女性部下が不機嫌、反抗的で大変!?その難しい扱い方と解決法とは?

不機嫌だったり反抗的な女性部下。
どうも話しづらい、怖いよー、と、仕事の現場では非常に手ごわい存在ですが、そんな部下はどう扱えばよいのでしょう。

そもそもなぜ不機嫌だったり反抗的だったりするのか、理由が分かれば解決策も見えてくる、というものです。

ここでは不機嫌な女性部下、反抗的な女性部下について、その理由や背景、そして扱い方などの解決策を見て行きましょう。

反抗的で不機嫌な女性部下は難しい

職場の雰囲気を良くするためには上司と部下の関係が良好であることが何よりも望ましいものですが、これが結構大変、というか重要であり非常に難しい部分です。

部下が反抗的であったり、常に不機嫌であったりすれば、たとえ上司・部下の関係でも良い反応が返って来づらい、ということにもなりますね。

また、それを改善しようとしても、部下が女性であったときには扱いが更に難しくなる側面があったりします。というのも、男性、女性の大きな違いの1つに「セクハラ」という問題があるからです。

下手に何か言おうものならば、それがセクハラ(またはパワハラ)だと言われ、人事や総務に訴えられる、ということが考えられますが、ではそのような難しいケースでどうするべきか。

まず最初にやるべきは、問題の根本原因となる「何故反抗的なのか」「なぜ不機嫌なのか」を探ること。

反抗的で不機嫌な理由や背景

承認されたい

部下が反抗的、不機嫌、といった背景に、

  • 自分の仕事を評価されたい、
  • 軽く見られたくない

という「承認欲求」であるときには、「正当な評価を得ることが出来た」と部下が感じたならば、周囲に対して攻撃的になることはなくなります

もちろん「承認されたい=自己評価が高い人間」が必ずしも正しいことをするわけではないため、承認欲求を満たすためになんでも認めれば良いというわけでもありません

  • 話をよく聞いてあげて、認めるところは認め、
  • 間違っているところは上司として指摘し改めてもらう、

こうした毅然とした上司、そして包容力のある上司としての態度が、反抗的である部下の態度をも軟化させることにつながるものです。

思い通りにならないと気が済まない

承認欲求に近いもので、「自分の言うとおりにならないと気に入らない」という性格の場合もあります。非常に難しいパターンですが、そういった性格の部下に対して、良し悪しを直接ダイレクトにぶつけると、

  • 自分が否定された

と感じてより反抗的になってしまいます。

自分のルールで物事を動かそうとするので、それを正そうと真正面からぶつかれば、激しい反動となり、反発として返ってくる、ということも良くあること。

この「思い通りにならないと気がすまない」といった性格は、生まれつきであったり、家庭環境など様々な要因が考えられますが、どんな理由があるにせよ、もう大人として人格が形成されてしまった後では、性格を変えるということは困難というよりも不可能といえるでしょう。

ということから、

  • まずは部下の考えをきく。
  • その上で、聞いた内容を元に最適な答えに導けるように、やんわりとアドバイスをしていく。

気を使いながら仕事をしていくことになりますが、不機嫌な態度を四六時中とられるよりも、表面的にでも落ち着いた状態で仕事をしてもらう方が断然良い、ということで、ここは踏ん張りどころとなりますね。

女性の場合はより慎重に

女性の場合には、男性にはない生理というものがあり、個人差はあるのでしょうが、PMS(生理前症候群)が重いときには、イライラが隠せなかったり、不機嫌、反抗的にになったりします

PMSは女性ホルモンの増減によって引き起こされるものですから、態度が悪い、不機嫌な状態になるのは本人の責任ではない、ということにもなりますが、それで仕事に影響が出てくるのは考えもの。

それに対して発言すれば明らかにセクハラになってしまい、ことはあらぬ方向に行かないとも限りません。

  • これに関してできることは、まず理解すること

男性だから分からない、というのではなく、PMSとはどういうものであって、何に苦しんでいるのかを相手の立場も分かるように理解しようと努力する。それで女性部下の状態も理解が進み、仮に相談してきた時には、悩みを理解し共感してあげる、といった態度で接することで変化が出ることもあります。

誰でも「自分のことをわかろうと努力する人」には好意を持ちますよね。

相手が部下、しかも異性であっても、分からないなりに努力している姿勢が感じられれば、反抗的にならず話を聞こうという態度に変わろうというものです。

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多面的な視点が必要

ここまで見てきたものは、女性部下の不機嫌、反抗的になる理由ですが、物事は一方的な理由で起きることは少なく、複数の要因が複雑に絡み合って起きるものです。とすると、

  • 部下だけでなく、実は上司である自分にも、部下がそういった態度をする要因があるのではないか、

と分析する姿勢も必要となりますね。

例えば、上司本人はあまり気が付きにくい部分として、年齢が若いのに管理職に出世した、などがあげられます。この場合、肩書よりも軽く見られてしまう、ということにもなりますが、指示、命令を出したとしても同年代、年上の女性部下などからは、

