘れて部下を好きになってしまう!ということ、ありますね?あなたも部下を好きになり、正に今、そのことで悩んでいるかもしれません。
苦しい、辛い、我慢するしかないのか、諦めるのか、どうしたらいいんだー!と心の叫びが聞こえてきそうですが、安心してください。ここではそんなあなたに向けて、部下を好きになって苦しく辛い気持ちをどう対処すればよいのか、しっかり解説します。
また、部下を好きになると嫉妬する、嫉妬される、という2種類の嫉妬が待ち受けてます。嫉妬は自分を見失わないようにしていかないと大惨事を招くことに。
ここでは、部下を好きになって苦しい、辛い、といった気持ちの対処法と共に、嫉妬で自分を見失わない方法もあわせて見て行くことで、最善の選択をして会社で楽しくすごせる道を歩みましょう。
部下が好きになって苦しい、辛いは誰にでも起こりえる
新入社員や職場での配置換え、転職などで入ってきた女性社員、
お!かわいい子が入ってきた!(やったぜ!)
上司と部下、というところで年の差が大きくある場合もありますが、
- もうその女性社員が気になってしょうがない。
- ドキドキがおさまらない。
- どうしたらいいか分からない。
- 辛い、苦しい、なんとかしたい。
あなたは孤独に一人、自分だけで苦しんでいる、と思っているかもしれませんが、実は女性部下を持つ上司にはこういったこと、良くあります。
ある調査では、部下を恋愛対象として見る上司の割合は、
- 女性の部下を持つ上司では5割に迫る勢い
という結果が出ています。
つまりあなたはその沢山の中にいる一人に過ぎない!
あなたが独身であるにせよ既婚であるにせよ、相手も独身/既婚を問わず、会社で仕事をする中で「意識してしまう、好きになる」というきっかけは実に様々。(以下記事参照)

正に一瞬で引き込まれる「一目惚れ」から、「笑顔が可愛い」、「いつも明るく接してくれる」、「気を使ってくれる」、など、そのきっかけとなるシーンは会社の中には盛り沢山。
これだけ多くのきっかけが潜んでいることから、上司が部下を好きになる、というのは、ある意味仕方のないこと、とも言えますね。
それでも立場としては上司と部下。
会社ではその立場上の一線がありますが、会社というある意味特殊な場でのその壁が、余計に「好きだ」という気持ちの高ぶりを生む結果にもつながります。
- 平日では会社で会える、会社にさえ行けば好きな女性の部下がすぐそこに。
(会社に行くモチベーションにもなりますね(笑)) - 手を伸ばせば届きそうなその部下が、他の男性社員と話しているだけでやきもき。
- 今日は話しかけてくれない。どうしてだろう...と悩み、
- 今日はすぐ帰宅してしまった。何か約束があるんだろうか。と不安になり、
- 休日は休日で、いま何してるんだろう。他の人とデートなんてしてるんだろうか、などと上の空。
女性の部下が好きになる。辛くて苦しくて、もうどうしたらいいか分からない、というその気持ち。これは仕方のないこと、こうした経験は自分一人だけではないんだ、良くあることなんだと分かったら、ひとまずちょっと深呼吸。
続いてその対処法を見て行きましょう。
対処法を考える上での前提
女性は男性以上に敏感です。たとえ上司、部下といえど、あなたのその「好き」という気持ちは何気に態度に現れて、既に回りの部下、特に他にいる女性社員にうすうす感じられているかもしれません。(というか、すでにバレていると思った方が良いです(笑))
ドキ!どうしよう、と思っても、これはもう手遅れ!
会社で仕事をしている以上、上司、部下、の各々の役割をこなしつつ、ではどうするか、というところを考えていくしかありません。
まず2つのポイントを見ておきましょう。
ポイント1)既婚か独身か
上司、部下ともどちらも独身であればまずは良いですが、どちらかでも既婚であれば、事は重大に考える必要があります。
下の方で詳しく説明していますが、どちらかでも既婚の場合、お互いの仲が進めば
それは不倫の道にまっしぐら!
