
子供が目の前にいるにも関わらずスマホばかり見てる親。
そして、そんな日々が当たり前になってくると夫婦の会話もなくなってきます。
だって、会話する相手はいつだってスマホだから。
でも、このスマホばかりをいじる習慣は間違いなく家庭を悪い方向へと導きます。
ここでは、スマホばかりをいじってしまう夫婦がどうしてよくないのか?また、スマホばかり見ている生活スタイルの改善法についてご紹介!
スマホばかりの夫婦
スマホって、自分の必要だと思う記事だけ読めたり、自分の好きなゲームだけ出来たりと、とっても便利なアイテムです。
だからこそ、スマホ依存になる大人が多くなるものですが、子供がいる世帯なら、理解できない宇宙語を話す子供の相手をしているよりも、スマホで楽しんでいた方がうんと楽、というのもありますね。
では、スマホばかりいじっている夫婦は何がいけないのでしょう。
視力が落ちる、とまではいいませんが、一番問題なのは夫婦としての会話がなくなってしまうこと。
夫婦の会話は必要?
妻、旦那ともスマホばかり見てる。
そうなると当然夫婦間の会話もなくなってしまいますが、夫婦としての会話は必ず必要です。
なぜなら、夫婦、という形で一緒に生活を共にするのであれば、そこにはお互い心を通じ合わせることがとても重要だからです。
心を通じ合わせる必要がない、となれば、それはもう夫婦ではなく、単なる同居人同士みたいな関係にもなってしまいますよね。
スマホを相手にしているだけでは会話も少なくなり、つまり、夫婦で心を通じ合わせることができなくなる。
また、もしも夫婦どちらかが相手に話そうとしているのに、スマホを見ながら会話をすれば、いくら夫婦と言えどもいい気分はしませんし、人としても失礼な感じで、心を通じ合わせるどころか、「あなたには関心がないんだよ」と暗にメッセージを伝えることにもなりかねません。
目線も合わせずに会話するなんて・・・
スマホは確かに便利ですが、気が付かないうちに、こうした関係になっている、なんてこと、ないですか?
実は、私の夫も昔はスマホゲームが大好きで、会話しながらでもゲームをしようとする人でした。
もしかしたら「目を合わせず話すことは失礼なこと」と気が付かずにこれまで来てしまっているのかもしれません。
スマホを触りながら話すことに対して、良くないこと、と思っていなかったようです。
私は夫婦でありながら、その時すごく「この人、失礼な人だな」と感じてしまいました。
“人の話は目を見て聞く”
話すときは相手の目を見て話せ、って、学校でも家庭でも一度は教わるようなところですが、大人になっていく中で忘れてしまう場合もあるようです。
私はついつい情けなくなって、実は旦那様に説教したことがあるんです。
まるで小さな子供に「これはいけないことなんだよ」と諭すかのように、「人が話している時は、相手の目を見て話さないと、相手に対して失礼です」と・・・
もう自分でさえも、「なんでこんな人と結婚してしまったんだろう」と思うほど情けなく思いましたが、これもひとえに、この人は私の愛する旦那様、この人と一緒にいたい、会話で心を通わせたい、と思うからなんです。
男性よりも女性の方が会話好き、というか、会話によって心を通わせる、というところが強い傾向にあると思いますが、そうした点もこのお説教にはあったかと思います。(ので、旦那様、あの時は気分を悪くしたかもしれないけどごめんなさい。大好きだよ!とフォロー入れときますね(笑))
子供への影響は?
スマホばかりを構ってる親を見て育った子供、特に影響はないのか?と言えば、勿論ないわけありません。
子供は、スマホばかりを触っている親に対して、何と思っていると思いますか?
「スマホばかり見てて、ちっとも自分のことを見てくれない」
「もっとこっちを見てよ!」
そうです、子供っていつでも親に自分を見守っていてほしいんです。
「お父さんとお母さんなら、100%いつでも守ってくれる」という安心感がほしいんです。
にも関わらず、子供が「お母さん、今日ね・・・」と話し出してもスマホを見ながら子供の目を見て聞こうとしない・・・。
これでは、子供の心は満たされません。
結果、とても寂しい子供、いつもいつも寂しい心を抱いたままの子供になってしまいます。
寂しい思いが心の中にたまり、親からの愛情で満たされなかった子供はどんな大人になるのでしょうか?