  • なぜ自分よりも若い人間の言うことを聞かなければいけないのか、

という不満がでてしまうものです。

出世するかどうかは会社が決めることですし、上司の年齢が若くても仕事上では立場というのは守られなければ、仕事はうまく回りません。

部下が年上の女性(男性でも同じですが)では、

  • まず人として年長者に対する敬意の気持ち、
  • これまでの経験を尊重する態度をまず見せること。

その上で仕事としては、上司部下の関係で指示、命令をすること、という態度で接すれば、不満を軽減でき、不機嫌、反抗的な態度をなくすこともできるでしょう。

自分本位な上司になってないか

また女性部下が特に反抗的になる要因として考えられるのが「自分本位な上司」。これはとても危険です。

「自分本位な上司」「肩書を前面に出す上司」は、上から目線でものを言ったり、部下は自分の言うことをすべて受け入れるものだとばかりに何も考えずに思いつきで命令をする、などでは、部下は当然のように上司の事を

  • 薄っぺらい人間、
  • 指示に従うには値しない人間

と認識します。

そこで出て来るのは「無能な人間の下で何故働かなければならないのか」という感情。これでは当たり前のように不満が出てきます。

こういう権力を笠に着るタイプの人間であったときには、実は自分で気が付きにくい、という場合も多く、周囲から諌められても「自分はそうは思っていない」ので態度を改めることはまずない、ということにもなりますね。

確かにそういった人はいる。でも自分はそんなことはない!と思っていても、

  • どこかでそう思わせる態度をとっていないのか、冷静に振り返ってみる、

という姿勢が大切です。

自分のことは自分ではなかなか分からないもの。

人間性に疑問を持たれしまうことは非常にマイナスです。そうでない上司が言う言葉と同じことを部下に言っても「セクハラ」「パワハラ」と受け取られたり、そもそも指示、命令を素直に聞く、ということが難しくなり、情報の伝達が正しくできずにミスを誘発する、ということにつながります。

普段の言動で問題になるようなことがないのかを考えてみる。自分に限ってはそんなことはない、と思わずに、改めて一度振り返ってみるのが良いですね。

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コミュニケーションをとることが一番重要

これらのことを踏まえれば、まずコミュニケーションをしっかりとること。反抗的だったり不機嫌だったりする部下と話し合い、どうしてそのような態度をとってしまうのかを尋ねるのが第一歩。

勿論「不機嫌だね」「反抗的だね」なんてネガティブオーラ満載の質問はだめですよ。

大元には部下の不満があるので、

  • 仕事を進める上での不満はなにがあるのか、それをざっくばらんに話してもらい、
  • 1つ1つ解決していくことで部下の態度も改善されていく、

というものです。

そのうえで不機嫌でいること、反抗的であることが、職場に悪い影響が出ていることを伝え、仕事をするときには社会人として相応しい態度でいるべきであると伝えて行きます。

それでも態度が変わらず、会社の就業規則に反している部分があるときには、経験値の高い総務や人事に相談して対処していくのが良いですね。

物事は大きくして小さく収めよ。

事が大きくならないうちに周りの人を巻き込めば、物事は小さく収まる、ということです。第三者、しかも経験値の高い総務や人事と相談することも恐れず、最善の道を探っていきましょう。

この記事のまとめ

  • 反抗的で不機嫌な理由や背景
    • 承認されたいという欲求
    • 思い通りにならないと気がすまないという性格
    • 女性の場合は女性特有の理由もある
  • 多面的な視点が必要
    • 上司にも何か理由があるのでは、と振り返ることが重要
  • 解決策
    • コミュニケーションをとることが一番重要
    • 認めるところはしっかり認め、正すべきは正していく
    • 思い通りにならないと気がすまない性格の場合には、部下の話を元に最適な答えに導けるように、やんわりとアドバイスをしていく
    • 不満な点などを聞き出し、1つ1つ解決していくことで部下の態度も改善されていく

部下が反抗的、不機嫌、どう扱えばよいか難しい、困る、といっても、ただ困るなー、と言っているだけでは改善できるものではありません。

物事には必ず原因となるものがあるはずだ、と、その原因を探るのが第一歩。その上で対応を1つ1つ図っていきましょう。

この1つ1つの努力が、いずれ「私の上司は尊敬できる!」「私の上司は素敵!」というものになりますね。頑張って行きましょう。^-^)

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