妻の機嫌が悪い時、男性の皆さんはどんな対応をしていますか?
機嫌が悪い中でも、どうして妻の機嫌が悪いのか、原因が分からない場合は正直「めんどくさいな・・・」と思うこともありますよね。
でも、もし妻の機嫌が悪くなった原因が自分にあるのなら、早めに解決して、また前にように普通に話したいと思う気持ちもあったりして・・・
どんな対応が正解なのか悩むことと思います。
ということで、今回は妻の機嫌が悪い時には、夫としてどういう対応をするのがベストなのか、一緒に解決していきましょう!
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妻の機嫌は波がある?
まず、妻というか、女性には波がある人が多いと思います。
「女はそういう生き物なんだ」と思っておくだけでも、心構えができますよね。(笑)
では、どうして機嫌に波があるのか?
その理由は2つあります。
- 女性はホルモンバランスが変動しやすい
- 女性は頭ではなく心で考えることが多い
男性の皆さん、何となく分かる気がしますか?
より詳しく説明してみると...
ホルモンバランスが変動しやすい
簡単に言ってしまうと、生理前や排卵前というのはイライラしやすいです。
特に生理前の女性はイライラしている時が多いので要注意!
そもそも、女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンという分泌物があるんですね。
排卵前には、エストロゲンの分泌が一番ピークになり、排卵すると下がります。
そして、生理前はプロゲステロンが一番ピークになり、生理になると一気に下がります。
この、ピーク時が情緒不安定になりやすく、気分が暗くなったり、ちょっとしたことでもイラっとする元になります。
男性にはない、女性特有の体の変化とそれに伴う精神的な変化、というところになるでしょう。
心で考えることが多い
昔からこの「女性は心で考える」というのはよく言われていることだと思います。
「男は頭で動くけど、女は心で動く」
つまり、他愛もない会話をしていても、男性の場合、頭で(論理的な思考で)考えて、その気はないのに、ついつい思いやりのない冷たい言葉を女性に発していることがあります。
そのような(論理的な)心ないように響く言葉に傷つき、女性は怒っていることもよくあるのです。
一方女性の場合、頭で、というより、気持ちや感情で物事を言ったりしたりする傾向が(多分)多く、その分、精神状態も揺れ動く度合いが男性に比べて多いかもしれません。
疲れるしめんどうな夫
男性の皆さんは、「今度は何に怒ってるの?」って、妻のこと、めんどくさく思うこともあるでしょう。
女性の私でさえ、生理前のイライラが辛くて「こんなものなければいいのに」と思うくらい、感情が安定しない(というか、はたから見れば、すごく機嫌が悪そうに見える)こともあるのですから。
このどうしようもない辛さを経験していない男性からすると、女性、妻の気分のムラは意味不明で、めんどくさいだけだと思っても仕方ないと思います。
今、丁度私の旦那がいたので「理由が分からずに私が毎月機嫌悪かったら、めんどくさい?」って聞いてみると、「そりゃ、めんどくせぇよな(笑)」って笑って返されちゃいました。
逆の立場に立てば、夫が毎日意味なく機嫌悪ければ、妻からしてみれば、疲れるな、とか、面倒くさいな、と思うと思います。一緒ですよね。
対応はほっとく、無視でよい?
でも、いくらめんどくさくても同じ屋根の下で暮らしている訳ですから、お互い気分よく過ごしたいですよね。
やっぱり、妻の機嫌が悪い時の対応策は少しでも知っておくべきでしょう。
では、妻の機嫌が悪い時の対応は、「ほっとく」のが良いのか、「無視」して、機嫌が収まるのを待つのが良いのか。
最も良いと思うのが、「ほっとく」や「無視」にも少し共通するところもありますが「見守る」だと思います。
優しく温かく、「大丈夫?何か嫌なことでもあった?俺が原因なら話せる時に話してね」と一言いって後は見守るのです。
なんだ、これだけの言葉でいいのか?
と思うかもしれませんが、いいんです。
その理由はとても簡単なこと。
少し大げさに聞こえるかもしれませんが、いつもと変わらずに見守ることが、無償の愛だからです。
こうした、優しく温かく見守ること、妻からしてみれば見守ってもらえることが伝われば、妻としても情緒が安定しやすくなるものです。
これで離婚は行き過ぎ?
妻のよく分からない機嫌の悪さに辟易して、離婚しようと考えてしまう人も中にはいるのかもしれません。
でも、機嫌が悪くて暴力などを振るう場合は別ですが、機嫌が悪くなるだけで離婚するのは行き過ぎだと思います。
行き過ぎ、というより、ちょっと早まった行動、という感じ。
というのも、機嫌が悪くなる理由は主に上で見た、女性特有の体の状態からくるものと、男性とは異なる考え方によるものです。
そこが分かれば、面倒だと思う妻の機嫌の悪さも分かり、対応も見えて来るのではないでしょうか。
妻の機嫌を良くする方法
妻の機嫌を良くするには特効薬みたいなものはありませんが、一番良いのは「いつもと変わらない態度で見守る」こと。
この「見守ること」が愛だと思うし、それが妻の心に伝わるものでもあると思います。
見守ることが愛って?
“それって愛情?”、それが効果あるの?って不思議に思う人もいるかもしれませんね。
でも、過度に突っ込むことなく一歩引いて見守ること、これが結婚している二人にとっては愛になると思います。
結婚していれば、普通は1つ屋根の下で毎日一緒に暮らしてる。
毎日が一緒、となると、段々とお互いが空気のような、いつもいる当たり前の存在に感じるかも知れません。
そうした中で、夫婦として仲良く暮らすには、やはり愛がなくてはならないものだし、いつも一緒にいるからこそ、何か特別なことをするわけでもなく、静かに見守る、ということが愛、愛情、というものになると思います。
「この人は今、何かに落ち込んでいるんだな。話したくなさそうだから、そっと見守ってあげよう」という思いやり。
この思いやりこそが、時間はかかりますが最終的には妻の機嫌を良くして、更には心を開いてもらう方法になると思います。
相手も一人の人間という意識
時々、夫婦になると勘違いしている人がいると思います。
「夫婦になれば、何でも話してOK!」
「悩み事や隠し事は絶対NG!」
みたいな・・・。
でも、夫婦の前に相手は1人の人間です。
1人になりたい時、今は話したくない時など、必ずあると思います。
そういう気分の時に思いやることをせず、
「勝手に機嫌悪くなってめんどくさい」
「何かあるなら言えばいいのに」
なんて思うのは、愛情とは離れているし、逆に相手のことを思いやる、見守ることが出来れば、それは愛となって妻にも伝わると思います。
相手が話したくなるまで、悪かった機嫌が戻るまで、いつもと変わらない態度で見守ってあげてみてください。
機嫌が悪い妻のまとめ
妻の機嫌が悪い時は、ホルモンバランスが変わる時や何気ない言葉に傷ついた時などが考えられます。
もしも、機嫌の悪い原因が分からない場合は、「どうしたの!?」なんて何回も聞きだすことなく、「何かあったら言ってね」とサラッといいのけ、いつもの態度で見守りましょう。
夫婦と言えど1人の人間です。
あなたが優しく見守れば、きっと、「あの時、一歩引いて見守ってくれたことは愛情だったんだ」と妻が気づく時が来るはずです。
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