結果は家庭崩壊、莫大な慰謝料、愛する人たちの精神崩壊、と大惨事を招く結果に。
自業自得ともなりますが、自分だけでなく、愛する多くの人々を傷つける結果につながるため、独身か既婚かはしっかり前提に置きましょう。
ポイント2)女性部下があなたに気があるか
まずそもそもその女性部下があなたに気があるかどうか。
男性も女性も、モテル人、というのは大体共通するところがあり、
- 誰にでも気さくに話しかける、
- 話しているときは笑顔が沢山。
- 軽くボディータッチをしてくる
意識している/してないはあるにせよ、中にはこれらを巧みに使い「思わせぶり女子」、「小悪魔」と言われる人もいますね。(笑)
ある調査によれば、男性を自分の方に振り向かせる、好きにする、といったちょっとした遊び心で男性を勘違いさせた経験のある女性は、なんと8割にも上るそうです。
女性の部下が好きになる、
それは自然の心の動きだとしても、そもそもその女性が自分に好意を持っているかどうか、を探りながら行動していく必要があります。

3つの対処法
部下を好きになった、つらい、苦しい、諦めるしかないのか、いや待てよ...などといった場合には、頭がそもそも回らない、自分の置かれた状況が全く見えなくなる、という非常に不安定な状態です。(これ、自分じゃ気が付かないんですね)
それでもそこは頭を冷やし、冷静に考えれば対処法は以下の3つの選択肢しかないことも分かります。
- 1)今の状態を維持して我慢する
- 2)諦める、忘れるように努力する
- 3)何かしら進展させる
順番としては正に1⇒2⇒3。
1)今のまま我慢する、我慢できなければ、2)諦めるか忘れられるように努力する。それでも気持ちが押さえられない、となれば、3)何かしら進展させる、という流れ。
ここで一緒に1つ1つ順を追って考えて行きましょう。
1)今の状態を維持して我慢する
今の気持ちのまま我慢する。
これは、時間がたち、心が癒されるのを待つ、ということです。
我慢するのは中々大変で難しいものですが、同じ会社、しかも同じ部署といった
「物理的に部下との距離が近い、でも近づけない」
というジレンマがあればあるほど、恋心は燃え上がり熱くなるものです。
特に社内恋愛禁止、など禁止事項があれば、禁止事項に違反している、秘密の行いをしている、というスリル感もあいまって更に燃え上がっていくものにもなりますね。
(これ、単なるロミオとジュリエット効果ですよ(笑))
上司、部下という状況、そのシチュエーションが余計にその気持ちを強くする、ということをまず理解することが第一歩。
恋心とはそういうものだ、単に今の状況が自分を勘違いさせているということがないか、しっかりと自分と向き合い、辛い、苦しいといった気持ちを押さえて耐えてみる。
それでもだめなら、以下2)の諦める、忘れるように努力する
2)諦める、忘れるように努力する
単純に諦める、なんて誰もできない!
諦めるとは、
心の中に占める部下に対する気持ちをどこかに追いやる
ということですが、どこかに追いやった後に残った空白を何かで埋めることができない限り、その気持ちは中々どこかに行ってくれません。
(追いやったつもりでも、空白になっている限りまたその場所に戻って来るしつこいやつ)
諦める、忘れるには、その空白を埋める何かをどこかから持ってこないといけない
ってわけですね。
この空白を埋めるには、どこか別のところに目を向ける。
あなたが独身であれば、
- 仕事に更に集中するとか
(でも同じ部署に好きな人がいるとちょっと難しいですね) - 資格試験などにチャレンジするといった新たな前向きな目標に向かう、
- 趣味に没頭する、
- 新たな恋を探すべく、出会いの広がる場にでかけるなど
あなたが既婚であれば、
- 自分の大切なもの、自分の家庭を振り返り、それがどれだけ重要なのかを再確認
独身と同様、勿論仕事に集中、資格試験や趣味、といったものでも良いですが、家庭を持つ身としては、
- あなたの大事な人が、
- 仮にあなたと同じように他の誰かに恋心を抱き、
- 行動に出たとしたら、果たしてあなたはどう思うのか
ここをよく考えて行きましょう。
部下が既婚であれば、
- 相手の幸せな家庭を崩壊させることにもつながり、
- そうなったらどうなるか、具体的に考えてみる。
既婚の場合、下方ににも出てくるように不倫ともなれば悲惨な結末が待っています。
そういったところを「具体的に」考えれば、忘れる努力をする気にもなり、いっちょ何かに取り組んでみるか!と、心の隙間を埋めることもできるでしょう。
3)何かしら進展させる
1)「自分の気持ちを押さえ我慢する」、ということもできず、2)「諦めること、忘れることもできない」、となれば、残りの選択肢は、3)何かしら行動に移す。
そう、それが知りたいんだ!といっても、行動に移すだけの条件がそろっているか、をまず考えましょう。
条件がそろってなければ、1)自分の気持ちを押さえ我慢する、や2)諦めること、忘れる にまた戻る、それしか解決策はない、ということになりますね。
条件1)独身であること
まず上司のあなたが独身であり、その女性の部下も独身であることが基本です。
仮にその女性の部下が独身と分かっていても、もしかしたら彼氏がいるかもしれないし、実は婚約者がいて結婚に向けて準備を進めているかもしれません。
となれば、最初の行動は、アプローチをしても良い相手かどうかを探ること。
例えば日々の会話の中で、
- (上司)明日は休みか。よし、今日中にこの仕事を終わらせよう
- (部下)はい!