よく聞くことの1つに、社会に出てからも人とのコミュニケーションが上手く取れない、とか、我慢が出来ない、何か問題にぶつかった時に壁を乗り越えられない(耐久力がない)というものです。
つまりそうした子供は、大人になってから苦労するのです。
今の親である自分の態度が、子供の将来にそうした影響を及ぼすとしたら、どうでしょうか?
自分の子供には、しっかり前を向いて力強く生き抜いてほしいですよね。
そう思うなら、旦那、妻の間も勿論、子どもに対してもしっかり目を見て話す、会話によって心を通わせる、ということを考えて行きましょう。
スマホも便利で楽しいですが、子供がいる前では極力スマホは見ない、使わない、という習慣を付けて行くのが良いですね。
改善するにはどうしたらよい?
でもそうはいっても、便利で楽しいスマホ。
なかなかやめられない、という場合も多いと思います。
「スマホ依存症」なんて言葉もあるくらいです。
でも、だからって、その内なんとかする、など気長に考えていると、知らず知らずのうちに会話のない家庭になり、心も通わず、気が付いたら一つ屋根の下にいるだけで、実はお互い無関心で家族はバラバラ、ということにもなりかねません。
では、改善するとしたら一番の方法は何か?
それは「夫婦の約束事として、スマホを見るタイミングを決める」こと。
例えば、
「家庭でスマホを使ってもいいのは何時から何時」
「子供が寝静まった後からスマホのゲームは行う」
「子供がいる場合は、たとえ仕事上の電話が入ってきても、子供に謝ってから別室で話す」
などなど、一定のルールを決め、スマホを各々が一人で勝手に見て勝手に暮らしている、という状態からスマホを追い出す時間を決め、一緒に話す、一緒にTVを見る、など、一緒に何かをする時間を増やすこと。
子供がいれば子供に対して、「スマホよりもあなたのことが何よりも大切なんだよ」ということを伝えるられる時間を増やすようにする。
ちなみに私の場合も夫とスマホを使うことについて約束をしています。
「子供と一緒に遊んでいる時やテレビを見ている時には、スマホは手元に置かない」
私の家庭は旦那様と子供がいるので、まずは子供に対してスマホの影響をなくしたいことから、こうした約束を夫としています。勿論夫婦ともども実行してますよ。
私の旦那様は以前はスマホゲーム依存でしたが、この約束のおかげか、子供達は旦那様ににべったりです(笑)
子供との会話が増えた、スマホを見てない分、子どもたちを良く見るようになった(子供たちから見れば父親が見てくれていることが良く分かるようになった)ということになるのでしょう。
そうしたところを見るたびに「そうそう、こういう家庭が大事なんだよね」と、密かに心の中で思ってます。
スマホをつい触ってしまう夫婦の皆さん、ぜひ夫婦お互いのためにも、子供のためにも、スマホを手元に置かない時間、作ってみてくださいね!
スマホばかりの夫婦まとめ
- 日ごろから家庭内でスマホばかり見ているとしたら、実は夫婦ではなく単なる同居人になっていることもある
- 子供がいる/いないに関わらず、夫婦でいるには心を通わせることが絶対必要。そのためには目で見て会話する(スマホばかり見ていない)ということに気を付ける
- スマホばかりの状態から脱するには、家庭内でいつスマホを使っていいか、どういったときにはスマホを使ってはいけないか、といったルールを決めよう
- 子供がいれば尚更子供と会話する、子度を見る、ということができるように、スマホを使っても良い時、良くないときのルールを決めるのが良い
スマホはとっても便利で、今や普段の生活からなくなることは考えられないぐらいだと思います。
中でもやっぱりゲームやツイッター、インスタなどのSNS。
ネット上では、そうしたことばかりに熱中してしまうスマホ依存症などが話題にもなりますが、まだ結婚前の独り身ならよいのでしょう。
それでも改定を持ち夫婦となり、更に子供が出来たりと、一緒に同じ場所に暮らし生活を共にする人がいるとしたら、スマホは時として害にもなり得ます。
スマホがどうの、というより、一緒に暮らす人に目を向け、目を見て会話する時間を大切に考えて、その時間を意識してどのように確保するのか、を考えて行くのが大切なことだと思います。
そうした大切な時間、もしスマホばかり見ていることで持てない、としたら、スマホを使う時間帯や使っても良いシチュエーション、逆に使ってはいけない時間帯や場合など、ルールを決めるのが一番だと思います。
まずは大切に想う人と大切な時間を過ごせるようにする、その上でスマホとうまく付き合う、といった工夫をしていきましょう。
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