- (上司)そういえば、休みの日はいつも何してるの?
- (部下)家でテレビ見たりしてボーとしてますよ(笑)
- (上司)え?彼氏とデートなんか行かないの?
- (部下)はははは、彼氏まだいないんです。
など、普段の会話の中で聞いたりする。
会社であれば飲み会などで聞くチャンス、ありますよね。
条件2)部下の気持ち
あなたが上司であれば、部下はあなたから何かしらのアプローチがあった場合、部下として無下に断れない立場にあるわけです。
上司の立場を利用して、そこに強引に推し進めると「セクハラ」、「パワハラ」にもつながりかねない重大事。会社の関連部署に報告されたり、外部機関に相談されたりでもしたらあなた、一巻の終わりです。
双方独身であること、部下の気持ちを考えた上で、行動を起こすなら起こす。最初は簡単な普段の会話から、たまに機会をとらえて食事に誘ってみるなどですね。
既婚の場合は何が何でも踏みとどまれ
どちらかが既婚なら、これはもう不倫につながります。
家庭崩壊につながるもので、行動は起こさず、上で見てきた1)「今の状態を維持して我慢する」、2)「諦める、忘れるように努力する」に戻ってください。好きな部下が退職に追い込まれ、2度と会えなくなることもあります。
上司であるあなたが既婚の場合、一度頭を冷やすために、
- 今自分にとって重要なものは何か、
- 自分の家庭は自分にとってどういったものか、
- それがなくなるとどういうことになるか、
を冷静に考えましょう。
その中で、
- いや、今の家庭がなくなれば、生きていけない、
- 自分の大切な人を傷付け泣かせる結果になる。
- 下手すれば、大切な人と険悪な状況になり、
- 今までの関係がぶち壊しどころか大切な人を精神の崩壊まで追い込むことになりかねない、
など、改めて事の重要性が認識できれば、気持ちも自然と収まる方向に向かいます。
気持ちが押さえきれない、となれば、
- その大事な家族の写真など、机の上にでも飾って、いつでも見れる状況にし、
- 気持ちが揺らぐときはその写真を見て、改めて自分の気持ちを固める、
などが対処法になりますね。
必ず誰かが見ているもの
会社は小さな世界です。
当人同士が上手く隠れて付き合っているつもりでも、必ずバレているもの、ということは常に頭に入れておくクールさが必要です。
一旦社内に噂が広がれば、たちまちあなたの立場は危うくなり、最悪会社を辞めざるを得なくなる状況に追い込まれる。これは女性部下も同じです。
特に同じ部署にいる、という近い関係では、どこかで食事する、といった軽いお付き合いでも分かりやすいは、目立ちやすいはで、噂になりがち。
これが変な誤解につながり、家庭崩壊への道へまっしぐら
というケースも考えられるところ。
既婚であり、今の家庭を捨てて新たな恋をしたい、ぐらいの真剣な気持ちであれば、話はまず離婚してからです。
まず離婚して、ということができないのであれば、それは、自分だけ逃げ道を用意して安全なところにいて楽しみたい、といった単なる自分勝手な自己都合。真剣な気持でも何でもない、というところ。
また、部下の年齢、というのもポイントとしてありますね。
たとえば30代の独身女性を不倫の道に引き込めば、婚期も逃しその人の人生をつぶすことにもなりかねません。
あなたの好きな人、こんなことになって良いですか?(良いわけないですよね!)
辛い、苦しいの根底は「2種類の嫉妬」
苦しい、辛いには嫉妬あり!
ここまで「部下を好きになって苦しい、辛い場合の3つの対処法を見てきたわけですが、苦しい、辛い、といった感情の元には「嫉妬」があります。
誰かを好きになると、その人が誰かと話しているだけでも嫉妬する、その人が楽し気に彼氏との話をしても嫉妬する、ということで、この嫉妬という感情で苦しむことになります。
まだ付き合ってもないのに「男性の独占欲」がこの嫉妬を招くんですね。
回りから注がれるもう1つの嫉妬
ただこの嫉妬、何も自分だけが抱く気持ちではありません。
上司のあなたが部下の女性を好きになり、周りが見えなくなって気が付かないだけで、実は回りからは、
「上司であるあなたが、上司という立場を利用して、部下に近づいている」
と、誰の目にも映ってます。(悪い噂はみんな大好きですぐ広がる)
つまり不公平な近づき方をしている、ということで、
同じようのその魅力ある女性部下に好意を持っている人たちから、あなたに対して嫉妬の目がギラギラ向けられます。
こうなると部署全体の雰囲気はがらりと悪い方向にまっしぐら。なにか部下に命じても、
「上司の立場を利用して何やってるんですか、あなたは」と、
- 心の中でなめられて、
- まともに仕事をしなくなり、
- 結果組織が機能せず、
- あなたの評価もがた落ち
という結果を招きます。
自分の部下に手を出すダメ男、なんて評判が立ち、その噂が得意先までいったら、もうあなたは会社にいられなくなりますね。
回りの嫉妬の回避法
このギラつく回りからの嫉妬の目を回避する方法は以下2つ。
- 仕事中は他の人と差別しない!
- 相談は職場の人間にするな!
他の人と差別しない
部下が好きになる、好きな相手は特別扱いしがち、となれば、当然周りの目は、上司はあなたの好きな女性部下をひいきしていると映ります。こうなれば嫉妬の目はあなただけでなくその部下にも集まり、その部下はいろいろなところで嫌がらせにあうでしょう。
部下を好きになるのは仕方のないことだとしても、仕事の場ではあくまでそんなそぶりを見せず、他の部下と差別することのないように気を付けるのがとても重要。
相談は職場の人間にするな
また、そもそも自分が部下の事が好き、と分かってしまうと、それが周囲からの嫉妬の原因になることに。
上司であるあなた自身のその部下に対する行動から、あながたその部下が好きである、と分かってしまうのはあなた自身の責任です。でも思わぬところからあなたの気持ちが漏れないように注意する必要がありますね。
それが「相談は職場の人間にしないこと」
職場の人間に相談すれば、それだけ情報が洩れるリスクが高まります。たとえ相談する相手が信用できる、と思っていても、人間だれしも、つい、誰かにしゃべってしまう、直接その話をしなくても、話の端々からなんとなく分かってしまった、伝わってしまった、というのは良くあること。
職場の人間に相談しない
これは鉄則と思っていきましょう。
嫉妬で自分を見失わない方法とは?
回りに自分の気持ちが知れなければ、嫉妬を受ける、ということはありませんが、では自分が抱く嫉妬はどうすればよいのでしょう?
それには「嫉妬はどうして起こるのか」、また「その怖さ」を理解しておく必要があります。
嫉妬とはどうして起こるのか
嫉妬とは「何かを失いそうになる時に起きる感情」。
恋愛で言えば、
- その人を手に入れたい、振り向いてほしい、と思う時
(でも手に入らないし失うかも) - 気になるその人の愛情が他の人に向けられる時
(でも手に入らないし失うかも)
この場合にに起きる感情が嫉妬です。
気を付けたいのが「その人が好き」という感情が周りを憎む感情にも変わること。つまり、その人の愛情が自分に向けられず「周りの他の人に向けられている」と思い込み、その「周りの人たち」が憎い、という感情に変わる。
失なうかもしれない、手に入らないかもしれない、「他の誰か」の手に渡ってしまうかも、であれば、その「他の誰か」が憎い、という心の動きです。そしてそんな自分に自己嫌悪。
嫉妬心とは怖いもので、いやそんなことにはならないよ、なんて思っていても、男性の嫉妬心はある限界を超えると「可愛さ余って憎さ百倍」。
自分を見失い、具体的にあらわれるのが「DV」、「ストーカー」と言われるもので、正に相手に執着する、というところまで来てしまいます。
嫉妬している、と感じたら、最後はこうなるところに行き着く可能性がある、ということで、自分の中にある嫉妬を追い出すことを考えていきましょう。
嫉妬を追い出す最も有効な方法
自分の中にある嫉妬を追い出す最も有効な方法は、
物理的に会うのが無理、という状況にすること。
会社で言えば、部署を移動する、会社を転職する、ということになりますが、これが簡単にできれば苦労はない、というものです。
普通は簡単にできるものではない、ということから、そうなれば「自分自身の気持ちのコントロールをする」ということになります。
気持ちをコントロールして嫉妬を追い出す
自分自身の気持ちのコントロールをするには、まず「一人になる」こと。
一人になり、周りからの情報をすべてシャットアウトし、自分を改めて見つめなおす。
- 自分にとって一番大切なものは何なのか。
- その大切なもののためには今何をどうしたらよいのか。
今の自分にとって一番大切なものが家族としたら、その大切な家族のために、今なにをどうしたらよいでしょう?
当然不倫、そして家庭崩壊、といった道に入らない。そのためにどうしたらよいだろう、という考えに行き着くはず。
一人になり頭を冷やし、クールに現状をとらえてこそ、こういった思考ができるもの。まず一人になり周りからの情報を全てシャットアウトして自分を見つめなおす機会を作りましょう。
- その中で嫉妬の気持ちも受け止め、現実と照らし合わす
自分を見つめなおす中で「嫉妬」という気持ち、感情を素直に受け止めることも重要です。
嫉妬している、嫉妬という感情に支配されているからこそ、苦しい、辛い、となっていれば、その支配から逃れ、現実を冷静にとらえること。
- なぜ嫉妬するんだ?
- あの子が可愛いからだ、
- 好きだからだ、
- でもそれがどうしたっていうんだ?
- 可愛いから嫉妬するのも仕方がないよね。
- 可愛いから他の人がその子を好きになっても仕方のない事、
- でも、それだけのことじゃないか
仕方のないこと、それだけのことじゃないか、と思えれば、現実を素直に受け入れられ、
- 魅力ある子なのだから、自分だけじゃなく周りからも好かれて当然
- 別にその子が他の男性社員と話をするのも普通の事
- 上司の自分が好きになるのも当たり前
- でも、それだけのことだったんだ
と、「それだけのこと」と思えれば、嫉妬する理由もなくなります。
自分だけでは無理、と思ったら
自分だけでは嫉妬を追い出せない、辛い、苦しい、となったら「カウンセリングを受ける」、ということも非常に有効な方法です。
何、カウンセリングだ?そんなの恥ずかしくてできない!
なんて思わなくても、こうしたカウンセリングを受ける人も実際いるわけです。あなたはその他大勢の中の一人にすぎません。
分かってくれる人を持つことは心の負担を大きく軽減させるし、なんといってもカウンセラーは専門家。
一人で辛い苦しい思いを抱えるのではなく、誰かと話し悩みを共有する。
出口のない迷路をさまよいもがいている状態から、どこかにある出口を見つけること。辛い、苦しい、どうしよう、と思っているだけではなく、出口を見つけるには今何をするのが一番重要かをよく考えて、そのための行動をして行くのが良いですね。
この記事のまとめ
ここまで、部下を好きになって苦しい、辛い場合の対処法や、その気持ちの元となる嫉妬の種類、そして嫉妬に自分を見失わない方法を見てきました。
苦しい、辛い場合の対処法では、
- 1)今の状態を維持して我慢する
- 今の状況が自分を勘違いさせているだけか、しっかりと自分と向き合う
- その中で、辛い、苦しいといった気持ちを押さえて耐えてみる
- 2)諦める、忘れるように努力する
- 心の空白を埋められるものをどこかから持って来る事に努力する
(仕事自体、資格試験、趣味、新たな出会い)
- 心の空白を埋められるものをどこかから持って来る事に努力する
- 3)何かしら進展させる
- 行動に移すだけの条件がそろってなければ1)へ戻る
- 条件がそろっていれば、簡単な普段の会話から、たまに機会をとらえて食事に誘ってみる、といった行動に移していく
- 既婚の場合は何が何でも踏みとどまる(1,2へ戻る)
嫉妬に自分を見失わない方法では、
- 嫉妬には自分の持つ感情と周りからの嫉妬の2種類がある
- 自分の持つ嫉妬
- 回りからの嫉妬
- 回りの嫉妬の回避法は、
- 仕事中は他の人と差別しない
- 相談は職場の人間にはしない
- 嫉妬を追い出す最も有効な方法
- 物理的に会うのが無理、という状況にする
- 会社で言えば、部署を移動する、会社を転職する
- 自分自身の気持ちのコントロールをするには
- 一人になり自分自身を見つめなおす
- 嫉妬の気持ちも受け止め、現実と照らし合わす
- 自分だけでは無理、と思ったらカウンセリングも受けてみる
人が人に惹かれるのは自然な事。
それでも、状況による、ということもあり、それが会社の中の上司、部下、という関係であれば、まず状況を冷静に見つめることが大切ですね。
自分の事、部下の事、それらを取り巻く周りの人たち。
部下を好きになって苦しい、辛い、我慢できない、といったその気持ち。突破口としては「冷静に一人で自分と向き合える環境を作る」こと。
これがあってこそ最善の道にたどり着くと思いますよ。
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